2008年05月14日

京都吉兆が北海道へ進出とは

読者の方からのメールを見て驚きました。この時期に(といっても前から決まっていたのでしょうけど)、京都吉兆がウインザーホテル洞爺に出店するというのです。昨年名古屋へ出たばっかりなのに、翌年に北海道とは私には無謀に思える営業展開であります。
今年初めに同じ京都の有名店「美山荘」が撤退したホテルへの進出ですから普通は躊躇するはず。「美山荘」の撤退の原因を洗い出し、改善できると判断したのでしょうか。
摘み草をウリにした料理店が北海道の地を選んだことにも疑問でしたが、吉兆も大丈夫なのか。タケノコ、松茸、グジ、鱧、鯛、松葉蟹、京野菜など京料理の主役を張る食材は「新鮮さ」が命。東京の店が絶対かなわないのは、朝摘み、朝漁(間人蟹などは正確には前の晩でしょうか)の食材をその日のうちに提供するというのが大きな利点であります。でも北海道では難しいでしょう。
では北海道の食材を使うのか。北海道には北海道のすばらしい食材があると思いますが、これを使いこなす経験を果たして積んできたのでしょうか。
あまりの急膨張からか、名古屋店のクオリティの低さに驚いた友里でしたが、北海道の店の人材は大丈夫なのか心配です。

昔ウインザーへ行ったときタクシーの運転手から「このホテルは東京の人より関西の人が良く来る」と教えてもらいました。
今でも関西の方が多いとしたら、北海道まで来て京都吉兆の料理が食べたいものなのか。サミット主催決定後、外人客が増えたとのことで外人観光客をターゲットにしているならば、吉兆ブランドもある程度受けると思いますが、そう何年もサミット効果が続くとは思えません。
徳岡家には、湯木貞一翁の「店と屏風は広げすぎたら倒れる」の言葉が伝わっていないのかもしれません。

もう一軒、勘違い進出の店がありました。なんと「久兵衛」も出店とか。
http://web.spaz.jp/hotnews/879

4/25からの営業となっていますが、今現在のホテルのHPでは、寿司屋は「わく善」だけであります。
http://www.windsor-hotels.co.jp/toya/contents2/res_index.aspx

北海道の寿司屋が出店しているのに、銀座からもう一軒寿司屋を引っ張ってきたのか。ホテルのこの営業方針、私にはまったく理解できません。


2008年05月13日

「モウラ」更新しています

コメント欄への書き込みが少ないとアップしたら、沢山の書き込みをいただくようになりました。お返事を書き込むのが大変です。
友里殺すには刃物はいらず、コメント殺到させるだけでよい。返事に大方の時間を費やし、ブログやコラムに手が回らなくなるからです。

さて、コメントで気になるものがありました。「万歴龍古堂」のところですが、
・「宮下」とは何の関係もありません。
・「イエローデータ」とも何の関係もありません。
・和風ダイニングは狙っていません。
というものです。
http://tomosatoyuya.moura.jp/?p=43

コメント欄に書きましたが、「宮下」などをプランニングした「イエローデータ」の幹部(スタッフ)の一人の三好賢治氏がオーナーであると書いただけです。
またあの店構え、誰が見ても「ダイニング」でしょう。他人から「狙っている」と思われて当然だと思います。
どこを訂正して謝罪しなければならないのか、皆様からご意見をいただければ幸いです。

さて、「モウラ」に人気で予約が取りにくい「アロマフレスカ」をアップしております。はやくも沢山のコメントをいただいております。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/


2008年05月12日

ヨイショライターや評論家には矜恃がないのか

ライター&エディターの関谷江里さんが「ぎをん か波羅」から報酬を得て店宣伝に徹しているようだといった問題点を提起したばかりですが、実は他にも似たようなことをやっているライターがいるようです。

梅谷昇氏、昨年雑誌で顔を隠した写真を見ましたが、その前に顔を晒していましたからまったく意味ないパフォーマンス。
その梅谷さんの身内(妹さん)が西麻布の「霞町 一(ぴん)」をやっているという情報をいただきました。本人も店に出ることがあるとか。
小石原はるかさんも母親が経営する西麻布の店(一つ星鮨屋 「真」と同じビル)を雑誌で紹介していましたから、この手の話はフードライターでは当たり前のことなのでしょうか。
しかし、身内が店をやっていて遠慮なくそれを取り上げるライター、もしくは間接的に他のライターに紹介させるという行為、いかがなものでしょうか。

関係している店を悪く言われたくないから他店の評価に手心を加える。または逆に無意識に他店に厳しくなる、など冷静に他店を評価できなくなるのは誰でもわかるはずです。
ビートたけしも「おすぎ」に対して、「コマーシャル料もらって特定の映画を宣伝している奴が映画評論なんか出来るか」といった問題提起をしていましたっけ。他人の映画をボロクソに批判する映画監督が、イマイチ説得力がないのも同じことです。
しかし、フード・グルメ業界にはこんなみっともないことが堂々とまかり通っていますから、このような常識や自浄作用が働かない、閉鎖的というか時代からかなり遅れた業界であると考えます。

飲食店ライターやレストラン批評なんて資質に関係なく誰でも出来ることは、マスヒロさんや犬養さん、オコチャマだけではなく、この友里やJ.C.オカザワ、そして数え切れないほどの自称ライターの存在で立派に証明できます。
つまり、ハードルが低いというか、レベルが低いというか、プロアマの差がまったくないというか。
そんないい加減な業界に「矜恃」を求めること自体が無意味なことなのかもしれません。

それでも私は声を大にして言いたい。そろそろ友里征耶に突っ込まれるような「みっともない行為」を封印したらどうか。タダ飯、タカリ、口利き料、ピンハネ、お車代、リベート、キックバックなどこの業界には自慢できない噂が蔓延しております。