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2008年02月29日

山本益博氏が幻冬舎「ゲーテ」に反論

友里の想定外でありました。あの「ゲーテ 3月号 4月号」でのマスヒロさん批判に対して、「マスヒロジャパン」のサイト上で反論がアップされました。
物事は一方からだけ見ると判断を誤りますので、「ゲーテ」を取り上げたこのブログで、今回は山本益博氏の反論等を紹介させていただきます。

http://masuhirojapan.hp.infoseek.co.jp/info1.html
http://masuhirojapan.hp.infoseek.co.jp/info2.html

ミシュラン関与、タダ飯には完全否定でありまして、訴訟も含めた何らかの法的対応を検討中とのことです。

本日はとりあえずお知らせまでで、マスヒロさんの反論などについては来週にでもコメントしたいと思います。

「モウラ」、更新しています

昨日の昼ごろに「すきやばし 次郎」をアップしております。
ますます高くなりました。昼にお酒飲まず握りだけで3万円以上はやり過ぎです。
以前よりかなり値上げしていますが、肝心の鮨は他店のレベルが上がっているだけに何ら傑出さを感じなくなりました。
どうぞお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

2008年02月28日

「ゲーテ 4月号」 山本益博氏批判 3

幻冬舎は本気で山本益博氏の「評論家生命」を断って引退させようと考えているようです。そこまで徹底したスタンスでなければ、武士の情けをかけるというか、「おねだり妻」に倣った「おねだり益博」と揶揄して「タダ飯要求」や編集者への「タカリ」を実名挙げて暴露することまではしなかったでしょう。

「雑誌や週刊誌のレギュラーをいくつも持っているので取り上げさせてもらいたい」とマスヒロさんに言われれば、宣伝になるとその後要求される「タダ飯」に応じる店の気持ちはわかります。特に集客が芳しくない店はマスヒロさんの掲載が正に喉から手が出るほど欲しかったのかもしれません。
でも、「かどわき」みたいな人気店では、そのような裏取引が通じなかったということです。
これから山本益博氏に取り上げられ紹介される店は、「タダ飯食わせたの?」、「どんな便宜供与をしたの?」と疑いの目を向けられることは避けられない。日本人は裏取引を嫌いますから、かえって評判を落とす可能性も出てくるわけで、ミシュラン掲載拒否だけではなく、「マスヒロ掲載拒否」の店も増えてくると考えます。

「ゲーテ」の「宇田川悟X見城徹 対談」では、「彼の評論家生命は終わり」、「評論家生命を断たれたと思う」といった記述が3ページの誌面で4ヶ所もでてきます。「見かけ倒しの権威も完全に崩壊」、「彼はもう無理」といった表現も入れれば6ヶ所になります。
しかし、果たして本当に山本益博氏の料理評論家生命はこれで絶たれるでしょうか。絶たれた方が日本の飲食業界が健全な方向へ向かうと私は考えますが、「タダ飯要求」くらいでは他のマスコミが追随しないのではないか。そうなると厚顔なマスヒロさんのことですから、この部分的な嵐を乗り越えてしまう可能性も大きいのです。
私は「タダ飯」問題より、ミシュランに関与していながら「自分は絡んでいない」と否定した発言を問題視するべきだと思います。幻冬舎が言うように、マスヒロさんがミシュランの黒幕の一人であるとしたら、その否定発言は完全な「嘘」ということになります。「嘘」は執筆者、評論家としては致命的なことです。
「タダ飯」、「ピンハネ」は店側の協力も必要ですからマスヒロさんだけの問題ではないですが、嘘発言は彼個人だけで責任を取らなければならないからです。

「ゲーテ 4月号」をネタにしたブログは今日で一応終わります。かなり引っ張ってしまった気もしますが、前々から公然の秘密とこの業界で噂されていたことを白日のもとに晒した幻冬舎の姿勢に、ジャーナリズムを標榜する他のマスコミも続いてほしいものです。

果たして山本益博氏は貝になったままか、反論するか、それは一般読者の反応次第です。マスヒロジャパンや、彼を起用している企業への問い合わせが増えれば対応せざるを得なくなるでしょう。
マスヒロさんを「山本先生!」と崇め、信奉していると宇田川氏に暴露された伊藤章良氏もすり寄る相手を間違えたとしか言いようがない。
彼の弁解も聞いてみたいものですが、「さとなお」さんと同じく密室取引が得意なようですのでダンマリを決め込むのではないかと思います。

2008年02月27日

「ア・ターブル 99」のブログをご存知ですか

山本益博氏が主宰する会「ア・ターブル 99」は完全会員制だそうです。
そのブログが「今大変になことになっている」との情報だけが入りました。
どなたかその中身、詳細をご存知でありましたら、お教えいただければ幸いです。

「ゲーテ 4月号」 山本益博氏批判 2

よくも次々とこれだけ大っぴらに批判されるなと感心する山本益博氏。それほど隠れた敵が多かったという証左でしょうか。2ちゃんの匿名掲示板ではなく、実名挙げての料理人発言が幻冬舎の月刊誌に載っているのですから、よほど日頃の行いに問題があったとしか考えられません。
さて今回はミシュラン掲載拒否店ではなく、マスヒロさん出入り禁止店などの話です。

昔、山本益博氏から行きつけの店へ連れて行ってくれと頼まれた見城社長が、
マスヒロさんが望んだ「京味」などへ予約を入れたら「山本さんとご一緒なら、誠に申し訳ないですがお断りさせて頂きます」と何軒もから言われたとのこと。
そう言えばマスヒロさん、東京の和食のトップレベルである「京味」の批評や記事をまったく書いていないと不思議だったのですが、これで納得しました。
漏れ聞くところ、3つ星の「水谷」へも行けなくなっているとか。

「月刊プレイボーイ 3月号」の対談でマスヒロさんは、「コート ドール」や「北島亭」のミシュラン不掲載を「何十年も時計が止まったような料理」とバッサリ斬っておりました。恐らく、この2店からも「特別待遇」を拒否されたか、「出入り禁止」にされたと想像できます。
私の得た情報では昨年8月末時点で「コート ドール」側はミシュラン調査員の来店を確認できなかったとのことですから、黒幕・山本益博氏が最初から推薦リストからはずしていた可能性も考えられます。
「コート ドール」不掲載にはもう一つ情報があります。「ル マンジュ トゥー」と昵懇のミシュラン日本人調査員が「コート ドール」を昔から毛嫌いしていたというもので、黒幕と調査員から個人的に無視されているとしたら、掲載されるはずがありません。

そういう友里も、「お前だって『しみづ』では出入り禁止だろ」、と突っ込まれることでしょう。ま、私が不在の時、教えを乞いたいと会社に来て手紙を置いて行った清水氏への返礼としてすぐさま店を訪問しただけなのです。客いないのに「予約で一杯」と逃げられたことをブログで書いただけなのですが、それがいけなかったのでしょうか。常連客には「友里に一発かました」みたいな自慢をしているようですが、それも逆だと開陳したことも清水氏の気に障ったのかもしれません。

ゲーテによると、山本益博氏、自分で予約して最上席でないと怒りだすというのも大人げないですが、これはお偉い方や富裕な方には見られる習性ですから、マスヒロさん自身だけの問題ではありません。

「月刊プレイボーイ」の対談の冒頭で「ミシュランの広報から増刷の知らせがあった」との自慢に、見城氏は「これこそ癒着の証拠」と指摘しています。
確かにマスヒロさんはナレ氏と雑誌で対談をしてはいましたが、なんでマスヒロさんに増刷の第一報をミシュランが入れなければならないのか不思議です。
もう一人の黒幕・増井和子さんへも報告したのでしょうか。
前々から思っていたのですが、マスヒロさんは「とにかくなんでも自慢して読者や店関係者、マスコミ関係者を信奉させたい」という思いが強すぎるようです。語るに落ちたとはこのことでしょう。

ミシュランは掲載拒否店を、マスヒロさんは「出入り禁止店」の公開をするべきだと思います。
今のところ友里征耶の出入り禁止は「しみづ」1店だけだとここに開示させていただきます。あの脅迫料理人の店へはその後行っていませんが、店を訪問しても拒否されないと思います。ミシュラン一つ星だからいずれ「モウラ」の取材で再訪しなければならないでしょう。

2008年02月26日

「ゲーテ 4月号」 山本益博氏批判 1

もはやミシュラン憎しというよりも、「マスヒロ潰し」ではないかと思うほどの過激な批判を展開している「ゲーテ 4月号」。
山本益博氏の品性下劣さを示すためなのか、業界関係者には公然の秘密だった彼の問題点を実名挙げて暴露してきました。
見城社長は「おねだり益博」、宇田川悟氏は「小判ザメ」と揶揄したマスヒロさんの「タダ飯要求」問題です。
ミシュランの掲載を拒否したと堂々と発言した麻布十番の「かどわき」の主人が、またまた以下のような爆弾発言をしています。
マスヒロさんが店へ予約の電話をしてきて「私が食べるということは、いろいろなところで批評して紹介することですからタダにしてくれ」と言うので断ったと。
私もこの手の「マスヒロタダ飯要求」、別の店での話として聞いておりました。私が好きな鮨屋でも要求したとか、ある星一つの鮨屋では直接主人から「特別待遇をしなかったので以後まったく来なくなった」といった言質をとっております。

しかしこんな下品な要求、いずれはバレると思わなかったのでしょうか。すべての飲食店がマスヒロさんに尻尾を振っているわけではないのです。
マスヒロさんの影響力を恐れ、敵に回すより味方につけよう、タダ飯くらい安い宣伝料だと思う店が多かったのでしょうが、こう堂々と有名出版社の月刊誌で実名の名指しで「タダ飯要求」を暴露されてしまっては、今後の「タダ飯」要求は難しくなります。逆に「うちにも『タダ飯』を要求してきて断った」と暴露してくる店も多くなるのではないでしょうか。
今まで特定の店をマスヒロさんが繰り返し褒めまくる不自然さを友里は問題提起してきましたが、それらの店は今後、マスヒロさんを「特別待遇」していたと疑いの目で見られることになります。
銀座の安めの中華「A」、チキンバスケットで有名な「K」、女性蕎麦屋の「K」、
愛宕の台湾料理「P」、3つ星フレンチ「K」、それにマスヒロさん常連の天婦羅「M」、鰻屋「N」、蕎麦屋「T」、鮨屋の「J」などが思い浮かんでしまいます。
雑誌などでマスヒロさんに今後取り上げてもらう店は、迷惑と感じることになるでしょう。
「何だ、『タダ飯』食わせて褒めてもらっているだけではないか」と読者、同業者から思われる可能性があるからです。

宇田川氏はマスヒロさん主催の「すきやばし 次郎」を食べる会に「2万7000円のところを2万円でいいよと誘われた」と暴露しています。
これって「次郎」の取り分は2万円ということを暗に言っているようなものです。7000円分が後からキックバックされると思われても仕方がない言動です。
数年前、私もマスヒロさん主催の「キャンドル」での食べる会に参加しましたが、チキンバスケットなど出た料理を積算すると、個人で訪問したほうが安いのではないかと疑問を持ったことを思い出しました。
高島屋で開催される「すきやばし 次郎」イヴェントでも、何やら関与しているといった具体的な数値を挙げての話も漏れ聞いております。

これは信頼できる人から直接聞いた話です。その人がマスヒロさんと偶然会った時、ご本人に友里のマスヒロ批判のことについて聞いたそうです。
マスヒロさんは「こういう場合は、貝になって黙ってやり過ごすのが一番」と言っていたとのことですが、知名度ない友里と違って有名出版社である幻冬舎が率先してのマスヒロ批判です。いつものようにやり過ごすことができるのか。
マスヒロさんは雑誌などへの寄稿だけではなく、ハムメーカーの広報誌や電鉄会社の日光行き特急車内で販売する弁当企画などその活動は広範囲にわたっております。
「タダ飯」批判に対して、反論し世に潔白を主張しなければ、彼だけではなく起用しているそれらの企業のイメージダウンは避けられないでしょう。
幻冬舎も「ゲーテ」誌上で反論のページを用意したいと見城社長が言っていますから、山本益博氏にはぜひとも貝になってやり過ごさず、堂々と反論していただきたいと思います。

それにしても最近やっとマスコミに出始めた伊藤章良さん。宇田川さんから山本益博氏のことを「山本先生!」と崇拝していたと暴露されてしまいました。思わぬトバッチリで世間に恥を晒すことになってちょっとお気の毒ですが、これも業界実力者にすり寄るという上昇志向が強すぎての身から出た錆のようなものです。
フードライターの端くれなら、マスヒロさんの「タダ飯」要求などネガティヴな噂の1つくらい耳に入っていたと思うのですが、ご機嫌取ってマスヒロさんの影響力で更に成り上がりたかったのでしょうか。
伊藤氏の、発売前のミシュランガイド批判を見て少しは見直していたのですが、こんな太鼓持ちのような態度が知れ渡ると、彼のイメージダウンもかなりのものだと考えます。


2008年02月25日

「モウラ」更新しています

「リストランテ濱崎」をアップしました。お立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

「ゲーテ 4月号」 ミシュラン13の疑惑について

発売中の「ゲーテ」(幻冬舎)を読みましたか。
問題の企画は主に「ミシュラン13の疑惑」と「宇田川悟×見城徹 対談」の2つの構成で成り立っております。後者はミシュラン批判よりも自称料理評論家・山本益博氏の糾弾に誌面の多くを費やしており、「評論家生命は絶たれた」とその仮面を剥ぎ実態をあからさまに暴露しています。
マッキー牧本氏の緩いミシュラン批判記事もありますが、すでに何人もの人から言いつくされた内容でわざわざ読むものではないでしょう。
だいたい、マスヒロさんの腰巾着みたいな立場だったマッキー氏がなぜアンチミシュラン、アンチ山本益博の幻冬舎の月刊誌に登場しているのか不思議であります。
さて本日は「ミシュラン13の疑惑」についていくつか考えてみたいと思います。

「星取りに私利私欲の絡んだ黒幕が数人存在する」
ミシュランに癒着していると先月号で名指しした山本益博氏の他に、もう一人の黒幕を炙りだしております。
在仏40年の女性ジャーナリストK・Mとイニシャル表記ですが、ちょっとこの業界に詳しい方ならすぐピンと来るでしょう。
私は「増井和子さん」のことを言っているとすぐわかりました。結構クリーンな人の印象でしたが、「ムーリス」のシェフ、ヤニック・アレノの特集番組ではミシュランガイド総責任者のナレ氏に直撃インタビューしていたことを思い出し、膝ポンでした。
しかも彼女、ミシュラン発売直前に帰国、東京でナレ氏はじめミシュラン関係者と和食屋などで会食していたそうですから、状況証拠は充分であります。

「掲載を拒否した店が多数ある」
以前ブログでは「かどわき」、「京味」、「銀座 小笹寿し」が掲載拒否したと書きましたが、「ゲーテ」は更に西麻布の「すし匠 まさ」を挙げております。
昨年6月ころに取材依頼の電話があったそうで、「鮨は季節によってタネが変わるので、時期を変えて3回、何人かの方が食べに来てくれるなら構わない」と返答したらそれ以来音沙汰がなくなったというのです。
どうやらミシュランは西麻布近辺の鮨屋に片っぱしから掲載許可を取っていたようです。「真」、「ゆう田」、「拓」とそれほど傑出しているとは思えない店を3店掲載しているのが不思議だったのですが、3回も店へ行く暇と予算がなかったのでしょうか。複数回行って調査しているというのは眉唾です。

「2009年版の依頼が始まっている」
今年に入ってある割烹へはすでに掲載依頼がきたとあります。私のところへもそのような情報が入っていましたから、これは間違いないでしょう。
しかし初版が出てまだ数ヶ月で、もう星付けを決めているとしたら、来年度版の中身もたいしたものにならないのは誰でもわかりますね。

その他、調査時間がなかったからか広報資料の説明文と広報用写真をそのまま掲載された、といった話もありました。予想通りまったく片手間でいい加減な造りだったことがわかりますが、山本益博さんやK・M女史はミシュランからどのような待遇を受けているのか、興味があります。

私が来年度版のミシュランに望むのはただ一つ。まともな評価は調査員のレベルが低いので無いものねだりで無理。要は「掲載拒否」された店をすべてディスクローズすることを要求したい。
アンケート調査でも回収率というのか、無回答の数を開陳してその公平性を示しているはず。
掲載許諾を得るスタイルをとる限り、「掲載拒否」があったことを素直に認め、それを公表することが、最低限の日本人への礼儀であると考えます。

2008年02月23日

「GOETHE」ゲーテ4月号の第一報

本日発売でした。コンビニで早速購入(750円とちょっと高い)、ざっと読んで驚きました。
更なる「ミシュラン批判」と私は発信しましたが、内容はミシュランをつかった徹底的な「山本益博さん批判」でありました。
ここまで書いていいの? 業界関係者から聞いていたのですが友里でも書けなかったマスヒロさんの裏の顔が、具体的に実名も挙げて「見城−宇田川 対談」で明記されております。

麻布十番の「かどわき」主人は「マスヒロさんが予約電話で『タダ飯』を要求したので断った」とのこと。私は銀座の鮨屋でも同じような要求があったと聞いていましたから驚きませんが、マスヒロ信奉者には衝撃の記述であります。
「水谷」へ出入りできないと聞いていましたが、「京味」も山本益博氏と一緒だと来店を断っているというのもうなずけますね。これだけの有名店でありながら彼の「京味」コメントを見た記憶がありません。

まだまだマスヒロさんの品行下劣(見城社長談)な呆れる行状が二人によって暴露されていますので、ぜひご一読をおススメします。ミシュランとの癒着の記述もあります。友里としましては、来週のブログで詳しく取り上げたいと思います。

見城氏、宇田川氏とも、山本益博氏の「評論家生命」はこのミシュラン癒着で絶たれたと断言しています。私もこの企画で書かれていることが真実ならば、「料理評論家」の看板をおろして引退、その後は「自腹」で好きな外食をされることを進言させていただきます。

宇田川氏はついでに面白いことを暴露していました。「月刊プレイボーイ 3月号」で掲載された「ミシュラン・ガイドの裏事情を語る」での座談会でのこと。この記事は私のブログでも2回取り上げております。
http://www.tomosato.net/blog/2008/02/post_326.html
http://www.tomosato.net/blog/2008/02/post_328.html
その対談の出席者の一人、伊藤章良氏(イベントプロデューサー&フードライター)が山本益博氏の信奉者のようで「山本先生!」と呼んでいたというのです。ブログでもちょっと書きましたが、マスヒロさんの影響力を借りてライターとしてこの業界で成り上がり本の出版をしたい意欲のためのスリ寄りなのでしょうか。宇田川氏は大学で教鞭とって作家であるのに「宇田川さん」と呼ばれたとにちょっと不満も申されております。
しかし、世のフード系ライター、外食好き、食通で山本益博氏を「先生」と崇める人がいたとは驚きです。
何考えているんだ、この人は。長く一般人より多くの外食をしていると言っている伊藤さんが、この業界でのマスヒロさんの実態をまったく知らないとは思えません。知らないなら彼にはまともな情報が来ないということです。マスヒロさんの行状を知りながらも「先生」と呼んでいるとしたら、彼も同じ穴の狢なのでしょうか。
どうか「先生」本人に数々の悪い噂や話の真偽を確認してもらいたいものです。「かどわき」主人に聞けばすぐわかりますけど。
そう言えばQサイト時代、コラムで伊藤氏を取り上げたことに対する邱さんへの直訴抗議メールには「邱 先生」とあったことを思いだしました。Qサイトにこのような不愉快なコラムは必要ない、サイトや他の執筆者にも悪影響を及ぼす、といったような内容だったと記憶しております。
しかし、面識もなく教えを乞うたこともない人にいきなり「先生」をつける伊藤氏の処世術には頭が下がります。こんなこと書くとまた抗議メールがくるかもしれませんが、立派に月刊誌で対談とはいえデビューされている公人ですから仕方ないでしょう。
「親ガメこけたら子ガメもこける」ではないですが、信奉するマスヒロさんが料理評論家としての生命危機に陥ったとしたら、ようやく露出が多くなってきた伊藤章良氏ですが、運が悪いとしか言いようがありません。
彼がマスヒロさんを信奉し「先生」と崇める姿勢でライターを続けた方が、一般読者により「悪影響」を与えると私は考えます。

「店評価ブログ」を更新しました

今月発売の「月刊 ゲーテ 4月号」(幻冬舎)では、更なる「ミシュラン批判」が展開されているとの情報が入りました。過激度が増しているかと期待しております。
多分本日か来週初めには書店に並ぶので、熟読後ブログで取り上げたいと思います。

「店評価ブログ」に、「アルタ アッピア 西麻布」と「3つ星シェフを招聘したベルビュー」をアップしました。
1年持たず閉店を繰り返した飲食店不毛の場所に、業界人御用達の「アッピア」が支店を出しました。今のところ同伴や国会議員で盛況のようですが、料理内容をみると食通や外食好きが訪問するレベルとは到底思えません。
またワインの値付けが高過ぎるニューオータニの「ベルビュー」。経費族以外はワインを飲むな、ということでしょうか。フェアでは同伴系の割合がかなり高かったと思います。
ぜひお立ち寄りください。
http://www.tomosato.net/blog2/index.html

2008年02月22日

「世界料理サミット」とは」何だ?

最近は業界の裏話などディープな情報をいただいており、ネタ切れを心配することが少なくなりました。ここにあらためて御礼申し上げます。
本日のネタも読者の方からの一報であります。
来年2月の3日間、世界的に有名なシェフたちを呼んで、東京フォーラムで開催される「世界料理サミット」をご存知でしょうか。
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_02/t2008021931_all.html
http://www.tokyotaste.net/jp/greeting/greeting.html
参加予定のシェフは、フェラン・アドリア(エル・ブジ)、ヘストン・ブルメンタル(ファット・ダック)、トーマス・ケラー(フレンチ ランドリー)、和久田哲也(テツヤ)、ガニエール、ロブションなど錚々たる顔ぶれ。
業界の人材育成、交流促進、日本食文化の普及、食育に対する関心の向上などを基本方針にしているようですが、有名シェフによるデモ、イートインによる料理の提供、スポンサーのワークショップ、食育の普及・推進、展示会などで構成されるようですから、業界関係者だけではなくグルメ、一般人、ミーハー客を最大のターゲットにしようとしているのではないかと考えます。

実行委員会(理事会)の理事長がキッコーマンの茂木会長、その他理事には味の素、外食産業向け卸、そして三國氏、村田氏、脇屋氏、片岡氏など有名露出料理人まで名を連ねていますから、その思惑が見えてくるというものです。
活動実態があるとは思えない「日本フードアナリスト協会」の検定試験委員である力石氏(飲食業界、ホテルなどのコンサルグループの代表)や田崎信也氏も嗅覚するどいのか理事になっておられます。そしてあの服部校長も実行委員長に就任。服部学園関係者として、校長の妹さんや息子さんまで理事になっています。この理事構成、ちょっとおかしいと思いませんか。しかも息子さんまで服部姓ですから驚きです。小山薫堂氏も理事になっていますから、理事のステイタスってまったくないに等しいのではないか。
このメンバーを見てしまうと、この「サミット」の狙いの一つが見えてしまう気がします。商売上手な方、「食育」を商売にしようとしている方がかなり集まっていると思うのは友里だけではないでしょう。

しかし、「食育」とは「国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指します。」とあります。
最近は自宅で出汁をとっている家庭がどのくらいあるでしょうか。業務用加工食品に必ずと言っていいほど入っている味の素、もとい化学調味料、いや旨み調味料でしたっけ。鈍感なJ.C.オカザワはてんこ盛りの「忠弥」の煮込みや焼きトンを絶賛していますが、私も必要悪というか廉価な料理には避けられない魔法の調味料だと思います。でも、その利便性から本来の「食文化の継承」が阻害されてはいないでしょうか。
堂々と「食育」をテーマにしている催しに、旨み調味料会社が参加しているところが私には理解できません。
決して存在を否定しているわけではありません。混ぜ山葵と同様、それなりの食材や調理には必要だと思いますが、自称とはいえ「サミット」と崇高なタイトルをつける会合に、表だって「旨み調味料」がでてくるのにちょっと違和感を覚えるのです。
化学調味料が大好きなマスヒロさんやJCも理事に就任されると完璧な理事構成になりますね。

2008年02月21日

「モウラ」更新 松濤のフレンチ「シェ・松尾」

月曜に予告しましたとおり、今日の「モウラ」ではミシュラン調査員がいい加減な調査・取材をしているのではないかといった問題提起をしております。
レストランは松濤の「シェ・松尾」。
このフレンチは良いワインリストがあるとして「葡萄マーク」がついているのですが、渡されたリストを見て頼もうとした我々へのソムリエの発言に唖然、仰天!
詳細は「モウラ」をご覧ください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

2008年02月20日

ワインの値付けを高くして本当に利益が増えるものなのか

料理の価格に比べてワイン価格が高過ぎると思ったことはありませんか。
「ジョエル・ロブション」のベルゼローゼ シェフは「日本には知識や価格に精通したワイン通が多い」みたいなことを言っていると一昨日のブログで紹介しましたが、私は逆に日本の客はワインの値付けに「鈍感」な客が多いと考えます。
店でワインをボトルで頼む客は自腹ではなく経費で落とす人が多いので、「高い安い」を気にしないということでしょうか。ソムリエのおススメに何のためらいもなく、高額なワインを頼む客も多いようです。

ノンヴィンのシャンパーニュに1万円以上、そのシャンパーニュのグラス価格が2000円前後の店も見かけますが、この値付けは暴利ではないでしょうか。例外を除いてネットでは5000円以下で個人でも簡単に買えるノンヴィンシャンパーニュ。小売りのワインショップの粗利は3割と聞きますから、店の仕入れは4000円前後と考えるのが普通でしょう。
それをボトルで倍以上、グラスに至っては2杯売ったら元取れることになりますから。(実際は8杯グラスでとれると思います)

料理はどんなグランメゾンでも一皿1万円を超える値付けは難しい。食材費や調理代がゼロとしても荒利は1万円ないわけです。
ところが、ワインでは保管期間など在庫のリスクがありますが、簡単に2倍、3倍の値付により何万円もの粗利が一瞬に稼げ、それを頼む寛容な客がいる。一度経験したら離せない甘美な営業方針なのでしょう。手間暇かかるレストランのメイン商品である料理より稼ぎがいいのですから、気持ちはわかります。
しかし、果たして総合的に売り上げ増大、利益利増大に寄与しているでしょうか。

具体的な例を挙げます。ワインの値付けの安い「ボン・ピナール」、すべてのワインが安い値付けなのですが、ノンヴィンのシャンパーニュの中では人気で高額な「グラン キュヴェ」という銘柄、1万6000円ほどで提供しています。
しかし、このシャンパーニュ、ほとんどの店では3万円前後としているはずです。ひどいところでは3万5000円近くの店もあるくらいです。
5〜6年前、私はインポーターから直接7000円ほどで購入した記憶がありますが、その後ユーロ高、値上げがあったとしても、店売りの1万6000円以下であるのは誰でも想像できます。恐らく、仕入れは1万2000円から1万3000円くらいでしょう。
この「ボン・ピナール」、ワインの値付けは掛け率ではなく、仕入れ値に数千円を加えて売値にしていると聞きましたから、高級ワインになるほどお得感がでるわけです。

ワインの元値を知っている客ならば絶対にレストランで3万円の「グラン キュヴェ」を頼まないのですが、数千円アップの1万6000円ならば喜んで頼む客も多いはず。
ワイン好きというのは面白いもので、値付けが安い、つまり市場価格とそれほど乖離していない場合、2万、3万いやそれ以上高いワインでも頼んでしまう習性があります。しかも、次から次へとボトルを開けてしまうこともあります。
つまり高い値付けだと我慢して1万円くらいのワインを1本しか頼まないところを、安い値付けだと2万円以上のワインを2本、3本頼んでしまうこともよく見る光景なのです。
倍以上の粗利を取っても安いワイン1本では粗利は6000円ほど。3000円の荒利しかとらなくても2本飲んでもらえば荒利は60000円で売上は4万円、3本飲んでもらえれば粗利は9000円で売上は6万円増えます。
例え粗利が同じとしても売上が増えれば信用力は上がるはずです。

絵に描いた餅というのか、粗利の大きなワインでの儲けを夢見ながら実際は在庫の山で売上が上がらない店にするか、粗利は少ないけどワインの回転が早く、結果売上と荒利が稼げる店にするか、それは経営者の考え次第でしょう。
ワインに釣られた客も増えるでしょうから、少々料理に難があったとしても流行るというのも、値付けの安いワインの店の強みであります。

2008年02月18日

「モウラ」更新しています

目白の一軒家和食「和幸」をアップしています。
友里としては珍しくミシュラン同様評価が高い店でありました。ミシュラン調査員より深く分析した結果であります。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

ニューズウィーク 日本版3月号

TVではなく出版系では珍しい「ミシュラン擁護」の特集記事があるとマスコミ関係者から聞いて購入しましたこの雑誌、いやはや何とも言えない読後感でありました。
「世界が見た美食都市 TOKYO」とのタイトルを見ただけで、ミシュランサイドに立った論調になっていると推測されるのですが、内容はミシュランに頼まれたのかと思うほどのもの。ミシュラン出版で沸き起こった不満、批判もちょっと書いてありますが、ほとんど検証なしでミシュランサイド、料理人サイドの口上などをそのまま垂れ流しているだけでありました。

「小十」はオープンして数ヶ月客入りが悪く、ミシュラン掲載で脚光を浴びることになる、とありますが、この雑誌の編集者たちは小十へミシュラン掲載前に行ったことがないことがすぐわかりました。私の記憶では、マスコミ露出の助けもあったのかオープンして数ヶ月で客が付き、以後何年も予約が難しくなっていたはずです。私も数週間後の予約が取れなかったことが何回もありました。
「菊乃井」では、かつお節は九州、昆布は北海道から取り寄せる、とあります。今どき珍しいことでしょうか。「菊乃井」の半値で提供している和食店でもこのくらいの食材を使用しているはずです。もっと産地を絞った食材を使用しているはずですが、まったくその辺の知識がない。

「ジョエル・ロブション」のシェフ、ベルゼローゼ氏は「日本には本物のワイン通が多い」と高く評価していることが載っています。
日本のワイン愛好家は知識が豊富で、世界各地の極上ワインをリーズナブルな価格で手に入れる方法も知っている、とありますが、本当に実態をご存知なんでしょうか、ベルゼローゼ氏やニューズウィークの編集者たち。
私は友里としてデビューするまで、その「ワイン通」という人たちの末席に立たせていただいていたと思っておりますが、ワインサークル、ワイン会などに頻繁にご出席している方々が、皆それほどの知識を持っているとは思いませんでした。ワイン価格に対しても非常に寛容な方が多い。
大手国内インポーターのオークション会場では、連れてきた美女たちにパドルを上げ続けさせて落札価格を無茶苦茶上昇させてしまう富裕なワインコレクターたちの光景を毎回目にしました。
一般ピープルのワインオタクや世に言うワイン通もほとんどは百貨店やショップのセールに早朝から駆けつける程度でありましょう。
世界の市場価格やリーズナブルな価格で購入したい人たちもいないわけではありませんが、せいぜい小さなインポーターに登録して欧州のマーチャントにインデントで注文するか、クリスティーズなど海外のオークションへ応札するしか方策がないはずです。
だいたい、リーズナブルな価格で手に入れる方法を知っている人が多いなら、「値付けの高いワイン」しか置いていない「ジョエル・ロブション」に行く客がいるはずないではないか、と私は突っ込みたくなります。

確かこの雑誌の編集長は、TVのワイドショーなどのコメンテーターをしている竹田さんではなかったか。他のタレントと違ってなかなか重みのある発言をしていて好きなコメンテーターの一人だったのでちょっとがっかりしました。

今週木曜にアップする「モウラ」で、ミシュラン調査員がワインをボトルで頼まないで「葡萄マーク」をつけているのではないか、といった問題提起をしております。リストだけ眺めて在庫をまったく確認していない?
もしかしたら昼だけの訪問かもしれません。取材期間や予算の制限からランチだけの訪問で終わらせている可能性も考えられます。
具体的に指摘しておりますので、ぜひご覧ください。

2008年02月16日

「店評価ブログ」を更新しました。

ミシュランの新しいネタ情報を入手しました。これが本当なら面白いというか、かなりインパクトがあると思います。
いくつかのマスコミも動いているようです。裏がとれましたらご紹介できるかもしれません。

さて、「店評価ブログ」に西麻布の居酒屋、和田アキ子プロデュースの「お菜屋 わだ家」をアップしました。近辺のタレント経営の寿司屋と同じく、「タレント関連の飲食店にCP良い店なし」はまたしても証明されました。
どうぞお立ち寄りください。

2008年02月15日

プロフェッショナル・仕事の流儀、「カンテサンス」の巻

NHKがまたまたやってくれました。2/5の放送で、3つ星フレンチ「カンテサンス」の若きシェフ、岸田氏を最大限に持ち上げたヨイショ番組について一言いわせていただきます。

「次郎」の時もそうですが、NHK、ミシュランとツーカーの仲なのでしょうか。ミシュランからの3つ星通達の電話連絡の瞬間を放送したいがために、TVカメラをスタンバイさせていました。星発表前からこの番組を企画して録画収録していたようですが、2つ星、1つ星、いや星とらなかったらば、この企画をボツにしたのでしょうか。かなり周到に準備していましたから、「次郎」、「カンテサンス」と3つ星とるとの確信があったことが推測されます。
しかもミシュランの通達電話もおかしい。「次郎」では二郎さんに続いて長男が電話に出たのですが、その会話は日本語でありました。ところが今回岸田氏は電話にフランス語で答えていたのです。
TV映りを考えたら、「フランス語で対応する若き日本人3つ星シェフ」、絵になりますが、わざわざフランス語で連絡しなくてもいいはずで、ミシュランはTVを意識しての対応ととられても仕方ないのではないか。

今回もまたまた脳科学者の茂木健一郎氏は何ら検証せず岸田氏とその料理をヨイショ。ブーダンノワールとリンゴの取り合わせは今どき珍しくないのですが、不自然なまで感動されておりました。
読者の方からは「これでは脳科学者ではなく、『NO!学者』だ」とのご意見をいただきましたが、友里もまったく同感であります。

食評論家の横川潤氏は、岸田氏を「天才」だと称賛していましたが、私は演技力に関して「天才」ではないかと考えます。
マグロを使って新たな料理を試行錯誤していた時の表情、京都へ九条ネギを調査に行ってネギをかじった様、修行先の「アストランス」のシェフ、パスカル・バルボが突然店を訪れたという設定での驚きの表情、などTVカメラを前にしての演技力はフレンチのシェフにしておくにはもったいないほどのものでした。
だいたい、本当にパスカル・バルボは突然訪問してきたのか。何人かのグループでしたが、席が偶然空いているものなのか。なぜその突然の場面でNHKのカメラが回っているんだ。
わざわざパリから弟子の店を訪問するのに、何の連絡もしないなんて不自然そのもの。どう考えても設定に無理があります。
脳科学者はこんな見え見えの事も見過ごしてしまうのでしょうか。


2008年02月14日

「モウラ」更新しています

最近は昼前後に順調に更新されているようです。
今日は鉄板焼の「銀座 うかい亭」です。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
オークラ、帝国などホテル内だけではなくこの「うかい亭」も含めて、高額鉄板焼に肉質、味わいの違いはほとんどなし、が友里の定説であります。

どうぞお立ち寄りください。

2008年02月13日

「やま祢」の鍋用フグにはなぜ臭みがあるのか?

「モウラ」の「星付きレストラン ほんとうの味とサービス」の第7回(2/7付)での、「やま祢」の鍋用フグだけがなぜ臭みがあるかとの問題提起に対し、先日「シェ・ワダ」閉店に関するコラム(2/3付)でリンクを張らせていただいた「ワインとピアノのある部屋」というブログでわかりやすい解説をしていただいているのを見つけましたので、ここに紹介させていただきます。

未だ友里の「モウラ」をお読みになっていない方はまずはご覧ください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/?p=17

ミシュランガイドの「味噌鍋ではふぐ特有の臭みを抑える為に広島産の白味噌を用いた味わい」という紹介文に友里は、「臼杵ふぐ 山田屋」や「味満ん」の鍋は白味噌仕立てではないが臭みは感じない、なぜ「やま祢」の鍋用フグだけ臭みがあるのか、ミシュラン調査員は検証なしに店の宣伝口上をそのまま垂れ流して行数稼ぎをしている、と問題提起しました。

次にその「ワインとピアノのある部屋」(2/11付)をご覧ください。
http://dks.moo.jp/wine332/
第二パラグラフでその内幕が解説されております。
最近は技術の進歩で「養殖」でもほとんど臭うことはなくなったとのこと。
白味噌で匂いを隠すということは、かなり鮮度が落ちたものか、他国の養殖ものではないかとの推測であります。

実際の仕入れを調査できないのであくまで推測の域を出ませんが、「やま祢」では鍋用のフグは刺身とは別質のものを使っているのではないかと思ってしまいます。
「山田屋」、「味満ん」だけではなく、「銀座 福治」、「い津み」といった高額店は勿論のこと、「たらふく」の養殖ものでも鍋フグの臭みを特に感じなかった友里。

件のブログにも書かれていましたが、ミシュラン調査員は本当に旨い河豚を知らなかったということでしょう。

2008年02月12日

「ラ・ソース古賀」が閉店

読者の方からの第一報で知りました。代々木上原のフレンチ「コム・シェヴ」の裏メニューの「カレー」をメインにオープンした「ラ・ソース古賀」が1月末をもって閉店したそうです。
オープン当初から訪問を繰り返し、その値付け、品揃え、内装を含めたコンセプトから銀座という立地では営業が厳しいと指摘していたのですが、考えようによってはよく2年半も持ったなと思っております。
オープン当初は「さとなお」さんや山本益博氏も絶賛したからか、そこそこ客が入っていたかもしれませんが、直ぐに息切れ。
割引券を出す、通し営業をやめる、古賀シェフが写った電気看板をはずす、1年経たずに夜はビストロ系に転向、など下降線をたどる店のお決まりのパターンである「コンセプト変更」を繰り返しておりました。
この店は多分古賀シェフと資本関係のない会社が運営していたからここまで持ったのであって、古賀シェフ単独の経営でしたらもっと早く結末が来ていたと考えます。

「裏方が表に出てくるとロクなことがない」は料理の世界でも当てはまる定説であったのでしょう。
カレー単体料理店は、少ない人件費で効率的に如何に回転を良くして客をこなすかが勝負の分かれ目。客単価増を狙って単品価格を上げ、ビール以外にワインまで用意する意味はなかったということです。
以前紹介しました「流行る店」という本にも書いてありましたが、流行らないからと言って早々にコンセプトを変更すると余計にダメージをくらうということです。客に不入りを見透かされるからです。
最初からビストロ系の店にして、フレンチの裏メニューである「カレー」も出す店、というコンセプトでオープンしていたら、同じ結果になっていなかったかもしれません。

「さとなお」さんやマスヒロさんには、店が存続できるか、コンセプトが間違っていないか、などヨイショして食べるだけではない、まともな検証をしながら店を取り上げてもらいたいものです。
それにしてもマスヒロさん、自身が直接関わったと言われている「リョウリ ゲンテン」に続いて、褒めたこのカレー屋も時おかずの閉店。見る目というか、料理店をプロデュースする能力が本当にあるのでしょうか。
自分が担当する週刊誌や月刊誌で取り上げるから流行ること間違いなし、とプロデュースやコンサルの営業をしているのかもしれませんが、「れい家菜」を挙げるまでもなく、そんなに甘いものではないのはご本人が一番ご存知のはずだと思います。

流行る店にすることはある意味簡単。利益を追求せずすべて客へ還元すれば良いだけのことですが、それでは商売として成り立ちません。如何に利益と客への還元のバランスをとるか、これが難しいと思います。
こんな事を言っては驕っていると批判も受けるでしょうが、これからオープンを考えている経営者やシェフは、マスヒロさんではなく一度友里に相談いただければ、少なくとも流行らない店をオープンしてしまうリスクは少なくなると考えます。

2008年02月11日

「モウラ」更新しています

先ほど「モウラ」が更新されました。
本日は新宿のフレンチ、「ミッシェル・トロワグロ」であります。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
ミシュランに掲載されて「ぐるなび」のクーポンをやめた「トロワグロ」。集客は年越えても順調なんでしょうか。

ネットの掲示板では、この「モウラ」の更新をここで宣伝するのが気にくわないようです。都度反応しています。
「打ち切りが決定した」など根拠のない書き込みも目にしますが、逆に言うとそれほどこの手の人たちは気にしているということでしょうか。
今まで取り上げなかった店も多く、たとえ取り上げていても再訪するなどして内容は書き直ししていますので、お立ち寄りいただいて損はないと思います。

2008年02月09日

「店評価ブログ」を更新しました

相変わらず寒い日が続いています。今日も関東地区は雪が降る予想です。飲食店に関わらずこの時期は「二八」といって、客商売では2月、8月は売上が落ちると言われています。ただでさえ厳しい時期に、気候の不安定が足を引っ張る形にならなければ良いと考えます。

さて「店評価ブログ」に、ミシュラン3つ星フレンチ「ジョエル・ロブション」と、京都の創作和食「くしかんざし 久」をアップしました。久々のロブション訪問は星発表の直前でした。顔バレしている友里がどのような待遇を受けたか。京料理の本筋とは違うと思いますがたまには食べるには良いでしょう、高級食材を数多く盛り込んだ創作和食の「久」。
お暇な時にお立ち寄りください。

2008年02月08日

六本木ヒルズが大リニューアル!

週刊文春に、オープン5周年に合わせて60店舗前後を入れ替えるとの記事が載っていました。閉店は55店舗、新規オープンは32店舗、リニューアルは22店舗だそうです。
当初は30〜50代の女性をターゲットにしていたが、今後はファミリーと女性と同伴の男性向けの店舗を充実させていくとのこと。そういえば、外から見ていつ客が入っているのかと思うような店もありました。
森ビルは訪問者数を誇っていましたが、「見るだけ」の客が多くて観光地化してしまい、観光客には向かないテナントの売り上げが伸び悩んだということでしょう。

「ヴェルサーチ」、「コーチ」、「レオナール」などが撤退するそうです。確かにこれらの店がここに出店する意味がそれほどあるとは思えません。ヒルズ内観光ツアーを企画して訪問客数増を狙った営業努力が、かえって高級テナントの足を引っ張った格好になったのではないでしょうか。新規に出店する店舗は知名度もイマイチで全体的に「安め」の店が多いそうです。
しかし撤退する各店舗、5年間の収支決算はどうだったのでしょうか。今後も再開発ビルへの出店を考えている店はより慎重な検討が必要でしょう。
こうなると表参道ヒルズも近いうちに見直しがあるのではないか。当初からこんな再開発地に出店する意味があるのかと疑問の「ハリー ウィンストン」。取扱商品の価格が表参道ヒルズのコンセプトとまったく合致していないと思うのは私だけでしょうか。

友里として飲食店についても述べなければなりません。HPで閉店する店を調べたところ、面白い傾向がわかりました。「とんかつ まい泉」と「とんかつ かつくら」と「とんかつ店」がすべて撤退するようです。ミッドタウンの「平田牧場」は相変わらず人気のようですから、ヘルシー志向で「とんかつ」自体が敬遠されているわけではないと思います。場所、値付け、味と色々な要素が絡み合っての結果だったのでしょう。
新規出店での注目は、「八坂通り An 京割烹」。「祇園 さゝ木」の主人、佐々木浩氏のプロデュースとなっていますが、実際の運営会社は「ワイズテーブル コーポレーション」です。ワイズテーブルは、クオモ氏や大西氏、辻口氏だけではなく、和食の有名人も取り込んだようです。ヒルサイドの地下2階ということですから、高級割烹ではなく割と手ごろな価格の和食店であると推測されます。
果たして5年後、またまた大規模な入れ替えが必要になるかどうか、それは森ビルの手腕にかかっていると考えます。

2008年02月07日

「モウラ」更新しています

まだ世間にあまり知れ渡っていないようですので、当分更新したらブログで宣伝させていただきます。
本日は一つ星フグ屋「やま祢」であります。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

2008年02月06日

こんな発言して何様のつもりか、マスヒロさん

「月刊プレイボーイ 3月号」での「次郎」の擁護で、ついにマスヒロさんは、「寿司屋で1カンずつ値段を書けって言う人は、そもそも次郎なんかへいかなきゃいいんだよ。3つ星店に行くには、『あなたも3つ星かどうか』という前提があるのに」
こんなこと、自分の生業のモトとなっている一般読者、一般客に言ってしまって良いのでしょうか。
マスヒロさんの評価や発言を信じている人は、そもそも食べ込んだ人や味のわかる食通ではないということがおわかりでない。彼の言う「3つ星客」の真の定義がよくわかりませんが、彼のファンや信奉者には、その「3つ星客」に値しない人も多いのではないか。つまり彼が言う「次郎」に相応しくない客が、マスヒロさんの生業を支えているということを理解していない。

そんなに「次郎」はすごい店なのか。客は3つ星でないと、有名店などへ行ってはいけないというのか。何様のつもりなのでしょうか。
かくいうマスヒロさんも、種々の事情で3つ星鮨屋「水谷」へは敷居が高くて訪問できないはず、という情報を聞いたことがあります。「マスヒロさん、貴方も3つ星なのですか」と私は聞いてみたい。

また私への当てこすりか、「評価基準が変わったことも知らないまま、あの店の3つ星はおかしいとかふさわしくないとかやっている。僕は日本のジャーナリズムがこんなに底が浅いとは思わなかった。」との発言には笑ってしまいました。
底を浅くしてしまったのは、マスヒロさん、貴方の影響が大なのです。だいたい評論家と自称する者が、評論対象となる店側のプロデュースをやること自体、ジャーナリズム違反ではないか。
マスヒロさんのこの言いたい放題、しかし対談相手の3人は誰一人彼の暴走発言を戒めることはなく、追従するような発言をする人までいて呆れてしまいました。でも心中からマスヒロさんを信奉しているとは思えないんですけど。
マスヒロさんは「リョウリ ゲンテン」だけではなく、他にも色々な店のプロデュースやアドヴァイスをしてきたと聞いています。そんな人が評論家と名乗っていいのでしょうか。都合の良い時だけジャーナリズム云々と吠えていいとは思えません。

2008年02月04日

「モウラ」更新しています

麻布十番のイタリアン、「クチーナ・ヒラタ」を取り上げています。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
「MouRa」にお立ち寄りください。

「ミシュランガイドの裏事情を語る」を読んで

大仰なタイトルの4人対談、月刊プレイボーイ3月号の特集です。
山本益博氏、宇田川悟氏、横川潤氏、伊藤章良氏ですが、マスヒロさん以外ミシュランの裏事情なんて知らないと思うのですが、いちいち文句を言っても仕方ありません。
マスヒロさんは、「北島亭」や「コート・ドール」の不掲載の理由は、10年、15年、20年前と変わらない時間が止まった料理だから評価しなかった、と発言しています。
でもロブションだって、現役引退して何年経っているのでしょうか。「ジョエル・ロブション」で食べた多皿コースには、現役時代のスペシャリテがかなり紛れ込んでいたと記憶しているのですが、お気に入りのフレンチシェフは時間が止まっていてもいいのでしょうか。確か「最高の状態でやめたい」と1996年に現役引退したはずです。
パリの3つ星、「ルドワイヤン」も、3つ星とってから同じようなスペシャリテのコースを出していると思います。3つ星「ブラス」だって昔のスペシャリテ、多いですし。
私が漏れ聞いた話によりますと、「ル・マンジュ・トゥー」と昵懇の調査員は、昔から「コート・ドール」を毛嫌いしていたとか。この情報が本当なら、斉須さんの店が掲載どころか調査対象にのるはずがありません。

また、明細を出さない「次郎」擁護として、「ネタの仕入れは毎日変動があるから、コースの中にうまく高いものと安いものを混ぜてお客さんに迷惑かからないようにしながら、採算取っているんです。」と言っています。
どうせこの雑誌の読者は「次郎」へなど行っていないだろうと高をくくっているとしか思えない発言です。自腹かどうかは別にして頻繁に通っているマスヒロさんには到底及びませんが、私の少ない経験では、「お任せ」では同じ時期ならば出るネタはほとんど変わりません。
高いネタと言えばまず鮪。これは余程でない限り、3種出るはずです。アナゴ、海老、コハダ、玉子、イクラ、ウニなども季節にそれほど関係なく定番であるはず。確かに白身や光ものは季節によって違うでしょうが、それでも同じ時期ではほとんど出るタネに違いはないはず。しかし、毎日仕入れ値は変わっています。
どうしてこんなに詭弁を弄して「次郎」の営業方針を擁護する必要があるのか。
我々が要求する「明細」とは、1ヶづつの価格ではありません。次郎のようにほとんど「お任せ握り」に特化している鮨屋なら、数種頼んだツマミネタの追加がいくらなのか、追加で頼んだ握りがいくらなのか、「カモヅル」は1本いくらなのか、聞かれたときくらい誰でも納得する答えを準備しておく必要があると言っているだけであります。
「明細を出さない」ではなく、「適当にやっている」というならば、客も逆に納得すると思うんですけど。
ネタの種類を変えているのではなく、仕入れ値の変動で、「タネ質」を変えているというならこれまた納得します。

次回は口が滑ったのでしょうが、一般読者と一般客をバカにしたマスヒロさんの発言についてです。

2008年02月03日

大阪高麗橋「シェ・ワダ」が閉店

門上武司氏が懇意というか、全面的にバックアップしていた大阪の有名なフレンチ「シェ・ワダ」が先月25日で閉店したそうです。
何人もの読者の方から、「過大評価の店なのでぜひ取り上げて欲しい」とリクエストいただいたのに、ついに未訪問のまま消えてしまいました。申し訳ありません。
そして面白いことをやはり読者から聞きました。この仲良しの門上さん、閉店の1週間前(1/18)に自分のブログでいつものように絶賛しているのですが、その様は7日後に閉店するようなニュアンスがまったくありません。もしかしたらご存じなくいつものようにバックアップしてしまったのでしょうか。
http://www.kadokami.com/blog/archives/2008/01/post_153.html

「シェ・ワダ」、東京でも結構有名なのに、地元ではあまり評判がよくなかったようです。
「ワインとピアノのある部屋」というブログを主宰されている方(かなり食の知識と経験、そして人脈があるようです)も2/2の最初のブログでこの店の閉店について書かれておりました。
http://dks.moo.jp/wine332/

あの「さとなお」さんも「シェ・ワダ」を珍しく全否定というかまったく評価していません。
http://www.satonao.com/kansai/minami.html
「LOVE!」マークにまったく赤色がついていない。今後の副業活動を拡大するためかスタンス転向、店に対してシビアな評価を封印した彼がまったく評価していないのですから、これはかなり良くない店なのか、味が濃くなく上品すぎる店なのかのどちらかだと思います。
どちらかというと評価が甘くなる「食べログ」でもそれほどよく書かれていません。
http://r.tabelog.com/osaka/rstdtl/27004141/

先月末から「祇園 さ々木」の佐々木氏たちと欧州旅行している門上氏、気にいったというか近寄ってくる料理人を必要以上に過大評価する癖があると思うのですが、「さとなお」さんがここまで褒めない店というのは極めて異例。世間からかい離した門上氏の「店評価力」は、マスヒロさんと同じく一般客や友里には理解できるものではないようです。
追記
読者の方から情報メールをいただきました。和田シェフは閉店の数日前に個人的な都合で退社が決まったとのことだそうです。ただしこれは、あくまで情報であることをここに明記させていただきます。
突然の辞任としても、門上氏には事前に知らせなかったということでしょうか。

2008年02月02日

「店評価ブログ」を更新しました

船場吉兆、赤福が次々営業再開してひと段落したかとおもったら、今度は「冷凍餃子」で大変なことになっております。スーパーやコンビニで売られている食品には結構中国産が多いようですから、影響がかなりでるのではないでしょうか。中国産食材のイメージが向上しないと、中国料理自体も変な眼で見られる可能性もあります。中国野菜は日本でも生産しているでしょうが、「上海蟹」をウリにしている店は対応が大変だと思います。台湾産なら「上海蟹」とは言わないでしょうし・・・

さて、「店評価ブログ」に2店を追加しました。ワインが無茶苦茶安いだけではなく、料理も美味しくなり、皿出しも遅くなくなり(早いとは言えないですが)、トータル的にかなり良くなったフレンチ「ボン・ピナール」と、ヒレ肉の量だけ考えると無茶苦茶お得なのですが、肝心の味付けや酒類が超疑問の焼肉「基順館」です。
お暇な時にお立ち寄りください。