「モウラ」更新しています
「モウラ」のカルチャー&ビジネス内のコンテンツ、「星付きレストラン ほんとうの味とサービス」を更新しました。
http://moura.jp/
本日は虎ノ門の和食「と村」です。
ぜひ、お立ち寄りください。
« 2007年12月 | BLOG TOPへ | 2008年02月 »
「モウラ」のカルチャー&ビジネス内のコンテンツ、「星付きレストラン ほんとうの味とサービス」を更新しました。
http://moura.jp/
本日は虎ノ門の和食「と村」です。
ぜひ、お立ち寄りください。
今回が最終版であります。よくここまで同じ雑誌で引っ張ったな、とのご批判もあるでしょうが、なかなか友里的には面白い特集記事だったものでネタに使わせていただきました。
さて最後を飾るのは、最後の2ページで表記されている「ゲーテが選ぶ東京レストラン50軒!」と「本当なら、体を張ってでもあなたが行くのをお引き留めしたい店」についてであります。
ジャンル毎にまとめられた「ゲーテおススメの店50軒」。知らない店もいくつかありましたが、味わい、嗜好は人それぞれなので絶対的な正解があるとは思いません。「京味」や「北島亭」のように誰でも納得の店とは別に、いくつかの疑問の店が紛れ込んでいたのでちょっと触れてみます。
フグの「めうが」、どう味わっても旨み調味料を多用しているとしか思えない後味なのですが、そんなことは関係ないのでしょうか。刺身は昆布〆みたいにも感じました。焼きフグには味塩が添えられてあったし。イチゴにかけられていたコンデンスミルク、小学校以来何十年ぶりに舐めちゃいました。
「松下」、「井雪」、「フォリオリーナ・・・フォルトゥーナ」などは正に好みの分かれるところでそれほど気にはならないのですが、「室井」に「キャンティ」は「ベスト50」と言うにはあまりに甘すぎると思うのは友里だけでしょうか。
もう一つの企画「行くのを引き留めしたい店」。14店の中に「ナリサワ」が入っていたのには驚きました。値付けやサービスなどで疑問を持っていましたが、料理自体はそれほど悪いとは思っていなかったからです。
「水谷」も意外。「次郎」の半値であのタネ質ですから3つ星かどうかは別にして、私は行ってみる価値があると思います。
このことに関して、読者の方から「ゲーテ批判」というか「見城社長批判」をしているブログを教えていただきました。雑誌の編集関係の人のようです。
http://gajiroe.exblog.jp/7356266/
ちょっと気になったのでコメントします。
「水谷」擁護はいいのですが、事実と違っているところがあるのではないか。確かにオープン当初は小僧さんと女将さんでやっていたと思いますが、出身の「与志乃」関係の2番手を招いているはずです。握りは水谷氏がやっていますが、サク取りなどは彼がやっているのを何回も見ております。多分この方、1〜2年訪問していないのでしょう。(読者の方からご指摘を受けました。この2番手の方は昨年の10月でやめられたそうです。友里もちょくちょくは行っていないということです。)
それに「京味」の西さん、一見の人にも愛想いいですよ。
それから私のことにも触れておりました。京都の和久傳の若き料理長が急逝されて、それが私の「あぶらぼう批判」とあたかも関係あるかのような言い回しです。でも、何の検証もないはずで、いかがなものか。
しかし料理長が亡くなったことはまったく知りませんでした。ご冥福をお祈りします。
後の店はだいたい想定内というか納得の店(行ってはいけない)がほとんどだったのですが、もっとはやくこの雑誌を発売してもらいたかった。
もう「シェ・松尾」と「万歴龍古堂」へは行ってしまったからです。結果は「ゲーテ」の通り。体を張って引き留めたいお店であると友里も考えます。
次回は「月刊プレイボーイ 3月号」の山本益博氏、宇田川悟氏、横川潤氏、伊藤章良氏の対談について述べてみたいと思います。
友里はミシュランに足向けて寝られません。孤軍奮闘の批判が珍しかったからか、発売前後に色々なところからお呼びがかかりました。TV初出演も経験し、週刊誌だけではなく月刊誌にも初登場、そして「モウラ」でミシュラン掲載店の特集企画、今年は友里、ミシュランで食べていると言っても過言ではありません。(実際は大赤字ですけど)
見城社長に言わせると、山本益博氏だけではなくこの友里も「人のふんどしで相撲をとっている」ということになるのかもしれません。
そして今週もミシュランネタでブログ数を稼いでおります。ミシュランガイド、今年以降売れ行きがガタ落ちして日本撤退となったら友里に稼ぎネタがなくなります。批判しなければ友里の存在価値がなくなり、批判が世間で認められてミシュランが埋没したら稼ぎネタを失ってしまう、ジレンマの友里征耶であります。
さて、「ゲーテ」にはあと二人、批判記事が掲載されています。
まずは宇田川悟氏。
ガイドは、唖然、呆然、落胆、失望、そして怒りが沸々と込み上げてきた。店からもらった資料に適当に手を入れただけの駄文、ライターも編集者もいない、とかなりの批判をしています。しかし、月刊プレイボーイの対談では一応ミシュランを批判していますが、マスヒロさんにほとんど追随というかしっかりサポートしていますから、どういう考えで「ゲーテ」の仕事を引き受けたのでしょうか。見城社長がマスヒロさんを真っ向批判しているのに、マスヒロさんと仲の良さを感じさせるトークをしているのが理解できません。
もう一人はフードライターの藤田実子氏。まったく私は彼女の存在を知らなかったのですが、逆に彼女からも「あんたのことなんか知らない」と言われそうです。
日本人を「権威やブランド、新しいものに飛びつく愚かな国民」と分析した戦略に、バカにされた印象で反感を覚えたと立腹されております。友里もまったく同感。
最初から真剣にいいものを作ることは諦めていたのではないか、という推測も「その通り」ともろ手を挙げて賛成。
来年以降は今回以上に掲載辞退が続出するに違いない、にも拍手を送りたい。
でもちょっと待ってよ、どこかで聞いたことあると思っていたのですが、これってほとんど友里が「文藝春秋」や「週刊現代」で書いてしまったことなんですね。他のライターに参考にしていただいて嬉しい気持ちであります。
さて、ここで私はある企画を思いつきました。年末のミシュラン発売が近づくころ、「星降格予想」や「掲載拒否予想」をしたらどうか。
誰が考えてもおかしいと思われる店が結構ありますから、今後も日本で毎年発売していこうと思っているなら批判をある程度反映してくるのではないかと思います。このままの味音痴な料理判断と、雰囲気と本数だけ多いワインリストの有無だけで星数を決めていくなら、今年は売れ行き激減、来年はまったく相手にされなくなると考えます。日本で20万部、30万部売れたこと自体が異常。去年までは、世界100カ国ですべてのミシュランガイド総計で80万部しか売れていないんです。東京版が総売り上げの2割、3割なんてそう長く続くはずがありません。
マスヒロさんは星予想で昨年稼いでいましたが、友里は今年、「星降格予想」で、もしくは降格があからさまになるのを嫌っての「掲載拒否予想」で売る、というのはいかがでしょうか。候補のお店は沢山あります。
各週刊誌の編集の皆様、ご検討いただければ幸いです。オファーがなければブログネタにします。(ミシュランへの皮肉で半分冗談です)
本日は幻冬舎代表取締役・見城徹氏の談話を中心に考えてみたいと思います。
「癒着」、「汚職」、「手抜き」、「無責任!」「ふざけるな!ミシュラン」、「だから、この本を信じてはいけない」とここまでよく書いたと感心するほどの過激なキャッチが目立ちます。
星付けの基準に疑問を呈し、店紹介本で批評がないとまでは確かに「ミシュラン批判」であったのですが、途中からというか2/3は山本益博氏の批判に費やしているのには驚きました。
タイトルが「批評がまったくない“トンデモ格付け本”。その選別の背後に見えた人物!」となっておりましたから、見城氏は山本益博氏がミシュランと完全に癒着していると思っているようです。マスヒロさんのアドヴァイスというか「推し」が星の評価に影響しているとの判断。これが本当なら見城氏も言っていますが、ミシュランはアドヴァイザーの人選を本当に誤ったと考えます。
友里はとてもここまで言い切れないと思いますが、考え方は似ています。見城さんとの対談の企画があったら、今度はぜひ実現していただきたいと思います。
しかし、本当にマスヒロさんが絡んでいるのでしょうか。私は彼ではなく、「東京最高のレストラン」系のヨイショライターが絡んでいるのではないかと勝手に想像しております。
ライター全員のおススメフレンチ「ル・マンジュ トゥー」が2つ星に輝いたのに加えて、「ドン・ナチュール」や「メゾン・ド・ウメモト 上海」の1つ星紛れ込みには過食のオコチャマ・来栖けい氏の影を感じます。「分とく山」の1つ星は大谷浩己氏の配慮かな、なんて思ってしまいます。「カンテサンス」の3つ星もどうかんがえても不自然。彼らが寄り付いていると言った情報がない「コート・ドール」が不掲載なのも頷けるというものです。
見城氏はマスヒロさんと以前は付き合いがあったから、「あまりに愚かで子供っぽい策略家ぶり」、「私利私欲の絡んだ癒着」、「もう20年近く会っていないが、かつては会うたびに品性下劣な男だと思った」、「自分の金では食べない男」と言い切れるのでしょう。
私のもとへも以前マスヒロさんと一緒に仕事をしていたという何人かの方から連絡をいただいておりますが、はっきり言ってよく言う人はいなかった。みんな半分喧嘩別れみたいになっているようです。
「ゲーテ」にはネッド・グッドウィンというオーストラリア人のミシュラン批判も載っています。「汚職(アンダーマネー)なんじゃない?」と疑われてもしょうがない、日本は評論家が広告塔になって、お店と仲良く手を結んでいる印象、となかなか的を射た発言をしていますが、自身は飲食店多店舗展開会社「グローバルダイニング」に所属している身ですから、同じく評価される側の人、あまり説得力はないようにも感じます。
おまけ
高島屋で小野二郎さんが握る「次郎イヴェント」、マスヒロさんも出演しているようですが、高島屋からは出演料だけではなくプロデュース料というかその他のものを得ているのか、高島屋関係者の方に聞いてみたい気もします。
お昼過ぎに「モウラ」が更新しています。
本日は1つ星寿司屋「久兵衛」です。ぜひ、「モウラ」トップページから入り、カルチャー&ビジネスの中のコンテンツ、「星付きレストラン ほんとうの味とサービス」をご覧ください。
http://moura.jp/
先週ちょっと触れました「ゲーテ」の「日本人を舐めるな!ミシュラン」。
文藝春秋1月号に掲載された「驕るな、ミシュラン」(友里征耶)と方向性はまったく同じのようです。要はミシュラン自体の調査力、能力、そしてコンセプトがまともではないというものです。発売後にやっとミシュラン批判をするライターたちもでてきましたが、私と違ってツメの甘いものが多く読み手に取ってはっきり分からないもの多かっただけに、社を挙げてのミシュラン批判をする幻冬舎には感心しました。
今週はこの企画につきまして考えてみたいと思います。
まず今日は、「ミシュラン格付け方法」5つの謎
1、匿名調査への疑問です。フランス人の客がほとんどいない店に突然やってきたら誰でもわかる。調査来店前にミシュランから「後日調査員が匿名で行きます」との通告してくるのはおかしい。
「気合い入れて準備しろ」と言っているようなものではないですか。これでは本当の意味での「匿名調査」ではないですね。
1つ星「すずき」で最初から日本人調査員が身分を明かした情報を書いたことがありますが、そのような「噂」もあると書かれています。
売上を上げることしか考えていないナレ氏、調査の最中からマスコミ露出していましたが、本当に「匿名調査」をしたかったら、1年前から黙って調査員を日本へ派遣するべきだったと考えます。そして突然発売すればいい。
匿名調査なんて形だけ、売れればいい、という姿勢が見え見えであります。
2、欧州人と日本人の調査員では当然基準が異なるので、格付けの合議ではかなりの店で意見が異なったはずである。その場合は再訪するはずだが、そうなると1500店を1年半でまわるのは物理的に不可能だ。
確かに夜しかやっていない店もありますから、一度だけや昼だけの訪問の店も多いでしょう。しかしランチだけで本当の格付けができるとは思いません。手抜き評価であります。
3、ミシュラン世界基準で評価したうことは、NYの「クルマズシ」が1つ星基準ということ。それなら東京の鮨屋は星がいくつあっても足りない。
たしかにそのとおり。和食でも同じことが言えますね。仕入れに差があるので、同じ基準で評価すること自体が無理です。
4、ろくに日本食を食べていない外人が、素材の質や個性、一貫性をわかるはずがない。
私が追記させていただくと、伊藤章良さんも「月刊プレイボーイ」で言っておりましたが、日本人調査員にも疑問。ホテルやレストランでのかなりの年数の実務経験が必要な調査員、それほど食べ歩く暇があったのかということです。
私が何度も言っているように、日本人調査員も自己顕示欲が強いだけでたいした経験と調査力はないと思います。
また料理の「一貫性」。マスヒロさんはじめすべてのマスコミが小野二郎さんの素晴らしさを唱えていますが、「次郎」の半分以上の客は長男の握りを食べているのです。「次郎」に本当に一貫性があるならば、二郎さんの握りも長男と同じレベルということで、まったく矛盾することになります。二郎さんの握りは長男の握るより上ならば、一貫性などまったくないことになります。要は、ミシュランの評価がいい加減なだけなのですけど。
5、3つ星の店でさえ、わざわざ外国から飛行機でやってくる価値を見いだせるか。
これは写真載せてページを稼ぎたく掲載許可をとる方針にしたことで、「掲載拒否」が発生してしまったからです。実力も人気もある店は、一見やミーハー客が増える可能性があるミシュラン掲載を素直に喜ぶものではありません。本当に美味しい店が載らず、格落ちの店しか掲載できなくなったから、わざわざ訪ねてみたい店が少ないのは当たり前のことなのです。
「月刊プレイボーイ 3月号」の4人対談で、山本益博氏が「次郎」の「明細拒否」についてかなりの暴論を展開して「擁護」しています。
いちいちそんな事いう客は行くなと、「3つ星に行くには『あなたも客として3つ星かどうか』という前提があるのに」とまで客や読者を見下した発言。
彼を「品性下劣」と断じた幻冬舎・見城社長も、「あんたにだけは言われたくない」と思っていることでしょう。
対談仲間の横川潤氏、伊藤章良氏、宇田川悟氏のうち誰もマスヒロさんのこの暴言に対して苦言を呈しないどころか、宇田川氏に至っては、「店も客を選ぶ、ということがわかっていない」と追従の発言。
この人たちに一般客、一般読者の目線を期待するのは永遠に無理でしょう。3人ともマスヒロさんに遠慮、気を遣っているのが見え見えですが、マスコミ界での彼の影響力を期待しているのでしょうか。
「鎌寿司」、以前のように威勢良く投げつける(叩きつける)ことをしなくなったと聞きました。友里が書いた影響なのかわかりませんが、自信があるなら傍から何と言われても続けるべきだと思います。ただ、やはり握りは丁寧に置いた方がいいのではないでしょうか。
結構世間を気にされる主人のようなので、「友里に蒸し鰒を出した」と嘘は言っていないと思います。「ずこ」氏のねつ造、「発言偽装」ではないでしょうか。
さて、「店評価ブログ」を更新しました。420円値上げした「ラミティエ」、相変わらずボリュームがありワインも安く満足しました。詰め込み過ぎの感がある「まつ勘」。「美登利寿司」よりレベルは高いので、この価格なら盛況なのは当然なのでしょうか。最後にカード手数料の問題点を書いています。手数料を自店で払いたくなかったら、カードを導入しなければいいと考えます。
お暇な時にお立ち寄りください。
多くの読者の方から「見ているだけで可哀そうになるので、これ以上相手にしていじめると友里の品位が落ちるぞ」、「相手にするレベルでない」と叱責を受けた鮨屋訪問をメインにした某ブログ。
友里がブログで取り上げなくなったからか、「友里の未熟がはっきりした」など書きたい放題までは笑って見過ごしていたのですが、どうもそれだけでは溜飲が下がらなかったのか、年が明けても彼から頻繁なメール攻撃を受けております。
その名は「ずこ」さん。
「未熟者」、「やり方が汚い」、「嘘書くな」と一方的な思い込みでメール批判してきます。酔っ払うと意識が朦朧とするのか、夜中には「意味不明」なメール、例えば「某出版社」系(実際は実名で社長と昵懇だそうです)で対談してもいい、とかいうメールもありました。対談すると謝礼がでますので「ぜひお願いします」とお返事したのですが未だ実現しておりません。
そんなわけでメールチェックをするたびにまた来ているのかと恐怖で一杯になっております。
それは冗談で、しっかり毎回お返事させていただいているのですが、それがまた気に食わないようで、攻撃メールが止まりません。返事を書かなければいいのかなとも思うのですが、私も暇なものでついついお返事してしまうのです。
これだけなら読者のご指摘もあってブログに取り上げないのですが、1/22の彼のブログでまったく「事実に反する」ことが書かれているので、禁を破って再度取り上げさせていただきます。
http://zuko.blog.ocn.ne.jp/zuko/
「鎌寿司」の主人は「ずこ」さんに、「鮑は生ではなく仕事したものを出した」と言ったとか。
でもこれって、本当なんでしょうか。主人から「魚のこと何も知らない」と言われるのは構いませんが、「貝」のことは、少しはわかるつもりです。しかも、日本語は聞きとれます。
特定されるのを覚悟で書きますと、当日は4人で訪問。男性2名、女性2名です。本人には了解取っていませんが、その男性を明かすとJ.C.オカザワであります。
私がツマミの時、「蒸し鮑お願いします」と言ったら、主人ははっきり「今日は生しかありません」と生を切って出してきたのです。これは他の同伴者もはっきり聞いていることです。昨日も再度確認しております。当然食べた鮑は生です。
本当に「鎌寿司」の主人が友里を特定して「蒸しを出したのに生と書きやがった」と言っているとしたら、主人はボケたのか、嘘を言っていることになります。
推測ですが、主人は「ずこ」さんに調子を合わせただけではないか。(友里批判に同調する単なる客あしらい)
それを真に受けて、「友里は嘘を付いている」と強弁するのは、かえって「鎌寿司」の評判を落とすことになるのではないでしょうか。事実と違うことを「鎌寿司」の主人が言っている、と世間に広めてしまうからです。贔屓の引き倒しです。事実に反することですから、「嘘つく寿司屋」になってしまいます。
そしてコハダに関しても一言。江戸前のコハダと言っても、〆すぎたら酸っぱく感じます。〆すぎを棚に上げて主人もよく言いますね。
連れの一人に確認ついでに、「もう一回行ってみようよ」と誘ったのですが、「二度と行きたくない」とあっさり断られてしまった「鎌寿司」。
主人が「ずこ」さんに嘘をついたのか、単に調子を合わせただけなのか、単にボケただけなのか、好奇心が強く時間と資金に余裕のある方は一度「投げる(叩きつける)握り」を試すついでに、主人に真相を確認していただければ幸いです。
鮑が生しかなかったことを認めるのがそんなに嫌なんでしょうか。それならば、生鮑を客に出さなければいいと私は考えます。
昨日発売の幻冬舎の月刊誌「GOETHE」(ゲーテ)。ミシュラン批判の特集企画が面白いです。
特に、見城社長の署名記事、ミシュラン批判を飛び越えての、山本益博氏批判は圧巻です。ぜひ読まれることをおススメします。
「あまりに愚かで子供っぽい策略家ぶり」、「私利私欲の絡んだ癒着」、「もう20年近く会っていないが、かつては会うたびに品性下劣な男だと思った」、「自分の金では食べない男」などその舌鋒鋭いというか、ここまで書くか、とこの友里も完全脱帽のマスヒロ批判であります。
この特集に関しては、来週のブログで取り上げたいと思います。
過去2回、アップが夜になってしまったようですが、今日は昼過ぎに更新しております。
取り上げた店は「ル・マンジュ・トゥー」。本邦初のネタも最後に公開しておりますので、ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
できましたら、「モウラ」のトップ画面から入り、他のコンテンツも楽しんでいただければ幸いです。
http://moura.jp/
本日のコラムは「宣伝」ばかりでありました。
読者の方から、生半可な知識しかないのだから、「食べ物ネタ」以外書くなとも言われたことがあるのですが、最近の朝のワイドショーのコメンテーターや政治評論家のコメントを聞き続け、「なんで肝心のことを言わないんだ」との欝憤が溜まってきましたので、ちょこっと書かせていただきます。
ガソリン暫定税率の件。値下げると税収が減収になり地方を含め大変なことになる、ガソリンが下がるとガソリンの消費が増えて昨今の環境問題に逆行してしまう、という自民党のキャンペーンに異議を唱える人が皆無なのが不思議。
減税はアメリカなどでよく見る「景気対策」です。減税効果によって、個人や法人の購買意欲はじめ活性化を狙い、ひいては景気を浮上させて結果、増収に結び付ける手法であります。自民党のキャンペーンが正しいなら、景気対策としての減税は国として自殺行為のはずですが、アメリカは今までこれでなんとか乗り切ってきているはずです。
だいたい、組織の縦割り、横割りと同じく、経済対策(緊縮かばら撒きか)にも正解はありません。あったら皆同じことして景気の減速なんてありえない。緊縮財政にすると確かに支出は減りますが、ゼネコンはじめ不必要な利益を得るはずだった法人や関係者の懐もさびしくなりますから無駄や贅沢な消費も減ります。景気を保てるかどうか。
逆の場合は支出が増えるけど無駄使いも増え、ひいては増収も計算できるわけです。結果はその塩梅、特効薬的な手法などなく、両方を順番にすることによって、何とか持たせているのが現実ではないでしょうか。机上の計算で解決できるなら、国だけではなく会社も「破たん」なんてなるはずありません。
ガソリン値下げで消費が増えて環境悪化になるというが、そこまでいうならもっと環境に有効な提言をなぜしないのか。まずは、トヨタ、日産など世界有数の自動車メーカーに、「そんなに次々と大型車を造り続けるな」、「特に意味のない二人乗りやスポーツカーなど趣味だけの車を造るな」と言うべきでしょう。本来の役割である移動手段に限定しなければ、無駄にガソリンを使うだけです。
自動車メーカーはガソリン消費量の少ない「軽自動車」や「小排気量」の車だけ造れと指導するべきではないでしょうか。
大排気量エンジンも燃費が改善されていますしハイブリットもありますが、それでも絶対消費量は大きいはず。F1はじめスピードを競ってスポーツカーの購買意欲を煽る興行も環境悪化に一役買っているのではないか。
私はガソリンが値下げされてもそれほど使用量が伸びるとは思いません。景気が不安定ですから、浮いた分は他の消費へ回すと考えます。
まずは、自民党幹事長や経団連会長が率先して、カローラやサニーで通勤するべきであると考えます。いや、電車通勤に切り替えるべきです。
事故の時の安全性を言い訳にするかもしれませんが、皆が小さい車に乗れば危険性も減るというものです。
電車通勤ではセキュリティに問題があると反論するでしょうが、こんな事を言っては怒られるかも知れませんが、石原都知事の迷言にもありますが、「余人に代え難い」人なんてそういるものではありません。だいたい電車通勤が危ないというなら、電車しか使えない一般庶民のセキュリティがないがしろでいいのかといいたい。
つまらない屁理屈を言う前に、もっと大きな肝心な提言があるのですが、大スポンサーである自動車メーカーを俎上にのせることはできないのでしょう。
イントロが長くなりすぎました。本題の「宣伝」です。
「女性セブン」、早朝のコンビニで早速買いました。47ページから「その後のミシュランレストラン」という企画の前半に、友里征耶のコメントが掲載されております。
「ロオジエ」、「ミッシェル・トロワグロ」、「菱沼」、「すきやばし 次郎」、「ザ・ジョージアンクラブ」などについてのコメントと「まとめ」であります。
後半部分は、記者の覆面体験記。「つきじ植むら 本店」、「ジョエル・ロブション」の2店なのですが、「植むら」のランチ、「ロブション」のディナーとも前日に予約が入ったようです。「ロブション」はキャンセルがでたからのようですが、それにしても他にキャンセル待ちがいなかったということ。もうそれほど混み合ってはいないようです。
読者の皆様にお読みいただければ幸いです。
船場・吉兆の再開がワイドショーでバンバン取り上げられています。昼夜ほぼ満席だとか。マスコミに見られるのが嫌でなければ、話のタネに行ってみようか、という人がかなりいらっしゃるのかもしれません。今なら食材も調理も手抜きなく最大限の努力をするいというのは誰でもわかるからです。私も予算と時間があれば行ってみたかった。
しかし、今は怖いもの見たさ、話のタネ、常連が恩を売るため、と色々な思惑で訪問する客があると思いますが、2月まで続く閑散期を乗り越え今後も客が入りつづけるかどうか、予断は許さないと考えます。
さて今日は、「おとなの週末 2月号」の後編、マスヒロさんネタであります。
必ず読ませていただいている「365日食べ歩き手帳」、今回はかなり違和感を覚えた、読後感の悪さが残った、という読者が多かったのではないでしょうか。
船場・吉兆の偽装問題から筆が滑り過ぎたのか、「数年前に吉兆のニセモノを最初に見破ったのはこの私である」と宣言しています。
要は、「歌舞伎座店」で「混ぜ山葵」を出しているのを指摘しただけで、マスヒロさんと同じく化学調味料を気にしないJ.C.オカザワでも気がつくレベルです。「弊店は本山葵を出しています」と言っているわけではないので、「偽装」でも「インチキ」でもないと思うんですけど。
そんなことより、マスヒロさんと昵懇の野田岩の「天然ウナギ偽装」に対してのコメントはないのか。野田岩をどうして見逃すのか、と私は突っ込みたい。正確には、「偽装」ではないかもしれませんが、如何にも「天然」しか使っていないように一般客に受け取れるキャッチ、宣伝口上を垂れ流していたからです。
だいたい、化学調味料入れ過ぎの「有昌」の「シイタケそば」を絶賛したマスヒロさん、大量投入の「桃花林」を絶賛しているJC、なぜ化学調味料には鈍感で、混ぜ山葵だけに拘るのか私には理解できません。
おそらく化学調味料に慣れ切っていて、入っているかどうかがよくわからないのでしょう。
もう一つ。これはもうマスヒロさんの驕りとしか言いようのない暴言がありました。創業百年もたっていない吉兆は老舗と呼ぶに値しない、料亭・吉兆で食べたことにない者(マスコミ)が一方的に書いている、との件まではまだ理解できるのですが、
「日本人のほとんどは、生涯「吉兆」の料亭になど足を運ぶことはないだろう。自分の人生に縁のない店と思えば、偽装食品に引っかかることもないのである」
は何様の発言なのか。
確かに吉兆の料亭は敷居が高く(値段も高いらしい)なかなか行ける店ではないでしょう。勿論私も行ったことがありません。自腹ではなかなか行ける店ではないのはわかりますが、「行けもしない庶民がガタガタいうな」的な発言はいかがなものか。
そういうマスヒロさんも、嵐山吉兆へ行ったことはあるようですが、東京の料亭へ行ったことがあるのか。
嵐山はネットで誰でも予約がとれて夜でも42000円から食べられます。でも、東京の吉兆本店は、紹介がないと予約できないし、一人7〜8万円かかはずです。
一般読者の目線ではなく、店側と握手するスタンスの執筆活動で原稿料を稼ぎまくり、飲食店プロデュースでも収入を得ているからそこそこ高額な「料亭」へ行けるだけではないか。でも、そんなの自慢になるか。自分の生業のもとである読者や一般客を見下して蔑にし、店側とくっついて得たお金で料亭へ行くのに後ろめたさを感じないのだろうか。
自分がプロデュースし、あれだけ煽って宣伝した「ゲンテン」の閉鎖にも知らん振りを決め込んでいるマスヒロさん。一般客だけではなく、出資者のゲンテンへも迷惑をかけたと思うのですが、その反省はあるのか。何か自分は特別だとうぬぼれているように見えるのですが、ただの下町食濃い味好き、化学調味料大好きな自称料理評論家なだけであると思います。
他山の石として私もああならないように自分を戒めなければならないと思った次第です。
講談社のポータルサイト「モウラ」をお読みいただいたでしょうか。ぜひ、ご感想をお聞かせいただきたいと思います。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
月・木の週2回更新なので本日が更新日なのですが、当分はシステム上の問題からかアップは夕方近くになるようです。決して入稿が遅れたわけではありませんので、ご理解のほどお願いします。本日の店は2つ星和食「菱沼」です。どのような結論か、古くからの読者の方には予想がつくと思いますが、まずはご覧ください。
もう一つ宣伝させていただきます。今週木曜、24日発売の「女性セブン」にまたまた「ミシュラン」ネタで登場予定です。先週半ばに、「ミシュラン掲載店のその後」といった内容で取材を受けました。数少ない?友里の女性読者の方にも抵抗ない読み物ですので、ご購入いただくか美容院などでお手に取っていただければ幸いです。
本日のブログは同じく講談社関係であります。毎月欠かさず購入している「おとなの週末」、友里のネタ源としてだけではなく、企画そのものが結構面白いというか為になるのでいつも楽しみにしております。
今月はミシュラン3つ星8店の「ドキドキ体験記」を面白く読んだのですが、その中で「やっぱり」といった記述がありましたので取り上げさせていただきます。
「カンテサンス」訪問でのこと。毎日予約電話をかけ続けること10日目にやっとつながりランチを予約できたそうですが、その際の店側のコメントに口あんぐり。
「電話がつながりにくいので、予約の変更などの連絡はこちらの番号で・・・」と別の電話番号を教えてもらったそうです。
私が思うに、電話を毎日かけ続けている人に、その「秘密の電話」も開示すればもっと利便性が増すと思うのですが、予約困難を長く演出したい店としてはそうは出来ないのでしょう。
私も客が少ない時期、当日行こうと昼前に電話をかけても話し中で全然つながらないことがありました。どうも受話器が上がっているようで、構わず店へ出向いたところ、そのまま入店できたのです。客入りは半分くらいだったでしょうか。理由は言いませんでしたが、意識的に受話器を上げていたとのことでした。「カンテサンス」は、ミシュラン掲載のはるか前から電話をつながりにくく演出していた店のようです。でも、これってある意味「予約殺到偽装」ではないでしょうか。
岸田シェフは横川潤氏が言うような天才ではないと思いますが、中には面白い、そして良い料理を提供する、今のところそれほど勘違いしていない将来性ある料理人だと思います。ですから、このようなあざとい営業戦略は、彼の足を引っ張るだけだと思うのですが、楽天・三木谷社長の義弟でありこの「カンテサンス」を経営している多店舗展開会社グラナダの下山社長がそのことに気づかないのが残念であります。
後編は「マスヒロさんネタ」を予定しております。
今年になってすっかり「ミシュラン狂騒」は沈静化してしまったようです。
昨年末までは予約一杯、1月も予約ができないと断られた店でも、年明けに電話すると簡単に予約ができるようになってきたとか。
私が訪問した1つ星和食は半分くらいの入りでしたし、ある2つ星は我々以外客がいませんでした。
熱しやすく冷めやすい日本人、ミシュラン星付き店へ行ってきたとの自慢も発売後1か月くらいしか効果がないのではないか。年明けて数ヶ月経ってしまっては、もう「行った自慢」は賞味期限切れでしょう。
さて、「店評価ブログ」に「山田チカラ」をアップしました。洋食屋の分店で創作スパニッシュを造っていたシェフが、何を勘違いしたか独立して「創作和食」の店を出してきました。
粉末フォアグラ、醤油のヌーベも今さら珍しくなくなってきているというか、もうあまり話題にならなくなりました。同じく「エル ブジ」を模倣した創作和食の「ゲンテン」が閉店してしまった現状で、果たしてこの店に展望があるのかどうか。お暇な時にお立ち寄りください。
「モウラ」の店評論、お読みいただいたでしょうか。今後も他のライター、ジャーナリスト、評論家、そしてミシュラン調査員が絶対できない着目点で評価を続けていくつもりです。
ご意見をいただければ幸いです。
さて、今週月曜で終わった伊勢丹の京都展。「祇園さゝ木」と「イル・ギオットーネ」以外のお店の料理も食べてみましたので簡単に感想を述べてみます。
花折
鯖寿司の店です。鯖寿司大好きな友里は、4000円弱の「吟醸」からプレステージの7350円の「吟選火龍巻」の2つを食べました。
これでも他の店より高い「吟選」、普通レベルか。さすが「火龍巻」は立派な厚さの鯖と昆布で美味しかったですが、この価格なら当然であります。かなり高い値付けの店です。
祇園 おくむら
1400円のカツサンドを購入。トマト味が強めで、どこが凄いか分からないサンドでありました。ついでに買ったレトルトのカレーはまだ食べておりません。
はつだ
特選和牛弁当が1680円。ご飯の上にキャベツを敷いて、その上に結構たっぷり牛が載っています。けっこう濃い目の味でした。しかし弁当として1680円はかなり高いと思います。
はふう
ハヤシライスです。玉葱の甘味だけでないように感じる甘さが気になりました。
東京の洋食屋のハヤシの方が美味しい。
たん熊 北店
実演の出汁巻玉子と野菜の炊き合わせ。所詮イヴェント出展物とは理解していましたが、まったく凡庸でありました。
壺銭洋食
お好み焼きを持ち帰り。蒟蒻の細切れがかなり入っておりましたが、ちょっと甘すぎというか、あまり好みではありませんでした。
副業とはいえ、こうまとめてみると結構持ち帰って食べていることがわかります。
所詮百貨店のイヴェントに参加してくる店ですから、CPやクオリティに期待する方が間違っているのでしょうが、話のタネにしかならない出店が多いと考えます。
夕方までにはアップされると書きましたが、かなりずれこんでようやく掲載されました。
まずはご覧ください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
出来ましたら、私以外のコンテンツもお読みいただければ幸いです。
「ライフスタイル」の「海外旅行”ウラ得”パスポート」なんか得に面白いです。
しかし講談社もある意味太っ腹ですね。規模はまったく違いますが同業であるグラフ社発売の拙著や共著を貼り付けてくれています。
次回(1/21)は2つ星和食「菱沼」です。友里の☆は付くでしょうか。お楽しみに。
1/7と宣伝し、17日の今日だと訂正したのに今度は夕方まで待ってくれとの再度の修正、申し訳ありません。
アンチ友里の方たちには、また鬼の首をとったように「原稿の書きなおしを講談社から言われ間に合わなかった」、「講談社が友里を見捨てて契約解除した」と喜んで騒ぎ立てるネタを与えてしまったようです。
講談社の担当者からは、システム上の作業の遅れが原因だと言われていますが、何とか夕方までには機能を減らしてでも間に合わせると言われております。
再度の修正、申し訳ありません。
上記URLの「カルチャー&ビジネス」のところに、
「ミシュラン」に読ませたい 星付きレストラン ほんとうの味とサービス
というタイトルの店評価コラムとなります。
来週からは月、木の週2回の更新となります。
どうぞよろしくお願いします。
サーバーの契約容量が満杯になってしまったようでしばらくアクセスができなくなっておりました。
今しがた容量をアップしましたので復活しました。
皆さまにはご心配をおかけしまして申し訳ありませんでした。
NHKは二郎さんの握りの凄さを宣伝したかったのでしょう、握りを割って酢飯の断面をアップで写しだしていました。口に入れるとハラハラとほどけるふんわりした握りは、マスヒロさんはじめ多くのヨイショ人の褒め言葉であります。外側3列の米粒が密着し、中心は隙間があると説明しています。確かに断面ではそう見えますが、果たしてこれは二郎さんの専売特許なのか。
握るということは一応外側から圧力をかけるわけですから、その力は中心より外側に強く働きます。柔らかい米粒の集合体ですから、断面均一に力が伝わるはずがありません。中心も隙間なく密着するように握るには、よほど強く握らない限りかえって難しいのではないか。
このような断面の握りは果たして他の職人に本当に出来ないのか、他の職人の握りの断面も出して比較しなければ証明できないことであります。まったく料理人の口上を鵜呑みにして、何の疑問もなく垂れ流しているだけといって過言ではないと私は考えるのです。
また番組では「次郎握り」なるものを紹介していました。本手返しではなく、二郎さんが素早く握るために編み出したとする握りですが、私は今まで発刊された「次郎関係本」などでもこのような「次郎握り」なる単語を見た記憶がありません。初めて聞きました。要は握りを持ち変えずそのまま返すだけなんですけどね。「横手返し」の1種ではないかと私的には思っております。
また二郎さんは、「自分は不器用だ」と散々言っていましたが、インタビューでは終始にこやかで好々爺といった印象。私が店で何回か見た態度とはかなり違っておりました。最近は注目度が増して以前のような傲岸不遜な言動は減ったのでしょうか。手は不器用なのかもしれませんが、世渡り上手、処世術には長けている人だと思います。
カシミヤの手袋を欠かさず指や掌をいつも大事にすると言っていましたが、彼はボーリングが好きだったはず。指を油にまみれた穴に突っ込んで何ポンドもあるボールを投げる行為は指を痛めないのか、鮨屋の主人としては危険だと考えます。まさか手袋してボール投げるはずないですよね。この点の突っ込みも当然ですが番組ではありませんでした。
世間にはよくあることなのですが、このような店や料理人だけではなく自慢げに話をしている人の口上を聞いていると、言っている事と、やっていることがかなり矛盾していることに気がつくものです。ただし普段から検証精神をもたない「純粋な方」にはわからないかもしれません。
検証精神のないNHKは「純粋な放送局」、科学者と名乗っているのに検証精神なく何ら疑問を持たない茂木健一郎氏は「純粋な科学者」ということでしょうか。
この二日間ブログで取り上げたことによって、NHK関係の取材や出演の道を永遠に閉ざすことになってしまったようです。
読者の方から教えていただいて初めてわかったのですが、番組開始から24分過ぎから24分20秒くらいの間に山本益博氏らしき人物がカウンターに座っているように見えます。髪の生え具合や髪型がちょっと違うか、ちょび髭が確認できない、と違うようにも見えるのですが、左の襟元に変なバッジみたいのをつけているので本人のような気がします。TVの収録があると二郎さんから聞いて駆けつけたのでしょうか。
ミシュラン3つ星「すきやばし 次郎」の二郎さんが1/8(火)の22時からNHKに出演しておりました。読者の方からの情報のほか、日刊ゲンダイからも番組のコメントを求められていたので録画をチェック、日刊ゲンダイでは言い足りなかったので、今日から2回にわたってもう少し突っ込ませていただきます。
一言でいえば、「なんでNHKが一個人店の宣伝をするんだ」との疑問であります。民放ならば未だわかりますが、何の検証もなくただ「次郎」を褒めたたえる放送内容は、公共の電波を使用する国営放送に近い位置づけのNHKとしていかがなものか。あーあ、ついに書いちゃいました。これでもうNHKからの取材は永遠に来ないでしょう。
進行役の脳科学者、茂木健一郎氏は最初からなんら検証ないまま二郎さんを褒めまくっておりました。「二郎さんの鮨は世界的に高く評価されている」と冒頭紹介していましたが、私は山本益博さん絡みでロブションやフェランが褒めている以外、外国の人が褒めているのを聞いたことがありません。フランス、イタリア、スペイン、アメリカで「次郎」の知名度が高いとは到底思えないのです。
ロブションの絶賛発言もしつこく放送していました。確かにフレンチの世界では一世を風靡した有能料理人だと思いますが、鮨が本当にわかるのか。というか、「次郎」以外の鮨屋へ行ったことがあるのでしょうか。同じ3つ星の弟弟子の「水谷」よりどう違うのか、ミシュラン掲載を拒否した「銀座小笹寿し」と比べてどうなのか、「さわ田」よりもタネ質が上だと思っているのか、3番手だった「青空」と大差ないのではないか、といったことをロブションに確認させてから褒めさせるのならいいのですが、何とも一方的な讃辞でありましたから、いい加減な造りの番組だと私は考えます。
そこら辺のヨイショ雑誌やミシュランガイドと同じく、店側の一方的な口上をそのまま放送、果たしてその口上が真実かどうかをまるで検証しない内容はただの店宣伝番組と言えるでしょう。
例えばカツオ。二郎さんは戻りカツオを使わないと里見真三氏の「次郎 旬を握る」で公言しています。(70ページ参照)脂がくどくて爽やかさに欠けるからカツオは春の初ガツオしか使わないと。
でも今回の放送でしっかり藁で炙ったカツオが出ていました。客も食べながら「カツオじゃないみたい」といった発言をしていた。
今回の番組、NHKは「ミシュラン」絡みで特集を組んでいましたが、この場面の収録は昨年の春だったというのでしょうか。いくらなんでもそんな賞味期限切れになるような映像ネタを使うとは思えません。昨秋の収録ではないか。ということはいつの間にか二郎さんは前言を翻し「戻りカツオ」を使いだしたということか。
NHKが放映の10ヶ月前の収録をそのまま使ったとしたらそれはそれで問題。
何時の間にか「次郎」が戻りカツオを使いだしたのだとしたら、NHKがその方針転換を追及するといった検証をせずただヨイショ、絶賛報道を垂れ流したことになり、それも公共放送として問題であると考えます。
(明日に続く)
年末年始に予定していたイヴェントを個人的な事情でキャンセルして家でくすぶっていたせいか、2キロほど太ってしまいました。適度な筋トレや有酸素運動と節食で体重が戻りかかっていたのですが、連日伊勢丹の「京都展」へ通ってめぼしい物を食べ続けたせいか、また体が重くなってしまいました。自分の意志の弱さが情けない。
本日最終日に今回のイヴェントでは一番のウリといえる「祇園さゝ木」と「イル・ギオットーネ」のコラボ店で食べて気づいた点を述べたいと思います。
出店していた他のお店の料理も持ち帰って色々食べましたので、その感想は週末にでもアップさせていただきます。
それほど混雑していないようで、30分ほどの待機で入ることができました。
コース3780円1本だけ。オープンキッチンには洗い場、コンロ、スチコンに冷蔵庫くらいしか見当たりません。パスタ以外の料理は別の場所で製造した造り置きであるのは想定していたのですが、バットに無数の温玉(さゝ木)や寒ブリ(ギオットーネ)が乗っているのを見るとあまり気持ちのいいものではありません。
両店の調理スタッフは6名以上居ましたか。「ギオットーネ」は京都と東京にありますが、大箱になったとはいえ「さゝ木」は京都1店ではなかったか。東京駅近辺にコラボ店をオープンしたとの話も聞きますが、名前貸しでしょう。
よって、この6名以上のスタッフ、本当に「さゝ木」の正社員なのでしょうか。京都の店を閉めて全員で上京しているならわかりますが、京都もやっているとしたら、この6名は普段は何をしているのか。これは「ギオットーネ」にも言えることです。私はイヴェントのために臨時に雇った派遣調理人が大半ではないかと思ってしまいます。
前菜は両店とも造り置きそのもののクオリティ。果たして両店とも自分の厨房で造ったものなのか、船場・吉兆のようにどこかへ丸投げしたのか知りませんが、わざわざここへ来てまで食べるものではないでしょう。近くの和食屋かイタリアンへ行った方が手の込んだ造りたての前菜が食べられるはずです。
お椀は「さゝ木」が担当した白味噌仕立て。この時期経験できる京都の有名店のものよりコクを感じなかったのは先入観からか。
「ギオットーネ」のタリアテッレ、ガラス皿で供されますが冷めています。しかも伸び伸び。こりゃイケません。
ここまではまったくの想定内だったのですが、見てはいけないものを途中で発見。もとい、友里にだけは見せてはいけないものを見てしまったと言った方が的を射ているでしょう。
「さゝ木」のネームの入ったユニフォームを着ているスタッフが「鉄砲和え」で使用していた白味噌。ビニール袋に密閉されていましたが、表には何と「11日分」と大きく書かれていたのです。今日は14日でっせー、佐々木さん。
所詮白味噌ですから、11日の客が少なく余ったものを3日遅れで出したところで味わいに大きな違いがある訳ではないでしょう。ネットなどでは「味音痴」と言われている友里ではまったく違いが分からないかもしれません。
でも昨年から「賞味期限切れ」問題が大きく報道されてきました。同じ関西では、「船場・吉兆」が民事再生法の申請を検討しているといった報道もありました。
これほど「期限切れ」に関して世間の注目が集まっている時期に、わざわざ3日まえの袋を使用するこの無頓着さ、まったく今回の騒動を他山の石としていない証左であると考えます。
食材の期限意識に関心が薄いのは「船場 吉兆」だけではないと私は考えます。かなりの店が適当にやっていたと想像しますが、この機に及んでこんな脇の甘いことをしているとは思いませんでした。まだまだ飲食店業界ではこのような「期限」とか「産地」といった問題を深く受け止めていないのかもしれません。
このことを黙ってブログにアップするのは忍びなく、顔バレ覚悟で陣頭指揮していた佐々木氏に、他の客にはわからないよう指摘しました。佐々木氏はすぐにごみ箱から袋を取り出して確認し、「11日分」と書かれているのを自ら潔く認められたことを最後に書かせていただきます。
今回の件は、「賞味期限切れ」というような大そうな問題ではないかもしれませんが、店側が想定していた日より3日遅れて使用してしまったのは事実。こんな事になるなら、袋に使用予定日なんて書かなければ良かったのではないかと素人的には考えます。
早朝に緊急の電話がかかってその対処にバタバタしておりましてアップが遅れました。
「店評価」ブログに2店追加しましたのでお暇な時にお立ち寄りください。
料理高い、ワイン高い、傑出した料理ない、とCP最悪のフレンチ「オーベルジュ ド リル ナゴヤ」と、まったく美味しくないトンカツとキワモノのポークソテーがでてくる過大評価店「すぎ田」であります。
名古屋の景気の良さは聞いていましたが、これほど余裕のある客が多いとはびっくり。東京でこのままの値付けと料理を出したらまず客はこないとおもうのですが、5月に旧ジョージアン跡に東京進出の予定とのこと。「ひらまつ」が戦略を変更するか、このまま押し通してくるか、楽しみであります。
浅草の名店と言われながらトンカツや海老フライが美味しくないだけではなく、ポークソテーの奇抜さに唖然となりました「すぎ田」。なぜ絶賛されているのか私には理解できません。
多分記事が掲載されると思うので宣伝させていただきます。
8日の夜にNHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」で3つ星鮨屋「すきやばし 次郎」の小野二郎さんが取り上げられていました。
「次郎」と言えば友里と真っ先に思い浮かぶのか、日刊ゲンダイから事前にコメント依頼がありましたので録画して意見を言わせていただきました。このブログでも詳しく書きたいのですが、本日発売の記事とかぶってしまうとまずいので、来週にでもアップする予定です。女性の方は難しいでしょうが、お読みいただければ幸いです。
今日のブログがこれだけだと、ただの宣伝で手抜きではないかと言われそうなので、時期は言えませんが会食前に夜の六本木付近を徘徊しこの目で見た現状を書きます。
まずはミッドタウン。プレゼント用に「NOKA」のチョコを買いに行ったついでに飲食店エリアを回りました。驚いたことに高額店が集まっているガーデンテラスの各フロア、19時前ともういい時刻なのに人が歩いていません。この時期は客足が途絶える苦しい時だそうですが、それにしても悲惨。
「交詢ビル」の4階フロアに来たかと思ったくらいです。
ピッツアの「ナプレ」は予約で満席とありましたが、他の店はほとんど客も入っていないようです。うーん、この再開発ビルは土日の週末だけで勝負しなければならないのでしょうか。出店した店の経営者も当てが外れたと思っているでしょう。
ではカジュアルゾーンはどうかとプラザへ行きましたが、蕎麦屋、焼鳥屋含めてやはり閑散。ワイン&ダイニングの店は客がゼロでした。
土日には行列が出来る「ハヤシライス」の店も客が数人でしたから、このミッドタウン、週末しか客が来ないようです。
時間が余ったので、あの美術館内のブラッスリー、「ポール・ボキューズ ミュゼ」を見に行きました。門のところで警備員に呼び止められ、「レストランへ行きたい」というと専用の入口まで案内してくれました。エレベーターで3階へ上がり、入口付近へ来てビックリ。あの大箱の店に客の姿が見えません。スタッフばかり。死角のエリアに客が座っているのかもしれませんが、それでも数組といったところでしょう。オープン直後、1時間並んでランチを食べましたが、夜がこんなに悲惨だったとは思いませんでした。この店も昼だけで利益を上げているとしたら、ランチのCPがかなり悪いことが推測できます。
それにしても「ひらまつ」、ジョージアンの営業権を2億円近くで買ったようですが、こんな不採算っぽい店を放置していて大丈夫なのでしょうか。立地と構造上得意のバンケットも出来ないので、グループの足を引っ張っていることは間違いないと考えます。
しかし今日のコラム、友里ってなんて暇な奴だ、って思われそうで心配です。
昨日の日刊ゲンダイ5面でも大きく取り上げていた「ジョージアン クラブ閉店問題」。今朝はテレ朝のワイドショーでもやっていたそうです。わずかな時間でしたが、吉村オーナーのインタビューもありました。録画を見ましたので、ちょっとコメントします。
ミシュラン一つ星レストランの急な閉店、誰もが驚いたことでしょう。特にスタッフは星を取って意気が上がっていたはずですから、頂上から一気に谷底へ突き落されたのではないか。昨年末の緊急ミーティングではじめて通達されたと漏れ聞きますからその驚きは想像できません。
番組で吉村オーナーは、
「時代が求めるものではなくなった」と閉店の理由を述べていました。でも、後を受け持つ「ひらまつ」は、内装を少しいじるようですがほとんど箱はそのままに「オーベルジュ ド リル」をスタートさせるはずです。
つまり、箱が時代に合わなくなった訳ではない。また披露宴などバンケット会場としての利用価値はまだ充分あるはずです。
では何が時代に合わなくて閉店に追い込まれたかと言うと、それは料理そのものではないかと考えます。日刊ゲンダイにありましたが、業界筋の話では年商が1億円台に落ち込んでいたとのこと。盛況時には3億はあったと聞いていますからその落ち込みはかなりのものです。
恐らくかなり前から閉店を考えていて、「ひらまつ」との契約を煮詰めていたのでミシュランの星を取ったくらいでは方針転換できなかったのでしょう。譲渡額の決定が星発表の前後ではかなり違うと思いますが、「ひらまつ」はいい買い物をしたと考えます。
当たり前のことですがレストランは「料理」がなんと言っても基本です。時代に合わなくなった料理なら変えればいいと思うのですが、もともと「食」にはあまり興味がないように見えた吉村オーナー、以前の情熱がなくなってしまったのでしょう。
昨日の新聞で「タイユバン」のオーナー、ジャンクロード・ブリナ氏の死去を知りました。昨年の2つ星降格など色々と心労も重なったのでしょうか。
最後に彼を見たのは10年前くらいの「タイユバン・ロブション」のイヴェントでした。ご冥福をお祈りします。
一時はどうなるかと心配したミシュラン掲載店の予約。問い合わせが殺到するのは予想できましたが、発売直後は特に3つ星に予約の電話が集中したそうです。「水谷」、「小十」など一日中電話が鳴りっぱなしで一人スタッフを専門につけている、といった噂も聞きました。同じく3つ星の「カンテサンス」は、集客が順調でなかった時期も昼間に受話器を上げていたくらいですから、本当に予約電話が殺到してどう対処したのでしょうか。
とりあえず年内は2月以降の予約を受け付けず沈静化を待った店も多かったようですが、年が明けたらかなり状況が急変して驚いている店もあるのではないでしょうか。
読者の方からの情報ですが、年末までは昼夜一杯と断られていた3つ星店に年初であっさり当日入店することができたとか。また他の店でも、ランチは相変わらず難しいようですが、夜なら結構簡単に予約が入る店も多くなってきました。
はじめて訪問する読者はミシュランを読んで、まずは安い設定のランチを狙うのでしょう。とにかく「ミシュラン星付き店」へ行ったという話のタネを得たい人は、フレンチなどではクオリティが落ちる可能性のあるランチを回避することはしないようです。
また昼でも夜でもいいから、とにかくその料理と言うより「星の付いた店」へ行って来たということを自慢したい人が予約電話に殺到したことが容易に想像できます。
しかしこのような単発な客はあまり責任感を持っていないのか、簡単にドタキャンをしてしまうようです。いくつもの店をとりあえず予約して、際になってキャンセルする。もしくはキャンセル通知もしない予約客もいたのではないか。
とにかく販売部数を伸ばすため、普段食べ歩く趣味を持たない人たちをターゲットにキャンペーンを打ち、そのような人たち向けの内容にしてしまったミシュランですから、このような弊害が出てしまうのは無理ないことであります。
知人の話ですが、年末の2つ星和食屋、あっさり夜の予約が取れたそうですが、2日後に確認の電話が店からバンバンかかってきたそうです。「確認できなければキャンセルとなります」と留守録にあったそうですが、予約日の1週間前ですよ。あまりに神経質ではありませんか。おそらくミシュラン発売から1ヶ月、かなりのドタキャン攻撃をくらっての防衛策だったと思いますが、年末で忙しい時期の執拗な確認電話、結構迷惑に感じる客もいたでしょう。
年が明けて、そのようなミーハー客も少しは熱が冷めたのではないか。熱しやすく冷めやすいのが日本人の習性ですから。何カ月もたってから「ミシュランの店へ行ってきた」と言っても自慢にならない。やはり勝負は発売後1ヶ月の年内だったと私は考えます。
掲載された店には、一時の騒動に浮かれず地道な努力でこの年末に再び星を獲得できることを望みます。
掲載文があまりにド素人であるなどかなり批判を浴びましたので、次回の出版では判定基準含めてかなり修正してくる可能性があるからです。
新年早々訂正をさせていただくことになりました。
お恥ずかしい話ですが、講談社ポータルサイト「モウラ」での担当コラムですが、1/7からの掲載は間違いでありました。私の勘違いで1/17(木)からのスタートとなります。7と17を間違えました。ここにお詫びとともに訂正をさせていただきます。
そのかわりどのようなものかをちょっと先に書かせていただきます。
ミシュランネタとお話ししましたが、昨年末に展開したミシュラン批判を続けるわけではありません。いくらツッコミどころ満載のミシュランガイドでも週に2回更新していたらすぐネタ切れしてしまいます。
では何かと言うと容易に想像できることですが、ミシュラン掲載店に限定した友里流の「店評価」であります。150店ありますから週2回だと75週もかかってしまう計算になりますが、そこまでは引っ張れない。よって掲載店すべてを取り上げることにはならないと思いますが、主だった店は極力優先的に書いていきたいと思っております。勿論レベルの低いミシュラン調査員が「過大評価」した店が主体になるのは予想できますね。
昨日今日来たばかりの外人調査員やホテル上がりの日本人調査員とは違って、店の都合良い口上をそのまま信じず、店の変遷から経営陣、営業方針、そして「勘違い度」などミシュランとは違って何歩も踏み込んだ評価をしていきたいと思います。
栄えあるスタート店は、あの宅配ピザ「ピザーラ」のフォーシーズが経営を引き継いだ「ジョエル・ロブション」であります。
どうぞお楽しみに。
正月早々あまり嬉しくないニュースです。読者の方からの第一報ですが、あの西麻布のグランメゾン、ミシュラン1つ星のフレンチ「ザ・ジョージアン・クラブ」がどうやら閉店するようです。吉村オーナーが「ひらまつグループ」に1億6000万円で営業譲渡するとか。まずはひらまつグループのニュースリリースをご覧ください。
http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10102764/00067648.pdf
予定では5月からひらまつグループ運営の「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」としてオープンするようです。
ミシュラン星付き掲載店として半年持たずの閉店はレコードではないでしょうか。ミシュランも何を調査しているのか。出版から1か月後に営業譲渡の基本契約の締結をしたということは、その数か月前から下交渉をしていたことになります。少なくとも出版時にすでに吉村オーナーの経営意欲はなくなっていたことがわかります。
最近はあまり集客が芳しくなかったとの情報を得ていましたが、ここまで深刻だったとは思いもよりませんでした。平日の一般客が少なくても、あの「箱」を生かした週末のバンケットさえ順調ならば継続が可能だと思っていたからであります。「ひらまつ」も昔、一時の不振をバンケットに活路を見出して乗り越えたくらいバンケットは粗利が稼げるはずなんですが、それも尻つぼみだったのでしょうか。
オープン当初は1日数組、いや1組といった日が続いたはず。それを乗り越え2000年前後にブレイクしたジョージアンですが、また元に戻ってしまったとしても、何か打開策があったのではないか。昔は値付けの安いワインを飲ませていただいた一個人客としてさびしい限りであります。またここで披露宴をした方たちも残念に思われるのではないでしょうか。
ジョージアンに関しては、何年も前からシェフの交代提言をしてきましたが、やはりグランメゾンは「シェフの使い捨て」が必須ではないかといった持論を確認した次第であります。
それにしてもひらまつグループ、この数年の席数の増大は尋常ではありません。ASO、コンラン、ボキューズなどいったい何軒造ったことか。ブランドをいくつも持つことによって、「屏風と飲食店は広げたら倒れる」という定説を回避しようとしているのでしょうが、この自転車操業のような出店ラッシュ、昔のソーホーズとの違いを証明するにはあと数年は必要でしょう。
今回ひらまつグループは、得意のバンケットで絶好の「箱」を手に入れたと考えます。宴会専門のような箱としましては「キャーヴ ひらまつ」がありますが、ジョージアンの建屋はそれをはるかに上回るインパクトがあります。しかし料理があの「リル ナゴヤ」並みで客が釣れるのかどうか。
「オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ」は来週の日刊ゲンダイ、そしてブログで取り上げる予定ですが、簡単にいえば「高いだけの店」。名古屋地区のバブルで集客は順調なようですが、あの料理と値付けの高過ぎるワインをそのまま東京へ持ってきたらまずは食通はじめ自腹客は通うことはないでしょう。コンランと同じくバンケットをメインに考えているようですが、年間売上4億8000万円と最盛期のジョージアンの実績をかなり上回る目標設定、果たして目論見どおりいくのかどうか、ひらまつグループのお手並み拝見であります。
名古屋店のシェフは本店からの外人ではなく、数ヶ月「リル」へ研修に行っただけと聞きました。本店から回せるほど人材が豊富ではないようですから、この東京店のシェフもひらまつグループの人材から選ぶのではないかと思います。よって東京店も名古屋と同じようなクオリティにしかならないと考えますが、名古屋とおなじく盛況となるかどうか、その結果は今年末にはわかるでしょう。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
早いもので友里征耶として5回目の元旦ご挨拶となりました。デビュー当初は「一発屋」というか、その一発も当たらず出版と同時にひそかに埋もれてしまう可能性が大きかったですから、平成20年もまだこの活動をやっているとは想像もつきませんでした。
性格の悪い料理人、客を大事にせず利益ばかり考えている経営者、店や料理人との癒着しか考えていない料理評論家、ライター、自称ジャーナリスト、放送作家の方たちにはお邪魔でしょうが、出来るだけ長く続けさせていただきたいと思います。
家柄偽装問題、ミシュラン批判で注目されたこともあるでしょうか、ブログを含めてHPへのアクセスはおかげさまで順調に伸びております。平日のセッション数は7000、ヒット数は13万をコンスタントに超えるまでになりました。あらためてここに御礼申し上げます。
さてこのHP以外の今年の主な活動予定は、友里のベースロードである「日刊ゲンダイ」のコラムが一応3月末まで続く予定です。そして昨年末にご連絡しましたが講談社のポータルサイト「モウラ」で1/7(月)から週2回(月、木)コラムを担当することになります。ミシュランネタですから多分年末のミシュラン発売まで続くと思います。
出版としては年末のミシュラン発売(といっても昨年のような注目はないでしょう)に合わせて講談社から出すことができれば、そして掘っていただいた井戸元といいますか、グラフ社からも出せればと思っております。マスヒロさんのミシュランガイド本のように、薄くて内容のないものなら簡単に出せるのですが、売れ行きを考えるとしっかり企画しなければなりませんからまだ白紙状態であります。少なくともJ.C.オカザワとの共著はないと思います。
あと単発で週刊現代、週刊文春、女性自身、週刊朝日など週刊誌や文藝春秋などの月刊誌からお声がかかることを期待して今年も頑張っていこうと思っております。どうかよろしくお願い申し上げます。
今年も限られた予算の中で店訪問は続きます。読者の皆様と今年はお店で遭遇するかもしれませんね。かなりお酒を飲みますが取り乱さず食べまくっている楽しそうな男女のグループを見かけましたら、その中に友里がいるかもしれません。
それでは今年もまた一年、お付き合いをよろしくお願い申し上げます。