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2008年07月24日

メタボ対策が必要になりました

岩手県北部でまたまた大きな地震があったようです。建屋に大きな被害はないようですが、負傷された方もかなりいらっしゃるようです。どうしてこんなに大きな地震が立て続けて起きるのでしょうか。
被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。

さて最近急に気がついたのですが、お腹の廻りに違和感。パンツのウエストサイズは変わらないとおもうのですが、確実に弛んできているのです。認めたくないのですが、太ってしまった。
意識して筋トレ、有酸素運動、球技をやっているので安心していたのですが、連日の外食の為か体重も2キロほど増えたまま戻りません。
毎晩のお酒がいけないのか、頼む料理が多すぎるのか、たまに行く「食べ放題」の影響か。
でも「モウラ」のコメント欄の炎上によるストレス太りではありませんから安心ください。自分で言うのも何ですが、読んだ瞬間はムカッとくる時もありますが、結構楽しんで書き込んでおります。ムキになって絨毯爆撃されているアンチの方がストレスたまっているのではないでしょうか。

ここしばらく、「モウラ」や年末の出版のため平日の外食は続けなければなりません。ミシュランと違って必ず「夜」の料理を食べることにしており、平日は本業がありますからジムで汗かくこともままならずメタボ対策としてとれる方策は限定されます。夜のお酒を減らす意志の力もありませんし。
つまり一日の摂取カロリーを減らすしかない。朝だけではなく、昼も極力カロリーをとらないことしか対策はないと思うのです。
かくして一日1食の生活がここしばらく続くことになりそうです。
何かもっと有効な対策があるでしょうか。

2008年07月23日

ザガットサーベイの存在意義は?

私はミシュラン批判で、「調査員各人の嗜好や意見が見えないので参考にならない」と言ってきました。
嗜好はその人それぞれなので絶対はありません。ですから、評価をしている人の発言や評価傾向をみて自分に合うかどうかで参考にするしないを決めることが重要だと思います。顔を出していなくて覆面でもいいのですが、どんな嗜好や意見の持ち主かわからない人が合議で評価しても、意味ないのではないか。そう言う意味では、東京版だけではなく、本家も含めて本当は役に立たないガイドであったかもしれません。ミシュランについては後日詳しく述べてみたいと思いますが、今日は同じく評価人の嗜好などがわからない「ザガットサーベイ」を取り上げます。

こんなことを書くとまた敵を増やすことになるかもしれませんが、「ザガットサーベイ」は「ミシュラン」より使えないのではないか。
まずは評価する人の嗜好、意見がミシュラン同様まったくわかりません。また、評価する人の数が店毎に違う点も問題です。分母の桁が違った平均点の比較など意味がないのではないか。一般客参加型ですから、店側の「サクラ」など組織票が紛れ込んでいる可能性も否定できません。
それに一般客参加型の店評価システム、ネットではタダでチェックできてしまいます。口コミグルメサイトです。「アスクユー」や「食べログ」がありますから、「ザガットサーベイ」の存在価値が薄れてきていると考えます。
口コミサイトでは、各人の意見が載っております。彼らの嗜好や評価傾向がわかりますから、自分と同じような嗜好の人の評価を参考に出来ますので、これは顔がわからない「ザガット」よりはるかに使い勝手がいいと言えるでしょう。
おそらくアメリカでこの手のガイドが産まれたときはネットの口コミサイトがなかったのでしょうが、今となっては情報量や掲載店数ふくめて一般客参加型の店評価システムでは、出版本はネットのサイトにまったくかなわないと考えます。

2008年06月26日

偽装発覚など不祥事が止まりません!

なぜ次々に食品の産地偽装や料理の使い回しが明らかになるのでしょうか。バレないと思って続けている、やめられない、と言ってしまえばそれまでですが、この内部告発ブームが続く限り、いずれは発覚するということがおわかりになっていないのでしょうか。
飛騨牛偽装の会社はついにブランド豚の偽装まで暴露されてしまいました。今朝のTVでは、以前から噂されていた鰻の産地偽装の発覚もみ消しが大々的に流れています。
今回は中国産を詰め替えて一色産にしてしまったそうですが、台湾産でも疑いがあると聞いたことがあります。
今回の発覚が最悪なのは、偽装発覚を避けるためか架空会社などを間に挟み、発覚しそうになると1000万の口止め料など現金での隠蔽をはかったことであります。
なんと思慮が浅いというか、すでに疑われている段階で現金で事態が収拾できると考えたこの魚秀の社長の往生際の悪さに呆れてしまいました。この会社、もう信用回復は無理でしょう。

また「しゃぶ菜」という店では肉の使い回しが発覚しました。食べ放題で残った「手つかず?」の肉を他の客に使い回していたというのですが、よく考えればどこでもありそうな話であります。刺身と違って「加熱」しますから大丈夫だ、とこんなことをやっている店は他にもあるかもしれません。「食べ放題」業界には打撃となるニュースであります。

どうしてこんな偽装や使い回しがなくならないのか。飲食業界の不祥事だけではなく、タクシー券を銀座のホステスに配っていたとされる官僚のニュースを聞いて、私は日本全体が真の意味でのプライド、矜持をなくしてしまったのではないかと考えます。
僻んでいるわけではないですが、官僚がどうして銀座のホステスと交流できるんだ。どこからその費用は出るのか。普通のサラリーマン(官僚の収入でも)が自腹では知り得ない世界だけに不思議でなりません。

利権維持、利益誘導、一円でも多く儲けたい、といった最終的には個人の利益が目的のこれらの行為、わからないでもないですがあまりに節操がなくなっていると考えます。
いずれ取り上げたいと思っている「資格商法」も含めて、どんな手段を用いても稼ぎたい、と思う人がいるかぎり、このような不祥事発覚はなくならないでしょう。

2008年06月09日

LRを着用するなら契約は解消すべき

ミズノはじめ国内3社のイメージダウンが止まらなくなってしまったようです。先週金曜日からの「競泳水着試着レース」の結果を見てかなり驚いた方が多いと思いますが、ミズノの衝撃ははかりしれないものだったのではないでしょうか。何しろ発表したものとは別の「北島専用」を用意しても、1秒以上差が出てしまったのですから。連日「日本新」の最後は「世界新」で締めくくってしまいました。
数え切れないくらいの「日本新」の連発の中、LR以外の水着はわずか1つだけだったとか。私は水着以外に北島選手の「腹回り」に注目してみました。選考競技のようなシビアな時より結構「ぽってり」して緩めの体型なんですね。たぶんこの時期、筋力アップのトレーニングをしていて体を絞っていないのではないか。よって記録を狙うべき体に仕上げていないと思うのですが、そのなかでの「新記録」の連発。恐るべきLRの性能であります。

しょせん短期間でLRに勝るものを開発するのは無理だったということですが、日本水連の「開発依頼」はこの結果を見越しての「契約見直し」への世論作りという「高等戦術」だったのではないかと思ってしまいます。ここまで衆人環視の中「性能差」を見せつけられてしまったら、3社とも何も言えますまい。
しかし水着メーカーを3社に独占させる契約金が各社年間500万円(推定)と新聞記事で知って、その低額さに驚きました。500万円で自社製品を日本代表に着用させられるのですから、良い条件だったと思います。

今の段階でも、ミズノ社長は「北島選手はミズノ製を選んでくれると思う」などと未練がましいコメントを発するのでしょうか。
せめて、「タコヤキラバー」を全面採用しての敗戦ならまだダメージは少なかったかもしれません。スピード社と提携を打ち切って独自路線へ舵を切ってのこの結果ですから、経営判断が甘かったとの批判も避けられないでしょう。

しかし、私は北島選手やミズノの契約社員の選手にも問題提起したい。そりゃ「泳ぐのは私だ」というように、レースの結果責任は本人にあるでしょうが、彼らはアドヴァイザリー契約などによって多額の収入をミズノから得ているはずです。
オリンピック参加が国家事業である以上、一企業のミズノが契約を楯に自社製水着に縛り付けることはいかがなものかと思いますが、選手も他社の水着を着るのなら、資金提供の契約を打ち切る、今までの提供資金を返還する、くらいの矜恃を示すべきではないでしょうか。資金提供を受けながら他社製品を着用するなんて、良いところ取り過ぎます。
歩合制の自動車営業マンを例に挙げましょう。自分の営業力に自信があるのに販売が伸びないのは、他社の車との性能差に寄るところが大きいと考えて、他社の売れ筋の車も取り扱ってしまうという掟破りが許されるでしょうか。実際は、自分の得意客が他社の車を望んだ場合、他社の営業マンと手を結んでマージンを折半する技があるようですが、本来は契約会社への背信になるかもしれません。
営業マンは例え性能が劣っていたとしても必死に自社製品を売る努力をしています。他社の多額の開発資金をうらやましく思いながらも、限られた資金で必死に努力している開発者も企業には多くいるわけです。世には公平ではないツールでもって勝負している人が多いことを北島はじめ選手たちも気づくべきでありましょう。

オリンピックでメダルを取る、金を取る、記録をぬりかえる、といった快挙を成し遂げたら、その選手のその後の人生は一変します。契約金やコマーシャル料はガバガバ入ってくるでしょうし、水連幹部になって老後も生活が安泰となる確率も高い。
それだけ個人的リターンがあるのですから、ここは勝負と水着を変更するならば、それなりの「ケジメ」をつけるのが一見清々しく見えるスポーツマンの取るべき行動であると考えます。
とにかく、ルールで許される以上有利な道具を使うのは当然です。ミズノに対して後ろめたい気持ちでLRを着てレースに臨むより、契約金を返上してすっきりして勝負した方が、結果はより良くなる可能性があると私は考えます。


2008年06月04日

ミシュラン対談裏話 その1  ミシュランは知っていた

週刊朝日の「ナレvs友里」対談をお読みいただきましたでしょうか。読者の方からは、「ボクシングで言うなら、友里さんの「判定勝ち」ですね。コーナーまで追い詰めましたが、老獪なクリンチにKOできず、といったところでしょうか。」というようなご感想をいただきました。
対談は1時間半以上に及んだので、この掲載記事はそのごく1部であります。全部お伝えできないのが残念でした。
そこでその対談の裏話のようなものをシリーズでアップしたいと思います。ただし、言った言わない、になりますので、ナレさんの発言の具体的内容を強調するつもりはないのはご了解ください。

ミシュランサイドが数あるライター、評論家から対談相手に友里を指定したのが不思議でした。批判の急先鋒ですからね。もしかしたら、まったくその存在を知らないのかなとも思っていましたが、当日ミシュランビルへ行って先方が準備万端だったことを知りました。
まずビルに近づいたら、若い男性(広報を手伝っている広告代理店)が近づいてきて「友里さんですね」ときました。
私に会った方はおわかりなのですが、その文面と実際の姿はまったく乖離していて、皆さん驚くのです。これは「写真か何かを持っているのかな」と考えた次第です。
そして会議室でのナレさんと握手しての挨拶の時、いきなりナレさん、「○○さん(私の本名)」と言ってきました。つまり「お前のこと全部調べて居るぞ」と最初から一発かましてきたのです。「すし処 しみづ」の主人も会社に乗り込んできたくらいこんな個人情報、ちょっと調べればわかることなので、このケースもある程度想定しておりましたけど。
対談中も、興奮すると私の本名を連発してきたのが面白かったです。
過去のミシュランに対する私のブログにも目を通したそうで、かなり準備して対談に臨んできたのがわかりました。
(不定期につづく)


2008年05月28日

「すきやばし 次郎」 半生まかないうどん

読者の方からのメールで、この饂飩の存在を知りました。この饂飩について述べているブログも読みました。
http://codawari.info/ginpatsu/archives/2008/05/post_911.html

小麦粉と塩以外に「でんぷんと酸味料」を加えた饂飩に、エキスで風味を、カラメルで色を、調味料で味を整えているという汁。天下の3つ星料理人が堂々とこんなものの宣伝に一役買っていることに興味を抱き、早速日本橋高島屋の地下で購入し、「かけうどん」で試食してみました。

まかないとして使ったら美味しかった、と二郎さんは思ったようですが、添加物の先入観も多少影響有るでしょうが、全然普通というか少なくとも美味しくは感じませんでした。
さば節、かつお節以外に鰹エキスをいれているだけではなく、ぶどう果糖液糖や水飴、MSGはもちろんのことステビアまで混入しております。
まかないと言うことは、若い衆に率先して食べさせているはずです。二郎さんや長男など、もう舌が出来上がったというか、これ以上進歩しない年の人ならまだしも、将来有る若者にこんな添加物入りの物を食べさせて何とも感じないのでしょうか。
給料安くても、せめて食べ物だけは本物(高くなくていい)を食べて勉強しろ、というのが修業先の親心と言うものではないでしょうか。

製造会社に頼まれて仕方なく店名を貸したのか、ロイヤリティーが欲しかったからか、真相はわかりませんが次郎もこの饂飩でとんだミソをつけてしまったと考えます。


2008年05月22日

すごいイケイケ路線だけど大丈夫?

「ワインプライス革命」と自称していますが、業界では「革命的な話題」になっていないと思われる「ひらまつグループ」。
ここ数年で、ASOブランド、ボキューズブランド、コンランブランド、リルブランドでいくつ店を増やしたでしょうか。
調理人やソムリエなどサービススタッフの質低下なく増員できているのか心配なのですが、今後もまだまだ増殖を止めないようです。

まずは2008年9月期中間決算説明会資料をご覧ください。
http://www.c-direct.ne.jp/public/japanese/uj/pdf/10102764/20080512152496.pdf

今期の売り上げ目標を100億円とし、既存店の増殖に加えて新たなブランドとの提携で5年後には150億円、低価格業態への進出、周辺事業へのM&A、更に「ホテル事業」への進出をも視野に入れて最終的には売り上げ300億円、経常利益30億円を目指すとしております。
まだまだイケイケ路線を終了して軟着陸をはかる気はないようです。

しかし世界的に見通しが立たないこの経済事情で、こんな強気の姿勢、大丈夫なんでしょうか。

今期9月期(中間)の数字を見てみますと、売り上げは50億あまり。前年度と比較して売り上げは33億円から50億円と急増しています。増収は、昨年度以降売り上げに貢献してきた新店(ボキューズ系、アイコニック系、リル系など5店舗)が稼ぎ出した数字で、既存店は売り上げに変化なし。
これはキャパ営業(箱物営業)の宿命でして、ゴルフ場もそうですが大幅な客単価の値上げを断行しない限り売り上げは頭打ちになります。成長性を見せたいため売り上げ増が欲しい経営陣が多店舗展開に踏み切る大きな理由なのですが、既存店(つまり古くなっていく店)の集客力の低下を考えると両刃の戦略と言えるでしょう。
集客数を見てみますと、新店のおかげで10数万人から30万人と3倍近くの増大ですが、売り上げは5割増ですからグループ全体としてはかなり「客単価」が低下していることになります。しかも「ブラッスリー ポール ボキューズ」が集客数の増大(17万人くらい)の70%を占めるという偏りです。
一般営業(普通のレストラン営業だと思います)と婚礼営業の割合は5:5から6:4と粗利の稼げる婚礼営業の割合が低下。
婚礼が出来ない「ブラッスリー」が集客増大の主体ですから当たり前です。
今後もブラッスリーを名古屋に出し、低価格業態に進出したらますますこの傾向は強くなるでしょう。粗利の稼げる婚礼事業の箱として「ジョージアン クラブ」は喉から手がでるほど欲しかったのだと思います。

今回「ワインプライス革命」で、集客増の貢献店「ブラッスリー」の更なる集客強化を狙わなければならないお家の事情を図らずも露呈してしまったわけですから、単純に客だけ呼ぶため店数を増やせば良いというわけではないようです。

昨年「カフェ デ プレ」からビストロ料理店に変更した「カフェ&ビストロ デ フレール プルセル」は今年になっていつの間にかビストロをやめてしまっておりましたが、この24日より1階を「カフェ デ プレ」に戻し、地下を「キャーヴ ド ポール ボキューズ」として再出発することになっております。
西麻布の「レゼルヴ」もいつの間にか「キャーヴ ひらまつ」に変更されています。既存店の中には厳しい店もあるようです。
スクラップ&ビルドという言葉もあります。ただ単純に増やせば良いというものではない規模に「ひらまつグループ」は達してしまっていると私は考えます。
イケイケ路線は、増殖による調理人やサービススタッフの質低下、既存店の陳腐化、ブランド同士の客の取り合い、多店舗展開イメージからの飽和感による客離れ、などのリスクをどう回避して規模の拡大を続けていけるのか。
まずは5年後の150億円売上、ROA10%以上の高収益な企業集団になっているか、お手並み拝見であります。


2008年04月16日

関谷江里ってダレ?

何人かの読者の方からのメールで、掲題の質問がありました。今月8日、14日、15日と3回取り上げさせていただきましたが、彼女、東京方面ではあまり知名度はなかったようです。
「ヨイショライター」のウォッチャーである友里は何年も前から知っていたので有名人だと思っていたのですが、それほどでもなかったということは、関東に人はかえってラッキーでした。変な店の紹介で惑わされる可能性が少ないからです。

しかし関西、特に京都での知名度、いや影響力は絶大のようです。
京都の恐らく料理人の方と思われる実名列記の「辛口ブログ」をまずはご覧ください。
http://ameblo.jp/grm/

私の元弟分の麻生玲央氏とこの関谷江里女史が結構やり玉に挙げられております。私も2回ほどお世話になっているようです。
2/29付けのブログには、関谷女史に紹介されると味や価格に関係なくマスコミに注目され人気店になってしまう、とその絶大な影響力の凄さが書かれておりました。
そんな女史が、自身のブログでここまでやるかと思うほどの全力投球で宣伝しまくっている「ぎをん か波羅」。京都ならこれだけやるとむこう10年は予約が満杯になりそうなバックアップでありますが、果たして知名度ない東京西麻布ではいかがなものか。
http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/cat20126717/index.html

まさか関西からの客を当てにして、経営者が西麻布に出店したのではないですよね。
これから「東京カレンダー」はじめ雑誌に露出してくると思いますが、各雑誌の編集者の皆さん、プレス用の料理だけではなく、一度くらいは自腹で食べてみてから店紹介をしてくださいね。最近は「タダ飯」問題が注目されているんです。タダで食べてもヨイショしなければいいんですけど。

さて、詳細はまだ告げられないのですが、昨日、皆さんが「アッと驚く〜 為五郎」(これ知っている人もう少ないでしょうね)じゃない、まずは驚くだろうある人と対談してきました。一部の信奉者しか感心しない「さとなお」さんのつまらい人脈自慢とは違い、お相手は日頃の友里活動の対象者であります。
果たしてその模様が誌面を飾ることができるか、決定しましたらこのブログで宣伝させていただきます。

2008年03月27日

化学調味料と混ぜ山葵

ネタ不足なのでしょうか、久々にJ.C.オカザワが友里を取り上げてくれました。ヒット数が増えるように以下にそのURLを貼り付けます。
http://www.9393.co.jp/okazawa/kako_okazawa/2008/08_0326_okazawa.html


「語るに落ちた」と勝手に言い切っていますが、彼の反論は昔私が話した「自宅でデパ地下の刺身を食べる時は、付いている山葵かチューブ物を使っている」というものをベースにしただけです。
デパ地下の脂コッテリの養殖刺身には「混ぜ山葵」で充分、だいたい家に本山葵なんて置いているか、というだけのことなのですが、鬼の首をとったように「友里は混ぜ山葵を愛用」と宣伝していただいております。
頻繁に自宅で混ぜ山葵を使って刺身を食べているわけではないのですが、これしか言質がとれないので、悔しくなったら連呼してくるJC。恐らく日刊ゲンダイで「忠弥」を取り上げたとき、名前を出したので青筋立ててきたと考えます。

私は以前から「廉価な店では化学調味料の使用は仕方ない」と言っております。
ただ「使い過ぎ」はいかがなものかと。わからない程度に使用するのが無難ではないでしょうか。
「忠弥」は明らかに使い過ぎと判断しただけ。あそこまで使用しなくても良いと思うのですが、段々使用量に麻痺してきたのだと推測します。通われている方たちが、どれほどその大量さに気づいているかどうか。それを知っても「美味しい」と判断されるのは、人それぞれの嗜好の問題ですからこれ以上何も申しません。

最近は「食育」なんて言葉が飛び交っています。一部の人の「利権」が見え隠れする「事業」にしか友里には見えないのですが、役に立ちそうもない食育インストラクターなんて要請する前に、MSGの投入の有無による味の違いを世に指導するべきだと思います。
そうなったら、まずはマスヒロさんとJCに通ってもらいたいですね。

JCは廉価な食べ物への使用は認めていると言っていますが、これは完全な自己矛盾。「化学調味料混入を判断できない」と自ら告白しているようなものです。
彼が絶賛しているオークラの中国料理店「桃花林」。大変高額なお店ですが、化学調味料をかなり使用しています。高い店でも使用しているのに、なぜ絶賛するのでしょうか。
答えは一つ、マスヒロさんと同じく混入の有無がよくわからないからでしょう。

最後にグラフ社の宣伝です。J.C.オカザワ著「庶ミンシュラン」(1400円)
ミシュラン便乗は友里だけではなかったようです。比較的手頃な220店あまりを星格付けしたガイド本であります。理論的に考えて、この数年での調査では無理な店数と思って中身を見たら、「サテライツ」と称する数少ない取り巻き信奉者たちの助けを借りての編集でありました。
JCの特徴というのでしょうか、「評価基準」が一定しておらず、港区に比べて台東区が多すぎるなと地域に偏りがあり、個人的に親しい店を掲載する(ネットの掲示板で知りました)など問題点はありますが、本家の「ミシュランガイド」よりはお役にたてるガイド本ではないでしょうか。
トモサトブログの読者の方、ご購入、立ち読みともに、返品になって本屋から消え去る前にぜひ一度チェックをお願い申し上げます。
「ドクロ本 第二弾」もいただけるのでしたら、また宣伝させていただきますよ、JC。

2008年03月24日

「モウラ」のコメント欄の不思議

「モウラ」で友里征耶の「星付レストラン ほんとうの味とサービス」が始まって2ヶ月が経ちました。友里ものとしまして初めて「コメント欄」を設けたので、当初は炎上するのではないかといった懸念もあり、かなり注目しておりました。
でも蓋を開けてみてビックリ。炎上どころか、店によってはコメントがまったくつかないのは想定外でありました。
例えば「味満ん」。世間と違って評価を厳しくしたのですが、コメントは現在まで皆無です。世間ではこの高額フグ店、注目度がまったくなかったと言うことでしょうか。

その他「田はら」などでもコメントが入らないのを見て、ネットの匿名掲示板(友里もの)でのスレの伸びの凄まじさを考えると不思議に感じました。最近はかなりエスカレートしてきたようで、「手遅れの癌になりますように」みたいなものまで見かけます。匿名で発信元が突き止められない安心感と、友里憎しの感情がおさえ切れないのでしょうが、しかし、この「モウラ」のコメント欄にはその手の人たちが見当たらないのです。
恐らく彼らは「アドレス入力必須」に抵抗があり、また「IPアドレス」から特定される可能性を心配して書き込めないだと思います。
口では「モウラの閲覧カウントを伸ばしたくない」などと屁理屈を言っていますが、実際は本人特定の心配から書き込めないだけ。
もう少し大人になって、発展的な書き込みをしていただいたら、世のためにもなると思うのですが、数ある掲示板の中でも「内容のない誹謗中傷だけのレベルの低い」ものになっております。

そんな「モウラ」のコメント欄ですが、想定以上に賑やかだったのが「すきやばし 次郎」でありました。
http://tomosatoyuya.moura.jp/?p=24

友里以外にも、「次郎」がNHKや山本益博氏が煽っているような「傑出」した鮨屋ではない、と判断している人がなんと多いことか。
最近は「常連」も気づいているとありますから、「次郎」の常連客はなんと寛容なのでしょうか。世界一高い時間単価と思われる店へ、半額の「青空」に劣るといわれる鮨を食べに通うのですから恐れ入る次第であります。
表立って「次郎」を問題視する人が多くなってきたということは、東京の飲食店業界が健全な方向へ進み始めたと証拠と言ってしまっては言い過ぎでしょうか。

「ゲーテ」による「タダ飯批判」で、評論家やフードライターたちが目立つ動きが出来ない今こそ、実態はヨイショや宣伝だけの「料理評論偽装」が淘汰されることを祈るばかりであります。

2008年03月10日

タダ飯は要求したことがない

マスヒロジャパンのHPで、山本益博氏は「ミシュラン黒幕説」とともに、この飲食店への「タダ飯要求」を強く否定しております。
http://masuhirojapan.hp.infoseek.co.jp/info2.html

「ゲーテ4月号」の発売からここ数週間、マスコミ関係の方たちとの情報交換からも、「ミシュラン黒幕」を確定できるものは何も得ることはできませんでした。
すべて「状況証拠」というか、マスヒロさんの言動を見ていれば「疑われても仕方がない」といったレベルのものであります。
前にも書きましたが、山本益博氏、過食のオコチャマ共、ミシュランの宣伝に利用されただけではないか、といった見方も出来るわけです。

しかし、
http://masuhirojapan.hp.infoseek.co.jp/info1.html
に書かれているように、今後「訴訟」を含めた何らかの法的対応を幻冬舎や見城社長へ本当にとってくるのか、マスヒロウォッチャーの友里としましては、非常に興味深く見守っていきたいと思います。
だいたいこの手の反論、法的対応をチラつかせるだけで、あとは忘れ去られるのを待つだけ、とする方策が多いものです。何年もかかる訴訟をするということは、この話題を何年も引っ張ることになりますから、営業的にマスヒロさんのメリットはないでしょう。
私が考えますに、他のマスコミが後追いを仕掛けない限り、これにて「シャンシャン」となるのではないか。人の噂もなんとやら、であります。

しかし、マスヒロさんも伊藤章良さんほどではないですが結構老獪なようです。「タダ飯」を店に要求したことがないと断言されていますが、「『タダ飯』を食ったことがない」、とは書いてありません。
阿吽の呼吸で店側が請求書を出さず支払いをしなかった、といったケースが本当に20年以上一度もなかったのでしょうか。またそのような待遇をした店を雑誌や週刊誌で取り上げたことはないと言い切れるのか。
私のわずか5年ほどのキャリアでも、何回か「タダ飯」になりそうな場面がありましたから、皆無というのはちょっと不思議であります。
幻冬舎の追求はピンポイント過ぎて逃げ道がありすぎる。「タダ飯要求」ではなく、「タダ飯接待を受けたかどうか」にするべきだったでしょう。
また、「リョウリ ゲンテン」のように、自らプロデュースしてしまった店を数え切れないほど誌面で取り上げ絶賛することが、果たして「料理評論家」の肩書を持つ人として妥当なことなのか、を正面から追求するべきだったと考えます。

2008年01月18日

伊勢丹 京都展

「モウラ」の店評論、お読みいただいたでしょうか。今後も他のライター、ジャーナリスト、評論家、そしてミシュラン調査員が絶対できない着目点で評価を続けていくつもりです。
ご意見をいただければ幸いです。

http://tomosatoyuya.moura.jp/

さて、今週月曜で終わった伊勢丹の京都展。「祇園さゝ木」と「イル・ギオットーネ」以外のお店の料理も食べてみましたので簡単に感想を述べてみます。

花折
鯖寿司の店です。鯖寿司大好きな友里は、4000円弱の「吟醸」からプレステージの7350円の「吟選火龍巻」の2つを食べました。
これでも他の店より高い「吟選」、普通レベルか。さすが「火龍巻」は立派な厚さの鯖と昆布で美味しかったですが、この価格なら当然であります。かなり高い値付けの店です。

祇園 おくむら
1400円のカツサンドを購入。トマト味が強めで、どこが凄いか分からないサンドでありました。ついでに買ったレトルトのカレーはまだ食べておりません。

はつだ
特選和牛弁当が1680円。ご飯の上にキャベツを敷いて、その上に結構たっぷり牛が載っています。けっこう濃い目の味でした。しかし弁当として1680円はかなり高いと思います。

はふう
ハヤシライスです。玉葱の甘味だけでないように感じる甘さが気になりました。
東京の洋食屋のハヤシの方が美味しい。

たん熊 北店
実演の出汁巻玉子と野菜の炊き合わせ。所詮イヴェント出展物とは理解していましたが、まったく凡庸でありました。

壺銭洋食
お好み焼きを持ち帰り。蒟蒻の細切れがかなり入っておりましたが、ちょっと甘すぎというか、あまり好みではありませんでした。

副業とはいえ、こうまとめてみると結構持ち帰って食べていることがわかります。
所詮百貨店のイヴェントに参加してくる店ですから、CPやクオリティに期待する方が間違っているのでしょうが、話のタネにしかならない出店が多いと考えます。

2007年12月17日

不満だったら実力証明して

先週の夕刊フジのミシュランネタ記事の見出しであります。ミシュラン権威失墜の総責任者ナレ氏と40分にわたる単独インタビューが掲載されていました。
「星の数が少ないことを不満とするシェフが出るのは仕方ない。不満だったら次の年に「実力を」証明してほしい」と述べています。
確かに不満のシェフの中には真の実力が不足している店もあるでしょう。しかし、「森本XEX」やホテルの鉄板焼、「田はら」に星を与えてしまったミシュラン調査員こそ「実力のなさ」をさらけ出してしまっていると言えないか。
欧州人3人の調査員はベテラン、2名の日本人も欧州で修業してミシュランの基準を学んでいる。よって掲載された日本料理店はミシュランの基準で選んだお勧めできるところ、と胸を張っておりました。
しかしこのミシュランの評価基準そのものが和食に対応できないという根本的な問題点を理解していないナレ氏。例えて言えば、ミュージカル評論家がいきなり来日して「ミュージカル基準」で歌舞伎を評価しようとしているようなものです。わかるわけがありません。
また調査員は週に6日、昼夜食事をして年間400〜600回食べているので1800軒の調査は可能だったと述べています。しかし東京の有名店、特に鮨や和食は昼営業していない店が多いのを知らないのか。小さなオーナー店ではないグランメゾン系など規模の大きい店では、昼はシェフが出ていないことがあるのは周知の事実。ランチだけでその店を判断することは難しいのですが、その辺の事情をナレ氏がご存じないのは、「食」ではなくホテル関係の経歴が主体なので仕方ないのかもしれません。
年に600回も外食できるという調査員の「鉄の胃」は認めますが、「鉄の舌」で味がわからないのではないかと指摘されたらどうするのか。自分は大丈夫だ、経験ある、実力もある、という「行った者勝ち」の定則はミシュランでも健在でした。
弁解すればするほど、強弁すればするほど粗が見えてしまうミシュラン東京版であります。先月の熱気があっという間に冷めてしまってマスコミの注目度が激減したので焦って夕刊紙の単独インタビューに応じたのかもしれません。

さて本日はもう一つミシュランネタです。読者の方から教えていただいたSPAの記事からです。
いまある人たちの間で「ミシュランゲーム」なるものが流行っているそうです。
欧州人に見える外人を連れて2名で店を訪問し、調査員になりすますゲームだとか。メニューを凝視する、店内をゆっくり見回しヒソヒソと囁き合う。そうすると店側からにじり寄ってきてサービス料理が出てくるなど特別待遇を楽しむそうです。
これが本当の話だったら、ミシュラン調査員だけではなく日本のお店のレベルも高くはないということでしょうか。

2007年12月14日

勝手にさよならと言う前に

本日もあるブログ(ずこの館)に関するものなのですが、彼の挑発はアンチ友里の方々の意見を集約していると思います。私のスタンスや考え方をあらためて示す意味で良い機会なので、もう一日お付き合いください。

相手にしたら駄目だと何人もの読者の方からメールをいただいたのですが遅かった。JCオカザワからも見境なく噛みつく和製ブラッシーと言われる友里、他人から噛みつかれて黙って見過ごすわけにもいくまいと反論したのですが、オタクと言うかマニアックな「ずこ」さんの勝手な勝利宣言に手こずっております。
この手の人、論争でもなんでも勝手に「勝った、打ち負かした、相手は馬脚をあらわした」と勝利宣言してしまうんですね。結論(勝ったということ)は言うけど、そこまでの理論が成り立っていない。
私は突かれたところを反論しましたが、この手の人は痛いところはスルーして言いたいところだけ言い放ち、あとは勝手に勝利宣言して「さよなら」ですから大人げない。最後は自分の勝利宣言で終わりたいタイプですから、今回私がまた突っついたら、ブログにうっぷんを書きこんでくる可能性もあります。
しかし、葉巻好きで葉巻サークルに所属していると思われる「ずこ」さん。メンバー紹介のサイトを見ましたが、みなさんマニアックな方が多いようです。

私の12日のブログアップで、3つも更新したその慌て様は御愛嬌でしょう。最後の一昨日のブログをメインに突っ込みさせていただきます。しかし、この手の人、いくら打ち負かしても終わらないんですね。多分また勝手に勝利宣言してきます。さよならと言っても。
勝った負けた、は当事者が決めることではありません。それは読者が決めることです。
http://zuko.blog.ocn.ne.jp/zuko/2007/12/post_8f02.html

まず江戸前についてだが、私は、喜寿司や美家古で修行をした纏の故遠藤明さんに学んだ。この店に年間を通じて数限り無く通ったので、江戸前寿司の何たるかは身に染み込んでいる

ここまで言い切る自信はなにが根拠なのか。数多く行けば良いってものではないのは、数万軒訪問の犬養裕美子さん、1万弱の来栖けい氏の舌、言動をみれば一目瞭然。あのMSGに無頓着なマスヒロさんも、代は違うかもしれないですが、美家古の先代から薫陶をうけたと言っています。
同じ講師に習っても、出来不出来な生徒がいるのは学校に限りません。自分で言うのは勝手ですかが、あまりに厚顔無恥というか、自己陶酔というか。こういう自慢をする人に限ってたいしたことないのは定説です。
気候によって、体調によって塩加減の違いや感じ方を楽しんでいると言っていますが、どこかの本の受け売りか。
そんな繊細な人が、西麻布の青木で食べた後、「もつ鍋」を一人で4人前食べますか。過食どころか、無茶苦茶な嗜好です。(11/21付 削除しないでね)

彼は私の店とのコミュニケーション不足を指摘していますが、店での振る舞いを見たことあるのでしょうか。だいたい「鎌寿司」での異質な一人客を私と間違えたくらいですから、勝手に妄想しているのでしょう。
店ではコミュニケーションとっているから、いろいろな料理人の言質をとっているのです。福田和也氏からも以前、「聞き出すのがうまい」と書かれたくらいです。それよりご本人は人とのコミュニケーションがあるのかどうか。一人でニヤニヤしながら主人と駄弁っているのが真のコミュニケーションと思っているのでしょう。
ほとんど一人で同じ寿司屋へ連日通う姿から、家族の匂いどころか友達の匂いも感じません。まして、女性の影はまったく見えない。
毎日寿司屋で記憶がなくなるほど飲んでいるようですが、これで江戸前が浸み込んでいると言われても信じる人は彼の純粋な信奉者だけか。

最後に。私は店と仲良くするだけが「店を育てる」ことだとは思いません。ヨイショとまではいかなくても、煽ても必要でしょうが、店や料理人はもう子供ではなく立派な社会人。しかし常連や自称寿司を究めたと勘違いしている人の甘やかしで勘違いする人も多いわけです。批判的な意見、見方の違う考えを受け入れてこそ進歩があると思います。これは私にもオタクの「ずこ」さんにも当てはまることですけど。

アンチからよく言われるのが、後から文句を言うな、言いたいことがあれば店で言え、です。しかし私は問いたい。後から書かれる絶賛の記事やブログはなぜいいのか。どちらも公平に受け入れる必要があるでしょう。
私も昔は店で言ったこともありましたが、料理人は常連や他の客の手前がありますから素直に聞き入れる余裕がその場ではない。第一、他の客の雰囲気を壊すことになります。「どうですか」と聞かれたら、私なりに意見は言っておりますが、敢えて目立つような行為はしていないのです。
友里はあくまで一見客、一般客の目で判断しております。それを参考にする料理人もいれば、ただ反発するだけの人もいる。最終的には、読者や客が判断すればいいだけだと考えます。。

もう一つ彼がスルーしているのが「舌の麻痺」。漬け込んだヅケを濃い味と評したら「麻痺している」と指摘する理論破壊した思考の方。この点も得意のスルーですあります。
普通麻痺したら無感になるはず。「ずこ」さんの舌は麻痺したら敏感になるというのか。小さい時に濃い味に慣れ過ぎると、「麻痺」して繊細さが判断できなくなるというのが定説です。
こんな基本もわからない(ただ友里を叩きたかっただけ)人が、江戸前が染み込んでいるって信じる人は他にいるのでしょうか。
まさに「言った者勝ち」、この手の人の得意技であります。

そのかわりでっち上げは忘れない。嘘を書くなと題して「鎌寿司」には鮑は蒸しもある、鰺も関アジだはなく真鰺もあったとありますが、それはその日あっただけではないですか。
アワビも鰺も我々のリクエスト。主人がこれしかないというから仕方なく生アワビと関アジを食べたんです。勝手に出されて判断したわけではない。私は真鰺がないなら関アジなんて仕入れなくてもいいのに、という意味合いで書いただけであります。
こういう風に、自分に都合良く解釈し、でっちあげるのがこの手の人の常套手段と言えるでしょう。
だいたい、アワビなんて生で食べてどこが美味しいのか。生で食べた方が美味しい場合は生で提供する江戸前があると言っていますが、鮨屋はその違いをどう判断するのか。肝心なところが書かれていない。詭弁ですね。
こういうアワビだと蒸しより生の方がうまい、という寿司屋の主人がいたら連れてきてほしいものです。

最後に。店と仲良くしても結構、それをブログに公開しても結構。無料ですから読者が判断できます。
しかし人に噛みつくなら、「もう逃げます」とか「訴えるな」とか逃げ道をつくるようなことはしない方がいいでしょう。みっともない。
このブログをアップしたら彼の習性としてはもう一度自分のブログで「勝利宣言」したくなるはずです。

言いたいことは言ったので逃げる、と言っていますが、我慢できるかな、「ずこ」さん。
「ずこ」さん、公約を破ってもう一回勝利宣言をしていただいても構いません。

この原稿は昨日仕上げたのですが、今朝メールを見てビックリ。
なんと13日の21:40付で「ずこ」さんからメールが来ていました。
「言いたいこと言ったから逃げる」、「さよなら」と言っていたのですが、どうやら3連発のブログだけでは憂さが晴れなかったようです。
友里のここ数年の鮨屋経歴や鎌寿司のネタ不足の間違いを指摘するないようでしたが、偶然にも今日のブログで取り上げていますので返事はブログで公開すると回答しました。
この執念深さ、前言を翻して今日にでもブログを更新してくるかと推測します。

追伸
なんと「ずこの館」、友里ネタで更新しています。「さよなら」といって言い逃げ宣言したのに、蛇みたいに執念深いので驚きました。おそらくコメント欄に否定的な意見が書き込まれたので反論したかったのでしょう。コメント書き込み者のプロバイダー元まで調べているようで怖い人です。
これではまた今日も更新してくるのは間違いない。
でもストーカーのようなメール攻撃はしないでくださいね。

再追伸
なんだが「ずこ」さんに釣られて大人げなくなってきました。この人、コメント欄に書き込まれたやや否定的(紳士的です)に対しても喧嘩腰で言い返しています。ヨイショ以外のコメントを受け付けない狭量なら、コメント欄なんか作らなければいいのではないでしょうか。
http://zuko.blog.ocn.ne.jp/zuko/2007/12/post_393c.html
12/9付けのブログのコメントです。紳士的な指摘のコメントにも「外野が五月蠅い」はいかがなものか。自分の価値を落としてしまいますよ。焦っているようですが冷静な対応を希望します。

2007年12月10日

世の中偽装だらけなのか

本日発売の「文藝春秋 新年特別号」(760円)に「驕るな、ミシュラン」のタイトルで無事掲載されているのを確認してホッとしております。202ページから209ページまでの8ページは友里にとってはかなりの長文です。
JCからも文章下手(彼も人のこといえない)と言われている友里ですが、なかなかうまくミシュランの問題点をついていると思います。自分で言うのもなんですが、発売後に色々批判を始めた料理評論家、フードライター、食評論家よりはかなり突っ込んだ論評になっております。
お読みいただきご感想をいただければ幸いであります。

さて読売新聞には連日船場吉兆の偽装問題が載っておりました。特別な専従班でも組織しているんでしょうか。高砂穴子、丹波黒豆、明太子などなど。ただこの船場の話題に隠れていますが、その他の店(会社)でもJAS法違反を含めて次々と不祥事が明らかになっております。
また、飲食業界だけではなくエレベーターや橋梁などの材料の強度偽装なども発覚していますから、世の中「偽装」は当たり前なのではないか。学歴やら家柄の偽装も未だに後を絶ちません。
勿論偽装する側が一番問題なのですが、受け側の意識にも問題があるのではないか。最近の食材の「産地拘り」、異常ではないでしょうか。高額鮨屋だけではなく、居酒屋レベルでも「どこそこの何々です」と産地を強調してきます。しかし、マツタケにしてもマグロにしても鯛にしても産地が判断できる人がどれだけいるでしょうか。全体の1%も居ないと考えます。勿論友里もはっきりわかるはずがありません。
過食のオコチャマ、来栖けい氏は産地を判別できると豪語しているようですが、かなりの妄想癖があるとしか思えません。言うのは勝手ですが、どこのTV番組でもそれを検証する企画をしないのを知っての「行った者勝ち自慢」であります。海外経験なく、引っ込み付かなく未だに「入船」が鮨屋で一番と言っている人です。まともな読者なら真の実力がわかるというものです。
この秋、赤福の賞味期限問題もありました。オコチャマも出入りしている、以前このブログでも取り上げた「日本フードジャーナリスト会議」。相変わらずジャーナリストとはまったく縁遠い人たちを集め、ジャーナリズムをまったく持ち合わせていないような人を講師に呼んで会合を繰り返しているようです。
びっくりしたのはこの主宰者、赤福の会長に講演依頼していたようで、偽装が発覚した後も依頼をキャンセルしないどころかある意味擁護する発言をしていたようです。さすがに元会長が辞退してあきらめざるを得なかったようですが、こんな考えで「ジャーナリスト」という言葉を使用した集まりを主宰しているのですから呆れます。
新たな偽装問題、「名称偽装」ではないかと考えます。

2007年12月07日

西麻布は高額鮨屋だらけ

友里のネタ本の一つ、「東京情緒食堂」を読んで驚きました。進出してきたとは聞いていた銀座「鮨 青木」の支店ですが、同じ建屋の地下にもう一軒鮨屋が出ているんです。その店名は「野じま」。主人は銀座「からく」出身とのこと。
しかし600、700あるという銀座でも同じビルに2軒寿司屋があるビルはそうはないと思います。思いついたのは「さわ田」のあるビル地下に確か旭川だかの寿司屋があったくらい。
それが住宅街の一角にある建屋に鮨屋が2軒。大丈夫なんでしょうか。西麻布の地番には街場寿司ではない予算1万数千円以上のいわゆる「高額鮨屋」がかなり乱立しています。先日のミシュランで星をとって一息ついている店もありますが、必ずしも集客が順調な店だけではありません。そんな激戦区になぜ進出してくるのか。私が思うに隣の六本木の方が鮨屋の数は少ないのではないか。地代が六本木より安いからか、隠れ家的にオープンできるからか、単に物件が余っているだけなのか。
寿司屋(鮨屋)は修業歴がそれほど要求されない職種というのが友里の定説。
「鮨 なかむら」のようにまったく修業していない主人の店もありますし、「さわ田」もそれほどの歴があるわけではありません。件の「青木」もオヤジさんが急逝して継いだはずですから、それほどの期間はないと思います。
つまり、蕎麦屋と同じで短期間で資金とやる気さえあれば独立できる職種なんですね。数年前に鮨屋のオープンラッシュが続くだろうと書いた記憶がありますが、本当にここ数年でどんどん増殖しているようです。
ざっと西麻布の高額鮨屋(寿司屋)を思いついただけ挙げてみますと、
青木、野じま、おすしやさん、藤森、廣瀬、いのうゑ、ゆう田、真、海心、まさ、はせ川、小笹すし、拓、山路、たか、などなど。
今回星がついたゆう田、真、拓もそんなに盛況だったかどうか。そして中村工務店が受け持った「青木」、かなりの投資額になるはずですからCPを期待できないのではないか。銀座の2番手だった人が店長を勤めているようですが、彼もそれほどの歴があったかどうか。確か関内の「はま田」の後に2番手になったはずですから、2番手の歴は数年のはずです。
鮨ブームが相変わらず続いているようですが、客単価2万円前後の鮨屋が同じ地番にこれほど多く存在する現実。フレンチで2万円払う人は少ないのに鮨屋では抵抗感がないというのは不思議であります。鮨ブームで修業に入る若い人も増えていると思いますが、このまま彼らが数年の修業後に独立していけるかどうか、私はこのまま増え続けることなくいずれ見直される時期が来るのではないかと考えます。

2007年11月23日

ミシュランガイド東京版の賞味期限

おかげさまで連日マスコミからの問い合わせをいただいている友里。週刊誌、女性誌、新聞のほか、TV局関係者の方からまで色々と取材を受けました。HPのヒット数も20万を超えています。
ミシュラン発売後に色々と問題や疑問を投げかけるライターがでてきましたが、発売前から問題提起していたのは伊藤章良さん(ここのところかなり宣伝してますから美味しい食事でも一回驕ってください)と私くらいでしたからそこがウケたのだと思います。
いつまで続くかわかりませんが、デビュー直後に続く注目度、こらが「旬」というのでしょうか。ピークを打って転げ落ちるのは避けたい。

さてミシュランガイド東京版、初版は15万部だというから驚きです。「東京いい店うまい店」(文藝春秋社)でも数万部のはずですからこの強気はどこから来たのでしょうか。おそらく派手なパーティや宣伝を乱発してしまったので、15万部は売らないと黒字にならないのではないか。
しかしここ数日のマスコミ露出で売れ行きは順調なようですが、カウントダウンに駆けつけた人の中には、「挙げられた150店はいずれも行ったことがない」という人(川崎市在住)も交じっていたようです。(オーマイニュースより)
全店経験した人はほとんど居ないと思いますが、全店行ったこのない「外食好き」な人も珍しいはず。つまり、ほとんど「飲食店」や「食べ歩き」に興味のない人がマスコミの報道に釣られて購入しているだけだということでしょう。掲載店の予約困難は半年続くでしょうが、業界関係者の方からは、「1週間で話題にもならなくなるだろう」と聞きました。
少なくとも来年末の更新版、これ以上3つ星含めて星を乱発するのか、降格させる店をだすのか、どちらにしても内容的には店の口上を垂れ流しているだけですので、「東京カレンダー」と大差ない。来年以降は発表される格付けリストを見るだけで充分だと思います。


2007年11月22日

ミシュラン便乗組に友里も参加か

ミシュランに便乗し過ぎとマスヒロさんの事を言えなくなりました。良く言えば今が旬、はっきり言えば今がピークでこれから下り坂かもしれませんが、連日ミシュランをブログで否定的に取り上げたからか、注目度が上がり取材の申し込みが増えてきました。
tomosato.net へのヒット数は倍増しまして火曜日は何と28万ヒット。驚きです。取材も増えまして、朝日新聞の他、TV局が2件、月刊誌の執筆依頼まで来てしまいました。
日刊ゲンダイでは緊急企画として「ミシュランを喰う」を毎日掲載。通常の月、水の「行っていい店わるい店」に加えて、今まで紙面のコラムで掲載したミシュラン星付き店をあらためて再掲載しております。昨日は「次郎」で今日は「ロオジエ」です。
星を取ったシェフほどではありませんが、友里、舞い上がっていると言われても仕方ありません。

お世話になった御礼というわけではありませんが今日も〆はミシュランネタです。
読者の方から面白い話を聞きました。
昨日の電車の中でのおばさん同士の会話だそうです。

「どうして、美登利寿司がミシュランの3星にならないのか不思議よね?」
「本当ね!」

地方ではなく東京でさえミシュランに対する認識や知識はこれが一般的ではないでしょうか。
ミシュランガイド総責任者のナレさんがこの会話に対してどう思うか知りたいものです。

2007年11月20日

ミシュランの星格付けをみて

すでにTVなどで発表されていますから、ミシュランの格付けの詳細はご存じだと思います。
私の第一印象としましては、NY版の発刊の際に受けた問題提起を修正し、フランス系の店に甘くせず、全体には大甘で星を乱発してきたなと感じました。
ブログでも書きましたが、来栖けい氏好みの店がカンテサンスはじめ結構入るだろうとの予想が当たってしまって驚いております。

ミシュランならではのサプライズを用意すると思っておりましたがその目玉が3つ星の「濱田屋」でしょうか。私は店名を聞いたことがあるかないか、といった店で、完全なダークホースでしょう。
旅行者に全く向いていない、そして二郎さんと長男の握る鮨がまったく異なるというミシュランが嫌う「料理のバラつき」があるのに3つ星に選ばれた「すきやばし 次郎」。私の予想通りでしたが、「水谷」含めてこの選定に異論のある鮨通の方は結構いらっしゃると思います。
ロブション系列ですが、ジョエルだけではなく、ラトリエ、そしてラ・ターブルまで選ばれてしまったのもサプライズ。ロブションへの配慮か、宅配ピザのフォーシーズへの配慮があったのか。
「さざんか」や「うかいグループ」が選ばれているのはもう御愛嬌としか言えません。
まあ、選定を厳しくして星付きレストランを少なくしてしまったら、ガイドは売れません。星を乱発することによって日本人の購買意欲を誘うとしたのでしょう。
また、店に星をつければ、その店関係者は必ず大量にガイドを購入しますから星を乱発すればそれに比例してガイドは売れまくります。その数はかなりのものだと思います。

色々突っ込みどころ満載なのですが、そのことは機会があったらまたアップしていきたいと思います。
例えとしてですが、まあ、山本益博さんや犬養裕美子さん、来栖けいさんがパリの店の評価本をパリで発刊したようなものでして、あくまでフランス人というかフランスの会社の判断、舌による評価に過ぎないと考えれば、そんなに大騒ぎすることでもないでしょう。
外人にウケる店の羅列と考えればいいだけの話です。

2007年11月14日

高額洋食屋の存在意義

友里はJ.C.オカザワさんとの共著「グルメバトル」などで、都内の「高額洋食屋」の価格設定に関して「いい商売している」と主張しました。ケチャップとチキンの細切れや玉葱にライス、そし誰でも売値を知っている玉子をつかっただけのオムライスが2千円前後、フレンチの煮込みより手間かからないシチュー類が3000円強では、フレンチシェフの立場はないのではないか、というものです。
非常に付加価値があるのが高額洋食だと思うのですが、「ダンチュー 11号」の「洋食屋特集」を見てもっと高い洋食屋が存在していることを知りました。
創業大正2年の本所吾妻橋「レストラン吾妻」です。ランチは値引きがあるようですが、オムライスが3675円、ビーフシチューが4625円、比内地鶏を使ったカレーがなんと5250円です。
このカレー、グランメゾンの「アピシウス」のメインと同等か高い価格ではないでしょうか。行ったことのない店だったのですが、年配常連客で賑わっているとのこと。集客に苦しむフレンチ(もっと安い価格なのに)が多い中、なぜこのような超高額洋食屋が流行っているのか、友里流に考えてみました。

まずはこれら高額洋食屋(いわゆる洋食しかださず客単価が夜5千円以上)の立地を見てみてください。だいたい、浅草など下町、そしてせいぜい銀座ではないでしょうか。
どちらかというと下町には高額フレンチやイタリアンは少ない。予算をあまり気にしない記念日的な食事、または経費で対処できる接待で利用できるフレンチ、イタリアンの店が少ないのではないか。
そしてキーワードは年配客です。いずれの高額洋食屋もそれを支えている常連は年配の方が多いということ。フレンチ、イタリアンより彼らには親しみやすい、馴染みあるのが「洋食」ということでしょうか。ケチャップ、マヨネーズなどわかりやすい調味料も年配客にはありがたいでしょうし、メニューもすべて読めるというか何が出てくるかわかるのも安心です。
本場とは全く違う日本風イタリア料理の「キャンティ」が年配客で相変わらず賑わっているのも同じ理由だと考えます。
いつもと違ってちょっと豪華に、または経費で接待に、といった客や年配の方を中心にしたグループにとって使い勝手がいいのがこの「高額洋食屋」の存在理由であると考えます。
しかしこの先、本場物に近いフレンチやイタリアンを食べなれ、CPにシビアな若者が年配になってきたらどうなるんでしょうか。10年とは言いませんが20年先が心配であります。

2007年11月12日

厨房スタッフの労働時間について

先日都内のフレンチ(友里は過大評価店と判断)で働いていたという方からメールをいただきました。私の指摘の通り、驕った店だったとのことですが、その労働環境を聞いてちょっと考えてしまったのです。前から気づいていましたが深く考えなかったのがこのレストランスタッフの就業時間を含めた労働条件であります。
はっきり言って、堂々と「うちの店は労基法をしっかり順守している」という店がどのくらいあるでしょうか。たいていの店は週に一回しか休みません。ランチをやっている店でしたら、スタッフは遅くとも9時には出ているでしょう。夜は早くても22時くらいまでか。
仮にスタッフのローテーションを組んでおらず1チームだけでやっていたとしたら、労働時間は週72時間くらいになる計算です。(昼休みなど休憩があったとして)これで、時間外手当や有休が満足に確保されていないとしたら、完全な違反となるわけであります。
メールされた方は16時間無休だったと書いてありました。さすがに無給ではないのでしょうが、想像を絶する労働環境だと言えると思います。
普段、料理が内容の割に高すぎる、手抜きで業務用を多用している、と指摘している友里ですが、CPが悪いと判断される店でもスタッフのサービス残業など過酷な労働搾取で成り立っているとするならば、飲食店のビジネスモデル自体が成立していないことになります。経営者やオーナーシェフへだけ利益が還元されていたら別ですけど。
以前私は「レストランは真面目にやったらそうは儲かる商売ではない」と述べた事があります。連休もそうは取れないでしょうし、余程の人気店でない限り長期休暇も無理。従業員へ充分に配慮して、客にも還元してしまってはまったく残りがなくなるかもしれないのです。
残り(取り分)を多くする手っ取り早い方策は、スタッフをこき使い、調理レベルを如何に下げて見かけだけで勝負するか。また、セントラルキッチン化、マニュアル化して技量のないスタッフ(安い賃金)で対応できるようにする、などなど。多店舗展開もその一つの手段でしょう。
しかしそれらの方策がことごとく客の食後感と相反する結果になるのが皮肉であります。
独立して運よく人気店になると、高級外車や絵画、陶器を集め、他店の調査と称して日々食べ歩いて厨房にあまり入らなくなるシェフがいると聞くことがあります。そこへ行きつくまでの厳しい環境を考えると気持ちがわからないわけではないのですが、客の満足度とのマッチングは非常に難しい問題であると考えます。

2007年10月15日

星付き店予想でミシュランに貢献しているマスヒロさん

以前に用意していたブログネタをアップするのを忘れておりました。内容が賞味期限切れにならないよう、本日はそれをアップします。「ワースト10」は次回からにさせていただきます。

相変わらずしつこくやっています山本益博氏。「おとなの週末」の「食べ歩き手帳」などでミシュラン掲載予想を連発しています。
公平に色々な店を引き合いに出していればまだ見逃せるのですが、取り上げている店がほとんど彼の息がかかっていると思われる店ですから呆れます。マスヒロさんのアドヴァイスを素直に聞き入れる純粋な料理人の店や彼の覚えめでたい店がなんと多いことか。
「パッソ ア パッソ」、「イル カランドリーノ」、「青柳」、「レイ家菜」などなど。「食べ歩き手帳」ではこの他お気に入りで関係が深いと思われる「サカキ」、「キャンドル」をも取り上げています。
これらの店はほとんどこの「食べ歩き手帳」の常連。掲載回数をチェックしていませんが、かなりの宣伝効果があったと思います。
笑ってしまったのが「レイ家菜」での記述です。うまみ調味料に慣れた人には物足りなく感じるがこれが真の中国料理。ミシュランはMSG(化学調味料)が大嫌いなはずだから、この店に必ずや星をつけるに違いないと言い切っています。
おいおいマスヒロさん、MSGに関して否定的な事が言える舌をお持ちなんでしょうか。大好きな下町味の料理には必需品でもあり、何しろ週刊誌で大絶賛していた並木橋の「有昌」の「シイタケそば」は化学調味料まみれであったことに未だ気がついていないのでしょうか。
私が考えるに、マスヒロさんはMSGの有無がよくわからないのでしょう。恐らく「レイ家菜」がMSG無添加をマスヒロさんに説明したのでわかっただけ。でなければほとんどの人が大量投入とわかる「有昌のシイタケそば」に対してMSGの使い過ぎをコメントせず絶賛している理由がわかりません。
友里もわずかながら隠し味的にMSGを入れられたらわからないでしょう。また、廉価な店でもまったく使用するな、とは言っておりません。売値から使用食材や調味料、人件費に制限がある場合は入れざるを得ない必要悪(絶対に必要とは思いませんけど)だと考えております。全面的に頼り過ぎるな、MSGの入った半加工品を安易に使うな、高額店で手間暇やコストを惜しんで投入するのはいかがなものか、と主張しているだけであります。
マスヒロさんがMSGの無投入を店から聞いて強調しているのは、昔の「有昌」のコメントの失態を消失させたいからでしょうか。
それにしても、イマイチ盛り上がらない「ミシュラン東京版」。事あるごとに騒いでいるマスヒロさんはその宣伝に一役買ったミシュランの救世主と言えるでしょう。この友里も宣伝に一役買っているかもしれませんけど。

2007年10月05日

センスのない店名で損していないか

東京カレンダー11月号のある特集記事を読んで思わず引いてしまいました。
アサヒプレミアム生ビール〈熟選〉とのタイアップで紹介されていた寿司屋の店名があまりにセンスなさ過ぎだったからです。
まず初っ端をかざったのが「鮨 江戸時代」。麹町にある同名の寿司屋の2号店として築地にオープンしたようです。
うーん、このネーミングを見て行きたくなくなる人がいるでしょうか。高級感のない、廉価な居酒屋チェーンのイメージを与えてしまいそうです。
他にも「すし処 長崎出島」なんていう寿司屋もありました。長崎の食材を使った店のようですが、「肉じゃが」まであるようで純粋な鮨好きに向いているとは思えません。
掲載記事だけで勝手に判断するなとのお叱りを受けるといけないので、早速行ってきたのがこの築地の「江戸時代」であります。
東銀座から徒歩で5分くらい、近辺には「すし好」など気軽に食べられる寿司屋が多い激戦区でありました。
高級感はないですが、明るい店内は料理長(こう呼ばれていました)とスタッフ数人の割には結構大箱。
コースは3千円から5千円までで、突き出し、刺身、焼き物などの小料理の後、握り寿司が出てきます。
握りに行く前の小料理が結構ありましてお腹はかなり満足する総量。肝心の料理ですが、この価格ではまずまずではないか。手をかけて出汁を引いているわけではなく、驚くようなタネ質でもなく、冷凍物も紛れ込んでいたと思いますが、熟選に日本酒を結構飲んで7千円前後(5千円コース)。下手な回転寿司や行列のできる街場の寿司屋でもこれくらいかかりますから、それよりはましだと感じました。
客入りがいま一つな理由は何か。やや晴海通りより引っこんだ立地でありまして、フリの客はその手前の目立つ寿司屋に入ってしまうことが一番だとは思いますが、この店名も決して集客の助けになっているとは思えません。名は体を表すと考える人が多い以上、やはりネーミングには充分気をつけたいと考えます。
あの小野二郎さんも「二郎」では恰好がつかないから「次郎」にした、と何かの記事で読んだ記憶があります。ネーミングは料理や価格とともに大事な要素であります。

2007年10月03日

ミシュラン調査員は口が軽いのだろうか

友里のところにはいろいろとミシュランの調査員の情報が入ってきます。先日取り上げた学芸大学「S」では掲載が決まる前の訪問時から名乗ってしまったと聞きました。
フランスでも調査員は最後に名乗るとのご指摘メールを何通もいただきましたが、その前から名乗るのはいかがなものか。掲載を決めていない店で毎回名乗ってしまっては、業界中に顔が知れ渡ってしまうでしょう。覆面取材も何もあったものではありません。
また、和食に無理にワインを合わせることも避けていただきたい。近くの酒屋で購入してそのまま合わせて飲んでいる調査員がいるとしたら、それはまったくのノーセンス。和食だけではなくワインの知識にも乏しいと考えます。

驚いたのは掲載されるジャンルではない店での彼らの会話です。気を許したのか自分たちがミシュラン調査員であることを語っていたと近くにいたという人から漏れ聞きました。
何でも3つ星から「ロブション、デュカス、ガニエールははずせない」と言っていたとか。これでは結論が最初から決まっているではありませんか。
経営姿勢やサービスを除いて料理だけならロブションは3つ星に値すると私も思いますが、ベージュや最近のガニエールが値するのかは賛否の分かれるところのはず。ミシュランの常連・ビッグネームというだけで結論が決まっているとしたら残念であります。
だいたい、この時期に東京版を発売すること自体が疑問。ガイド本や評価本が氾濫している東京で、ミシュラン独自の評価を示すことが難しいならば、わざわざ買ってまで読む価値があるのかどうか。
巷の評判や他のガイド本、評価本と真っ向食い違う評価をする冒険はできないでしょう。和食や鮨の評価もしなければならず、そのジャンルでの彼らの評価力は広く認められていないからです。
さりとて今回漏れ聞いたようにビッグネームにすんなり3つ星を与える予定調和では他のガイド本とまったく違いがでません。
業界に伝わっている調査員の言動が本当なら、その資質は知れているというもの。
果たして「さすがミシュラン」というべき内容ある本が出版されるか、期待外れに終わるか、友里は発売日を楽しみに待っております。

2007年09月09日

日経MJでのコメントの少なさにがっかり

金曜の日経MJをご覧になりましたか。あらかじめ宣伝しておりましたが、友里のコメントがほとんどなかったので申し訳ありませんでした。私もかなりがっかりしました。
本当は「・・・国内ではそれほど重要視されない」のほか、もっと面白いコメントをしたんです。
たとえば、
1、 ロオジエの元マネージャーが調査員の一員だとばれるなど脇が甘すぎる。カメラマンが調子に乗って外人が何人、日本人が何人と話し過ぎている。ぜんぜん覆面性を感じない。
2、 ナレ氏(ミシュランブック総責任者)自身、ミシュランに入るまで「食」に興味を持っていたとは思えない。
3、 日本人調査員も和食や鮨がわかるのかどうか疑問。フランスへ連れて行って数ヶ月研修しても和食や鮨がわかるようにはなれない。日本人調査員が経験豊かで日本での実績があるなら、ミシュランがスカウトしたら段階で表立った活動が停止するから身元がすぐばれる。バレていないということは、たいした人たちでない可能性がある。だから評価力は低いはず。私はナレ氏に言いたい。フランス人が山本益博氏や犬養裕美子氏など日本人がフランスの店を評価したガイドを信じると思うか。今回のミシュラン東京版も同じこと。フランス人の和食評価を真に受ける人は少ないだろう。
4、 日本人は立ち読みで充分な内容なので、おそらくそうは売れないだろう。星数だけチェックすればいいわけで、東京の食通や外食好きはじっくり読む必要がない。他のガイド本と掲載する店がそうは変わると思えない。初年度から皆が認める店を落とし、無名の店に星をつけてこられるか。これが出来れば面白いが、特に和食や鮨、天婦羅などでは無理でしょう。調査員たちが自信のないジャンルだからです。
5、 これ以上外人客が増えたら困る店もあるだろうから、掲載を拒否する店が出てくるかもしれない。どの店もミシュランを歓迎、期待しているとは限らない。

日経新聞グループには友里征耶は過激なのかもしれません。今後はもう取材依頼が来ない可能性がありますね。

2007年08月04日

最近出版されたカレー本

知人のススメで「水野仁輔の本当は教えたくないカレー 東京最好の100店」(ブルース・インターアクションズ出版)を購入しました。実はこの友里、結構カレーが小さい時から好きでして、ラーメンは食べませんが小腹がすいたときたまにカレーを食べたりしています。
知人が関係している店が100選に選ばれているのですが、この本のタイトル、ちょっと長すぎないか。出版社の社名も長すぎ。紹介するのに大変です。
しかし「水野仁輔」なる名を知らなかった友里は、彼が参加しているというユニット「東京カリ〜番長」も人生で数回聞いたことがあるかどうか。カレーファンには有名なのでしょうが、それほど知名度あるとは思えず、堂々と本のタイトルに自分の名前を入れる自己顕示欲に脱帽しました。
なんでもグルメを気取る自称食通の放送作家・小山薫堂氏とコラボで東京タワー内に「東京カレーラボ」をオープンしたそうです。推奨店が疑問の連続の小山薫堂さんとつるむような人ですから、私はあまり信用できないんですけど。

さて、その「死ぬまでに食べておきたいカレー100店」、予想通り私が行ったことある店は数店、ほとんど聞いたことにない店でした。行ったことがあるのは、「嶮暮帰」、「カーマ」、「えすと」、「東インドカレー商会」くらいであります。
驚いたのは「キッチン ボン」。31位にランクインですが、私はここにカレーがあることを知りませんでした。シャリアピンステーキに限らず、ボルシチ、アワビのサラダにまでたっぷりニンニクを使う「ニンニク洋食屋」ですから、恐らくカレーにもたっぷり入っているのでしょう。
ここに挙げられた100店ですが、そのカレーは業務用のカレーパックを使用している店が結構あるのではないでしょうか。著者は洋食屋やホテルのカレーはくどくて苦手と書いてありますが、そのホテルのカレーはほどんど業務用を使っているのではないか。ホテルの名を冠するクッキーも実は専業クッキー会社のOEMだったりすることと同じ構造であります。同じ業務用でも価格にかなり差があるそうで、やはり高いものは美味しいとか。一般のカレー店は、売値を考えてその業務用カレーのランクを決定し採用、店独自の特徴を入れ込む工夫をしているようです。ベースを業務用に依存するか、仕上げにだけ使用するか、それはその店のポリシーでありましょう。
実際、その100選に選ばれた知人のカレーショップでは、仕上げに安めの業務用のパックとルウを添加して、日本人好みの「まったり感」と「辛味」を出していると言っていました。
カレーのプロであろう水野仁輔氏においては、その辺の業務用パックやルウの使用状態なども解説してカレー業界の内幕を述べていただきたかったと考えます。
それにしても食材業者やお店の宣伝マンといえる「やまけん」さんが大絶賛している「インディアンカレー」が載っていなくてホッとしました。並んで食べていらっしゃる方には申し訳ないですが、トレンドから外れたシーラカンス的なカレー、勿論セントラルキッチンでのパック詰めで運ばれてきているはずであります。
また最近は「オムライス」まで出してきた「ラ・ソース古賀」もでてきません。小麦粉のトロミが苦手な著者には合うカレーだとおもうのですが、値付けが高いから選から漏れたのか。
一時流行ったバーのカレーも固形のルウを大量に使ったものがほとんどとのこと。業務用のパックやルウをまったく使っていない街場のカレー店ってあるのでしょうか。

2007年07月29日

ブートキャンプ、無事終了

皆さん、体形維持にどのような努力をされていますか。歳をとるにつれて「基礎代謝」が減ってくるのでしょうか、若い時と変わらない食生活をしているとドンドン体が緩んでくるように感じます。
過食のオコチャマを例に出すまでもなく、いくら食べても太らない人と違って気を抜くと太ってしまう友里は、世間の見栄えを気にして体形維持に努力してきました。
スポーツジムでの筋トレ、有酸素運動、スポーツなどで何とか基礎代謝を維持し取得したカロリーを消費して太らないようにしてきたのです。しかしここ数か月、長年の無理がたたったのか、もう歳だからか、ある部位を痛めてしまって充分な運動ができませんでした。
食事やお酒のペースはなかなか抑えることができないので、ちょっと下腹部が緩んできたかなーと気になってきた今月初め、TVの通販番組で長時間宣伝していたのがこの「ビリーズ ブートキャンプ」でありました。

痛めた部位も治りかけていてまた運動を始めようと思っていたので、7日間で腹筋が割れシェイプアップできるというキャッチに飛びついたのはいうまでもありません。2週間後に送られてきたDVDをすぐさま始めたのは先週末でありました。
もともとエアロビや筋トレをしていたので大したことないと舐めてかかったのが間違い。最初の2日間の「基礎編」でさえビリーズバンドを使ってついていくのが精いっぱい。翌日からは筋肉痛との戦いも増えました。
早3日目で「ブートキャンプ」からの「脱走」を真剣に考えたのですが、かろうじて踏みとどまれたのは「キャッシュバック」の存在のおかげでした。7日間の体重、ウェスト、体脂肪率の変遷を記録して送ると「5千円」がバックされるというこの権利を行使したいがため意地になってなんとか卒業することができたのです。「応用編」を終え「腹筋編」の頃には筋肉痛もとれ30分チョイと時間も半減してかなり楽。もともと腹筋だけは毎日鍛えていたので楽勝とは言わないまでも結構平気。最終日には2回やってしまったくらいで、無事「卒業」することができました。
効果はどうだったか?キャッシュバックのための記録をまじまじ眺めての感想は、「ほとんど変化してないじゃん」。
劇的な効果があるとのうたい文句でしたが効果は人それぞれ、とういか始めた段階での体形によって変化率がかなり変わるのではないでしょうか。
緩んできたとはいっても体脂肪率が標準の下限に近かったので、7日間たってもまったく変化なし。体重も変わらず(かえって筋肉がついて増えたかも)、ウエストもひいき目に測定して1センチ減ったかどうか。
鏡の前の姿をナルシストよろしく眺めてみると、ちょっと横腹が締まったかなという程度。もともといくらか割れていた腹筋は、その割れ方がちょっと深くなったといった程度でありました。
早朝に時間を割いて頑張ったのに、結果がこれだけかとがっかりしましたが、7日間で劇的に変化すると期待すること自体甘いというものでしょう。たった7日で劇的な効果が得られるならば、「継続は力なり」という言葉は死語になってしまいます。
7日で一応卒業ですが、このあと何もしなったら元に戻るのは当たり前。結局効果の出た人でも同じエクササイズを続けていかなければならないのですから、「7日間で劇的にダイエットできる」かのような宣伝はやり過ぎではないでしょうか。
これだけ頑張っても効果は限定的、しかも筋トレやエアロビの経験がない人、少な人にはかなり過酷なプログラム。購入しても長く利用し続ける人は稀ではないでしょうか。購入する前に、まずは知人から借りてきて1回試してみるのが賢明であります。

2007年07月09日

友里にとって援軍なのか刺客なのか

7月6日のブログで取り上げさせていただいた「鮭野夢造」さんのHPが更新されていました。
http://sakenomuzo.ld.infoseek.co.jp/newkarakuti.html
私が彼に返事を出したことをある分野の人は裏取引をしたとか言っているそうですが、お答えしたのは「『こびき』へ行った時期と『宗玄』をその場で飲んだかどうか」だけであります。私は芝浦工業大学システム工学部・古川修教授のように店でわざわざ名乗って目立つことをしないというか、特定されることを避けるため訪問日時をぼかすのですが、今回はしっかり鮭野さんに訪問時期をバラされてしまいました。多分店では特定されてしまったと思いますが、普通の「居酒屋」レベルの店ですから代替店はいくらであります。二度と行けなくなりましたが問題はありません。
私の訪問時期などの他は、古川修教授の文章表現や嗜好に対する辛口の問題提起。友里以外にも古川修教授に対するこのような疑問を持たれる方がいらっしゃるということがわかりました。古川さんや彼の弁護士も私のブログをチェックされていると思いますので、ぜひ色々な意見や批判が世には存在するということを理解され、お読みいただきたいと思います。
鮭野さんのコメントは2部作らしく、本来書くはずの友里の問題点が次回登場するようです。援軍だと思っていましたが、実はバッサリ斬られてしまう古川さんグループの「刺客」として友里に致命傷を与えてしまうのか、次回の更新が楽しみであります。
さて、7/6にも書きましたが、鮭野さんは古川修教授へも質問メールをだしているそうです。その返事を待って古川氏の事も取り上げると聞きましたが古川氏から返事がきたのでしょうか。
最近知ったのですが、古川さんのある店絶賛(あの鮨屋です)に納得がいかず、以前わざわざ電話で意見交換された方がいらっしゃいました。古川氏の蕎麦屋以外の訪問店のレベルは推測できたがそれ以外は要領を得ない結果で終わった、とのことでしたが、今回はしっかりお答えいただきたいと思います。

2007年07月05日

「いさを」さんを買いかぶり過ぎたかも

昨日取り上げたオールアバウトのガイド・渡部功平氏。犬養裕美子さんの存在は私のブログネタで知ったというほどある意味「友里ウォッチャー」だと思うのですがまだ読まれていないのでしょうか、現時点で彼のブログは更新されていません。
さて、その渡部氏に関して「下戸で門上さんを尊敬しているのではないか」といったメールを何通かいただきました。彼って結構有名なんですね。麻生玲央氏より売れているようです。
ある日のコメント欄で、「僕は門上氏の文章はうまいと思ってますし。」といった発言をしていらっしゃいました。門上さんの料理人引きまわしての活動報告などの自慢話を何の違和感も覚えず「うまい文章」と感心するようでは、門上さんに「突っ込み」をいれることはないと思いなおしました。

それにしても世の飲食店ライター(ヨイショや自称評論家も含めて)、下戸やお酒に弱い人がこんなに多いとは思いませんでした。マスヒロさん、門上さん、来栖オコチャマ、麻生さん、などなど。でも彼らって、自分が下戸だとかお酒に弱いとは公開していないところが不思議です。
料理に対する嗜好は人それぞれですけど、少なくともお酒を飲みながら食べることが好きな方には、彼らの料理評価は参考にならないと思います。
お酒と合う調理は、必ずしもお酒を飲まない人に受け入れられるとは限りません。塩加減などがきつく感じる可能性があるからです。逆に、酒を飲まない人が良いと思う調理では、酒のみは「緩く」感じる可能性もあります。
化学調味料の添加が分からないのか大好きなのか、たっぷり添加されてる料理を絶賛する自称料理評論家もいますから、一般読者はライターの嗜好をよく考えてから判断しなければならないでしょう。

2007年06月27日

早川光氏いわく、肥満体形で腕のいい鮨職人はいない


鮨ブームは未だに続いているようです。次から次へと鮨に関する本が出版されています。自称鮨通、鮨好きな人のお店紹介、職人紹介の本も多い。以前ちょっと触れました映画監督が本業と言っている早川光氏(鮨コミック「きららの仕事」の原作者)の「日本一 江戸前鮨がわかる本」、江戸前鮨の蘊蓄や歴史のほか、江戸前鮨屋の名店を羅列しています。
「あら輝」や「青木」、「つかさ」が名店として挙げられているのに、マスヒロさんの権威付けに利用されているあのゴッドハンドの「次郎」が乗っていない不思議。江戸前鮨の名店のはずなのに、どちらかというと海鮮ネタ系の北海道鮨「すし善」を掲載しているのは矛盾ではないでしょうか。
しかし本当に驚いたのは第二章実践編の「腕のいい職人はスタイルもいい」と題したところであります。
彼の経験の中でとのことですが、凄いな、名人だなと思う職人さんはほとんど例外なく肥満体の人がいないというのです。
早朝からずっと一日中立って仕事している人は肥満になれない、固太り、ちょっと太り気味ならゆるせるが、明らかにおなかがボコッと出ている人や、体を動かしていない印象がする体系の人は、仕事を人任せにしているのではないか。自分は主人だからいいんだ、と言い張るのは結構だがそういう人の握りは食べたくないと言い切ってしまっております。
世間では辛口と言われているこの友里でも、人の体形を評価項目に入れてそれだけで差をつけてしまっていいのかと、その独断というか偏見に驚きました。
何も好き好んで太っているわけではないのではないか。生来太る体質の職人もいるでしょう。細身の職人と太めの職人で、ツマミや握りに顕著に差が出るものなのか。若い衆を雇っているなら、彼らに掃除や仕込みを任せてもいいのではないか。何でも親方が一人でやってしまっては、若い衆は育たないではないか。
そういえば、マスヒロさんや芝浦工業大学教授の古川修氏も絶賛している新橋の「しみづ」。この友里の勤務先を知って「嬉しい」とレターまで置いて行ったにもかかわらず、礼を兼ねて訪問したら入店拒否した珍しい行動をとる親方ですが、世間の評判も良い江戸前鮨の人気店・繁盛店であります。
それなのに早川光氏はこの「しみづ」も江戸前鮨の名店として取り上げておりません。その理由は何なのか、清水氏は誰が見ても決して細めではないですから、それだけの理由で早川氏の選から漏れたということでしょうか。
清水氏は友里が「恰幅がいい」と著書で書いたことが気に障ったと漏れ聞いておりますが、それで友里征耶が出入り禁止になるなら、早川さんも当然「しみづ」には入店することは出来ないでしょう。

2007年06月15日

マイモンもグッドウィルグループということで納得

いつかは叩かれるだろうと思っていましたが、ここまで総スカンをくらうとは本人も想定外だったでしょう、グッドウィルの折口 雅博さん。「なんとか王子」と称され、さわやかな若者が持て囃されている中、コブラヘアーと言われるその風貌からもどちらかというと悪役キャラで売っていた人ですが、こんなに手広く事業を展開しているとは知りませんでした。
グッドウィルグループ会社の中で飲食店などを展開している(株)フードスコープ、元は焼き鳥の「今井屋」が母体だと思うのですが、傘下の店にはオイスターバーの「マイモン」、銀座で派手な店構えの「黄金乃舌」、NYの「メグ」など多店舗展開しているようです。料理に拘るというより、雰囲気をウリにする経営をしていると思うのですが、前から不思議に思っていた謎がやっと解けたのです。
西麻布の「マイモン」。4年前くらいに突如出現したのですが、店前から確認する限り客入りのよい時をみたことがありません。試しに入ったことがあったのですが、業界人っぽいカップルが1組か2組いるだけでそれは寂しいものでした。鮮度が重要なロウオイスターだとおもうのですが、こんなに回転率が良くなくて大丈夫なのか。客入りの少ない生物屋に入るのは気がひけるのでその後は行っていなかったのですが、なぜこんなに不入りでも店を開き続けられるのか、不思議に思っていたのです。
偶然今週発売の週刊誌で、マイモンはグッドウィルのグループ会社が展開する店であり、コブラが専用の個室で若い女性と盛り上がっていたとの記事を見つけたのです。
何千億も売り上げるグループですから、客が入らない店舗が1店や2店あってもびくともしなかったのでしょう。いや、コブラ総帥の秘密の交友場所として、客が一杯だったらまずかったのかもしれません。
しかし、ミッドタウンなど再開発ビルにも進出目覚しい「今井屋」をはじめ各店舗は、今回の事件で「利益追求のしすぎ」がグループの体質と報道されていますから、かなりイメージダウンになってしまったと考えます。

2007年05月23日

最近の週刊現代にビックリ

去年から時々コメントや評価を求められるなどお世話になってます「週刊現代」。昨年編集スタイルが一新したようで、記事がますます過激になってきました。この友里でさえ、こんな事書いていいのだろうかと思うくらいであります。今週発売のものでは、大相撲八百長ネタとTV局不正問題ネタが目を引きましたが、後追いする週刊誌はないでしょうし、TV局も遠慮してほとんど取り上げておりません。今日はちょっと、これらの件を友里征耶的な切り口で書いてみます。

大相撲八百長ネタ
以前は「週刊ポスト」の十八番だった追求テーマであります。かなりしつこくやっていましたが、いつの間にかコブシをおろしてしまった。
しかし、この大相撲、全国民の中で、本当に「八百長なんてあるはずない」と思っている人、いるんでしょうか。そんな純粋な人っているんでしょうか。TV局は一度、街頭アンケートとってみればいいのです。
これは高野連が「特待生がこんなにいるなんて知らなかった」と演じたのと同じレベルの問題だと私は考えます。
現在相撲協会と講談社は多額の法的係争状態になっているそうですが、相撲協会としては仮に事実であっても認めるわけにはいきませんから、訴訟するのは致し方ないことでしょう。講談社と「相撲」でケリをつけるわけにもいかないし、不慣れなペンをもって論争するのには能力不足。文字通り「土俵が違う」関係なので、司法に決着を願い出たのでしょう。
「名誉毀損」、事実を書いたとしても名誉を毀損されたと思ったら、誰でも訴える事ができるのですが、同じ「土俵」にいるライター同士でやるものなんでしょうか。
実は友里、近いうちに副業ライターである大学教授の古川修氏から提訴状が届くと弁護士から言われております。ライターとしての取り組み方、ポリシー、姿勢を批判しただけで、食通なら誰でも古川さんに対して思うことを書いただけなのですが、この「事実」が琴線に触れたようです。同じライターなら、皆様の税金(裁判所にお世話になるという事で)に頼らないで、ペンで対抗し決着をはかる度量を古川さんには見せて欲しかった。
この古川修氏との訴訟問題に関しては、随時、シリーズ化して経緯などを開示していきたいと考えております。

TV局不正問題ネタ
告発者は不正している人を伏字で出しているのに、講談社は実名で書いちゃうんですから過激です。名指しされた役員は按配悪いでしょうね。下請けへの不正発注にキックバック、そして社内接待、これまた、TV局で「こんな不正は一切ない」と思っている「純粋な視聴者」が存在するのか。日本人はホント、本音を言わない人種であります。
私はこんな大きな不正ではありませんが、ちっちゃな不正を目撃した事があります。現在は予約が取れないステーキ屋「かわむら」になっていますが、カウンターフレンチのはしりだった「トゥ ソル」。友里が遅めの夕食をとりに入ったと思ってください。入り口近くの浮いたカップル、時間的には同伴ではないのはすぐわかりますが、同じように不自然。女性は品良い方ではなく、男性は普通のサラリーマンには見えないオッサンでした。食べ終わったのでしょう、女性がトイレにたった隙に素早くお勘定してしっかり「TV局名」宛の領収書をもらっておりました。そして小さな声でシェフに聞いた質問に笑ってしまったのです。
はっきり全文は聞き取れませんでしたが、「この辺にホテルある?」といった内容です。会社経費で夜のお相手をしてくれる女性を釣った現場を偶然目撃したのですが、こういうのこの業界では日常茶飯事なんでしょうか。
こんなことを書いてしまって、ますますTV出演への道は遠のいたというものです。

2007年05月11日

新丸ビル、見学してきました

ブレア首相の退陣会見、聞きました。ブッシュの飼い犬と揶揄されていましたが、随分潔いというか謙虚な人で見直しました。
「自分は間違っていたかもしれない」、権力を握った人がなかなか言えない言葉です。「判断は皆さんにお任せする」、いいですね。どこかの国の小泉前首相、安倍現首相にこの心の欠片一つでもあればいいのですけど。靖国に行ったか行かないか、奉納したかしないか、はっきり言わない、なんて、一国の首相どころか男子たるものが発言するべきものでない意気地なさです。

さて先日、インディアンカレーを食べた後「新丸ビル」の飲食店フロア(5〜7階)を歩き回りました。入店はしませんでしたので、外から歩き回っただけの友里的感想文であります。
このビルに招聘された店の大きな特徴は、下町などの専門店が多いということでしょうか。浅草から、鰻の「前川」、焼鳥の「萬鳥」、洋食の「大宮」など美味しいかどうかは別にして名が結構知れた店がでています。
また、知名度があるかは別にして、天麩羅の「船橋屋」、沖縄の「うりずん」、神田の酒亭「新八」、札幌の寿司「たる善」、恵比寿の和食「笹岡」、おでんの「こなから」、串揚げ「はん亭」、フレンチの「ル レモア」(ヤナギダテの系列)がありました。
まずこれは難しいだろうと思ったのが「笹岡」。それほどの知名度ない恵比寿の小さな和食屋です。予想通り、昼客はほとんど入っていませんでした。地元でこじんまりとやっているから評判になった店です。この手の出店で失敗したのは、交詢ビルのトンカツ屋はじめいくつもあるのですがその現実を学んでいないのでしょうね。
ピークを過ぎたか沖縄料理。あの化学調味料まみれの料理を伊勢丹のフェアで出していたのを思い出しました「うりずん」。最近のトレンドと逆行した料理だと思うんですけど大丈夫でしょうか。
店前のメニューをのぞいただけで「いらっしゃいませ」と声をかけられた「ル レモア」。
女性しか入れないバー「来夢来人」なんてやっていけるのでしょうか。
そうです、オープン直後なんですが、昼で満席でない店が結構あることに驚きました。ミッドタウンの方が順調なようです。
その中で順調に見えたのがこの3店。
「イル カランドリーノ」。イタリアの3つ星「カランドレ」の系列のようで、結構高い値付けのランチなのに行列が出来ていました。このビルで行列が出来ている店は少ないんです。
「自由が丘グリル」。存在を知りませんでしたが、安めな値付けが良かったんでしょうか、やはり行列です。
そして「オー グード ジュール ヌーヴェル エール」。13時過ぎでドアを締め切って「満席」宣言していました。しかし、これで何店目でしょうか。私は日本橋の2店目で限界だと思います。しかも、この店、結構高いんですね。オープン当初の本店のディナーの価格はしてました。そろそろ化けの皮がはがれるんじゃないかと予想しています。

ミッドタウンの店も制覇していない友里ですが、「美味しい、良い店だからぜひ行って来い」、「ほんと駄目な店だった」など友里に飛び込ませたい店がありましたらメールいただければ幸いです。できるだけ早く
行って報告したいと思います。
手ぐすね引いて待ち構えるその店関係者は勘弁してくださいね。

2007年05月04日

誰でも知っていることをなぜ隠す?

私は飲食店、食材生産者と料理評論家やライターたち、出版社の癒着について問題提起してきました。自分の店を取り上げて貰うために「お車代」だけではなく、広告料の形でかなり高額な現金が動くといった話も聞きました。自称料理評論家が店出店のプロデュースをする、レストラン・ジャーナリストが取締役をしている会社が飲食店のコンサルタントをする、副業ライターが鳴門の漁師や鴨養殖業者、酒造メーカーと個人的に親しくなり、一般人としては受けられない便宜をはかってもらったからか、定期的に繰り返しその食材や生産物を何の検証もなく「絶賛」して煽る、など普通に考えたら公平な評価は出来ないと誰でもわかることが日常的に見逃されております。まったくいい加減な業界なのですが、最近話題の高校球児の「特待生」、「高野連」もいい加減な団体であると考えます。今日は誰でも批判する今旬な「高野連」に対し、友里的な視点で批判してみたいと思います。

まずこの「高野連」、財団法人なんですね。どんな人が役員やっているかというと、トップは東大でて東洋紡の専務までやった企業人。このトップ含めて高野連の役員みんなが「特待生」なんてほとんどいないと本気で思っていたのだろうか。376校も申告してきて戸惑いを表明していますが、こんなこと普通の一般人でもみな知っていたことです。越境どころか都道府県を越えて野球留学している生徒がレギュラーの過半を占めているのが実態です。こんなトボケたことを言うということは、「ソープランドで○番をやっているとは知りませんでした」という人より浮世離れしています。実態の把握力がないというか、調査力がないというか、まったくの無能というか、こんな人で大企業の役員が務まったのか。こんな世間知らずでも東洋紡では役員になれるのか。答えはノー。だた臭いものには蓋、とわざと見ないようにしていただけのこと。そうでなければ、東洋紡は大恥をかくことになります。
規約では役員は報酬を受けていいことになっていますから、高野連はいわゆる何らかのルートでの「天下り利権」なのでしょう。シーラカンスというか、カビどころかサビついてしまった「憲章」を念仏のごとく唱えていれば、老後のお小遣いが稼げるいい再就職先なんだと思います。金属バットに張るシールなどの利権、新聞紙の拡販が目的の甲子園大会、など立派なお題目を唱えている割に利権が目立ってしまいます。
私学は「特待生制度」を認めるようお願いしているそうですが、もっと劇的な行動をとったらどうか。何も、高野連に所属しなければ高校生は野球をできないというわけではないでしょう。新聞拡販や視聴率アップといったマスコミの利権を温存する「甲子園大会」に出られないだけの事。高野連とは別の団体を作って、夏は涼しい北海道で余裕のスケジュールでトーナメントをすればいいのではないでしょうか。今まで何人の有望な選手が過密スケジュールによる酷使で潰れていったか。甲子園に固執せず、いくつもの球場を使えばいいだけのことです。最近の若者は「甲子園の土」にほとんど興味がなくなっているはずですから、あんな古くて暑い球場に拘る必要なはないでしょう。年寄りで世間知らずな大企業引退役員をトップに抱くのではなく、まともな常識と判断力をもち利権とはかけ離れた人を、できれば無償でトップに招聘した団体が、NHKやテレビ朝日の放映を断って静かに北海道で大会を主催する。そうすれば、世間の注目が落ちて裏金含めて掟破りな行為も激減すると思います。高校時代に野球をやっていなかった僻みかもしれませんが、高校野球も高校生のやるスポーツのただの「ワン オブ ゼム」に過ぎません。不自然に大人が煽りすぎています。大人が大好きな利権に絡むには、この野球が手っ取り早かったので現在のような「高校野球」の神聖化になってしまったのでしょうが、まずは高野連、財団法人なんですから役員個人個人の年間報酬額を開示してみてはいかがでしょうか。
日本の球界が潰れてしまうから裏金を貰った人の実名を公表しないと西武のなんとか委員会が結論出しましたが、プロを含めたこんな球界、一回つぶして再構築したらどうか。国家権力のバックがなくなり個人の素養ではリーダーシップが発揮できないコミッショナー(代理?)のいる団体もつぶして別の団体で、マスコミの球団所有を禁じて出直したらよいと私は考えます。
こんな事書いたら更に「原稿依頼」が減ってしまうでしょうね。

2007年03月17日

「さとなお」さんからのメール

3/10のブログに対して、「さとなお」さんから収束をはかるメールをいただきました。まずはお読みください。

さとなおです。
いろいろ考えてみましたが、ボクが先方に直接電話して抗議するのは筋がおかしいし、問題解決にもならないと思います。
理由は

1)基本的に友里さんが追加取材をするべきである、ということ。  事実関係の裏を取らず勝手に書いておいて「潔白はお前が証明しろ」  というのはあまりに勝手すぎます。ですので、まずは友里さんが追加取材をし、それで結果が出なかっ たらボクが電話するのが筋だと思います。
2)ただし、友里さんが電話しても、喧嘩(?)している相手に先方が謝って訂正する可能性は非常に低い。「そんなこと言った覚えはな い」と先方が言う可能性もあり、言った言わないの泥仕合になる可能性もある。解決の可能性は低い気がする。
3)逆に、もしボクが電話してなんらかの言質を取って友里さんに報告したとしても、元々ボクが先方と裏でつながっていたとしたらどうにでも結果を作れるわけで、ボクが潔白である証明にはなりに くい。
4)そういう意味では、ボクと先方が二者だけで接触するのは問題解決にならない。言った言わないで喧嘩が飛び火してきても困る。
5)なので、友里さん、先方、ボクの三者による「三者会談」が解決には望ましい。ボクはいつでもそれに応じる用意がある。なぜなら、結果に100%自信があるから。
6)とはいえ「そうまでして白黒ハッキリつけるべき問題か」とも思う。そこまでして白黒つけても、当事者3人は気分が悪いだけ。非常に居心地悪い思いと、後味悪い結論をみるだけ。先方を追いつめる結果になるのも本意ではない。

以上の理由で、三者会談がもっとも望ましい気がしますが、そこまでするのも大人げないし面倒な気がします。そうまでして白黒ハッキリつけても「読者に対してボクの誤解が解ける」だけ。
本来ボクは完全に「とばっちり」なので、そうであっても白黒ハッキリさせたいのですが、それっぽっちの結果が得られるだけにしては、泥仕合めいています。
ですので、ボクが少し折れ、読者の方々に判断を委ねたいと思います。
「ボクは三者会談でも、どこでも何でも、応じる用意があります。 それは結果に100%自信があるからです」
このことをもって、読者の方々へのボクの主張とさせていただきたいと思います。あとはご判断いただけたら幸いです。
これで問題を収束させたいと思います。いかがでしょうか?


私はさとなおさんからの抗議のメールなどこの問題の経緯をブログに公開してきましたので、あとは読者の皆さんの判断に任せるしかないと思っておりました。新しい証拠や情報がでてこない限りこれ以上触れても無意味だと。しかし、さとなおさん的には収束していなかったのだと思います。ちょっと「格好良すぎる」収束案ですけど。
確かに、今更私が再確認しようが彼が確認しようが物証的に事実を明らかにすることは出来ないでしょう。三者会談は思いつきませんでしたが、確かにそれでは誰かを最終的に追い詰めてしまいます。
私も後は皆さんのご判断にお任せする次第であります。

最後にしつこいですが「筋論」について私の考えを述べます。
問題提起した方がクレーム受けて相手の潔白を証明するものなのか。ネットの掲示板に書いてありましたが、例えば「週刊現代」と日本相撲協会との「八百長疑惑問題」。相撲協会が「事実無根だ」と抗議するのはわかりますが、その潔白を「週刊現代」に証明させることはあり得ません。降りかかった火の粉は自分で払うしかない、潔白は自ら立証するものだと思っておりました。
その辺の考え方は、「さとなお」さんと異なりますが、収束案には賛同です。

また反省もあります。
確かに私が聞いたことは嘘がない100%「事実」と自信があるのですが、それはあくまで人が言ったこと。たとえ事実でも、人の言ったことなので、「真実」であるかどうかはわかりません。
今でも「事実」は書いても良いと考えておりますが、今後はより熟考を加えていきたいと思います。
とはいえ、この友里が羊になってしまっては特徴がなくなり埋没してしまいます。スタンスの変更はありえませんので、ご安心ください。

2007年02月23日

「シェ フィガロ」閉店

西麻布近辺を歩いていて2店の閉店を知りました。まずは「フィガロ」。
何十年も続いたフレンチの老舗でしたが、この数年は客が入っていたかどうか。数年前に試しで入った時も、客は居ませんでした。入り口のテーブルには片付けていない皿が散乱しており、スタッフやシェフのモチベーションの低さを感じたものでした。料理もとても人におススメできるレベルとは思えなかったので、この客入りの悪さでよくやっていけるものだと感心していたものです。
やはり無理だったのでしょうか、1月末をもって閉店したとの張り紙をみましたが、そのときこの店に姉妹店がありそれが青山の「ブラッスリー フィガロ」であると知りました。入ったことはありませんが、このブラッスリーは内装などがまったく異なる店。客もそこそこ入っているように見えます。
撤退の判断が遅かったように私は感じました。

もう一店は「キッチン ヌノ」。まったくの街場の洋風食堂なのですが、山本益博氏が何を血迷ったかここの料理を絶賛していました。それほど取り上げる店のネタに苦労しているとは知りませんでした。私も何回か食べたことがあるのですが、普通の定食屋のレベルで可もなく不可もない店です。
結構昼夜客が入っているように見えたのですが、それでも閉店となっておりました。
確か「フィガロ」もマスヒロさんが絶賛していました。彼が絶賛した店が閉店となるとは皮肉です。

私が考えるにこの西麻布地帯、特に4丁目が「賞味期限切れ」に近いのではないか。ほとんどの店が順調でないように思えます。勝ち組は、「和心」、「すゑとみ」、「ドラシテ」、「鳥よし」くらいではないでしょうか。
この数年で入ってはすぐ閉店を繰り返している4階建ての小さなビル。現在は「博多チムそば」になっておりますがこれまた客が入っておりません。博多の屋台料理のようなものも出しているようで客単価は
2千円くらいでしょうか。
先日試しに入ってみましたが、夜は黙っていても300円のお通しがついてきます。これが玉子、しなちく、豚など結構ボリュームがあり食べるのに大変。飲み食いした後ちょっとソバを食べたいだけの客には
財布とお腹の負担になります。意味が無い。
酢モツ、西のそば と500円前後も食べて、客の来ない理由がすぐわかりました。美味しくない。
こういう価格帯の店では、客は正直に反応するということでしょう。

グルメブームで安易に店が増殖しているようですが、閉店している店もかなりあるという事実。
雑誌、マスヒロさん、そしてヨイショライターたちは決して触れないテーマですが、本当に料理人や店側の為を思うならば、なぜ流行るのか、流行らないのか、に斬り込まなければならないと考えます。
本日、読者の方(フレンチのシェフだそうです)から、新著の企画としてそのような事に踏み込んだものも書いたらいいとのアドヴァイスをいただきました。
私の持論は、「飲食店はそんなに儲かる事業ではない。儲けようとすると客が来なくなる」です。
この考えをベースに、できれば理論的に考えてみたいと思います。
まだまだ色々とアドヴァイスをいただいております。ここにあらためて御礼申し上げます。

と、アイデアは溜まってきたのですが、肝心の出版編集者からの連絡が途絶えております。また、稟議でボツになったのか、今回は読者を巻き込んでしまっているだけに心配です。

2006年12月14日

匿名でもいいから返事を受け取ってよ

ここのところ来なかったのですが、数日前久々に偽アドレスというか返事を出しても跳ね返ってくるアドレスの方から批判メールをいただきました。
フランス在住のフードビジネスに関わっている方だそうですが、アルページュに対する私の認識不足(肉料理も出している)、340ユーロの食事は決して高くは感じない、店の欠点をあら捜ししているようで楽しく食べているように見えない、多くの料理人やサービススタッフは一所懸命働いている、といったご指摘でありました。
結構シビアな内容のメールでしたので、すぐさまお返事を書いたのですがその方のアドレスがホットメールだったのです。食の業界関係者なので匿名希望とのことでしたが、果たしてメールが届くのか少し不安でありました。
かなり時間をかけて私の考えなどのメールを造ったのですが、予想通り返信は跳ね返ってきてしまったのです。無駄な時間を使ってしまいました。
いただいたメールは見落とさない限りお返事を書くのをモットーにしている友里。ハンドルネームやペンネーム、まったく記述のない匿名希望の方、そして本名と色々な方がいらっしゃいます。友里なんてどこの誰だかわからない奴へ初めてメールうつのに、本名を名乗っていただきたいとは申しません。HNでも匿名でも構わないのですが、せめて返事は受け取っていただきたいと思うのです。
ご批判、ご指摘のメールに偽アドレスがあるのですが、ご本人も友里がどう反応するか見てみたくないのでしょうか。言いっぱなしでは、ストレス解消にもならないと思います。ディスカッションをしようと申しているわけではないですが、せっかく返事を書いたのですから斜め読みでも目を通していただきたいというのが本音であります。
暇だ暇だと自虐ネタにしていますが、それでも返事が空振りに終わったときの疲労感はかなりのものです。怪しそうなアドレスには返事を書かないという手もありますが、万が一そうでなかったら、わざわざ送ったのに返事が来なくて無礼だと古川修さんが文句いっていたように、鬼の首とったとばかりに批判されてしまいます。よって、無駄を承知ですべてにお返事を書いているのが現状であります。
先日「もうこんな活動はやめろ」と脅迫してきた料理人がいましたが、友里の活動を封じるのは簡単。
アンチ友里の料理人など店関係者が偽アドレスでメールを打ちまくれば、友里はその対応に追われて外食する時間がなくなるというものです。
家族を人質にとるような「脅迫」ではなくても、ちょっと頭を使えば他に色々と方策はあるんですね。

2006年11月23日

これほど知名度がないとはおもわなかった

最近友里征耶のあまりの知名度のなさを痛感した場面に遭遇してしまいました。ネタ的には面白いと思いますのでお暇つぶしにお読みください。
仕事の合間に関西のある和食屋で食べていたと思ってください。
遅れて入店してきた夫婦は東京からその日に来たようです。席に着くなり主人に、
「日刊ゲンダイで『・・・(都市名)に行くならぜひ食べにいけ』と書いてあったのでいの一番にやってきたんだ」と発言。どうやら初めての訪問のようです。しかし合いの手をうった主人の発言に、JC調で言わせていただくなら、友里征耶、もんどり打って黒房下へ転落する。
なんと主人は「あー、マスヒロさんの記事ですね」

「おいおい、それ書いたの俺だぜ、マスヒロさんは日刊ゲンダイに出ていないぜ」、と喉から出そうになるところを必死で抑えた友里。店で名乗れない宿命とはいえ、「この主人『もぐり』じゃないのか。」とも思ったのですが、知名度のなさをあらためて痛感したのでした。
日刊ゲンダイの関西版にも「行っていい店わるい店」は掲載されているのにです。
隣に書いた本人がいるのを知らない彼らがつづけてやってくれました。
「いつもは誰々が褒めていたが駄目だとか悪口ばっかり言う人が、珍しく褒めていたんで来たんです」との客に「へー、マスヒロさんがねー???」と返す主人。
主人も主人ですが、この日刊ゲンダイ読者の夫婦、コラムの作者の名前も覚えていない。コラムが面白いから読んでいただいているようですが、作者名くらい覚えておいてよ、心の中で叫んでおりました。
笑いを抑えるのに苦労した楽しい食事を経験させていただいたのでした。

しかし、東京では友里征耶に謝罪させろ、口を黙らせろ、家族をかたに脅してしまえ、客として入店した個人情報をばらしてしまえ、隠し撮りした写真もばらまいてしまえ、と物騒な事をたくらんでいる「有名料理人」が何人かいることを実際自ら確認した友里征耶。面とむかって脅す料理人は、この国が一応「法治国家」であるということをご存知なのでしょうか。
私の性格をご存知ないんでしょうね、こんな圧力に屈するほど柔ではないので、謝罪やスタンス変更、引退をきっぱりお断りしました。人はニコニコ顔の見かけによらないとはよく言ったものです。
その実名を公開してもいいのですが、店は取り返しのつかないダメージを受けるでしょうから、今のところ実害を実感していないのでとりあえずは武士の情けで伏せることにします。

まあ、東京で物騒に騒がれても、地方ではまったく相手にされていないことがわかった今回の食べ歩きでした。

2006年11月03日

店評価ブログを更新しました

旅行に出ていてブログの更新が途絶えてしまいました。申しわけありません。
かわりといっては何ですが、店評価ブログに3店加えましたのでお読みいただければ幸いです。
近々にブログの更新もしたいと思います。

2006年10月24日

久々に銀座をぶらり

大手町近辺へ所要で出かけ