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2007年05月30日

悪い冗談だろ、横川毅さん

読者の方からの情報です。まずは東京レストラン・トレンド&グルメニュース「フードスタジアム」の4/5付けの記事ををご覧ください。
http://www.food-stadium.com/column/interview/62/index.html
すかいらーく創業者4兄弟の末弟、横川紀夫氏の次男である横川毅氏(あのレストラン評論家と自称していた横川潤氏の従弟でしょうか)が、「BANQUE(バンク)」というワインバーをオープンしたというただの宣伝なのですが、長々と氏の生い立ちからオープンまでを綴った店宣伝記事、最後に友里として見逃せない記述がありましたのでここで斬らせていただきます。
我慢してなんら検証のない口上垂れ流しの宣伝文句を読んでいくと、突然、

「NINNJA勤務の時から懇意にしていた山本益博さんと面白いワインの店をやろうと話してたんです」

という毅氏の発言が出てきます。おいおい、悪い冗談というか、こんな事書いてしまっていいのだろうかと思わずのけぞった友里。問題点は2つあります。
山本益博さん。ワインに詳しい人なんですか。ワインをよくたしなむ人なんでしょうか。お酒に強い人でしたっけ。
何しろ、ロマネ・コンティの古酒に若いラ・ターシュを混ぜて飲んだ事を自慢してしまったほどの「ワイン音痴」な方です。人とは違うことをした、しかも高いワインでやったので自慢できると考えたのでしょうが、世のワイン好きに受け入れられない暴挙とは読み切れなかった人。こんな人が絡んでいると言った瞬間から、ワイン好きは一斉に引いてしまうということがわからないのか。本人はマスヒロさんの名を出すことによって宣伝になると思っているのでしょうが、足を引っ張るだけで完全な見込み違い。センスのなさを露呈したと言っていいでしょう。
また、「ニンジャ」時代から懇意にしていたとのことですが、その懇意とはどうような内容なのか。マスヒロさんは、大人の週末など彼の掲載記事で「ニンジャ」の料理を何回も絶賛していました。ただのサプライズ料理なだけの料理を絶賛している不自然さに疑問だったのですが、その理由がわかりました。
「懇意」にしている店を絶賛してしまってよいのか。評論家を自称していますが、そんな情実評価でいいのか。評価対象と懇意になること自体、マスヒロさんはまったくのモラル違反であります。
そして横川潤さん。叔父、伯父、従兄弟たちが飲食店業界にどっぷりつかっていて、自身がまっとうなレストラン評価を下せると思っているのか。たとえば、「BANQUE(バンク)」をシビアに評価できるか。いや、競合するであろう他のワインバーを冷静に評価できるのか。
この業界は本当にいい加減であるということがおわかりいただけると思います。

2007年05月28日

芝浦工業大学教授・古川修氏の損害賠償請求事件 1 請求金額がなんと1100万円

26日に述べましたように、芝浦工業大学システム工学部教授・古川修氏が(株)日刊現代と友里征耶を相手取って提訴した「損害賠償等請求事件」に関して、このブログでシリーズ化することにしました。訴訟経緯を含めて開示できるものは随時アップしていきたいと思います。
訴状にある請求の骨子はまずまず想定内だったのですが、初っ端の「損害請求賠償額」が1100万円という高額請求には友里、ホント驚きました。
内訳は、精神的な損害に対する慰謝料が1000万円、弁護士費用が100万円。慰謝料としてはかなり破格な請求額だと思います。請求額だけでも大物の片鱗を見せていただきましたが、総理大臣発明賞を受領し、社団法人の顧問、国交省が主催する部会の委員にも就任されていると訴状にはあり、古川氏は実際も大物な方のようです。
驚いたのはマスコミとの関係。NHKやダンチューに出ていたのは知っていたのですが、「週刊現代」などいくつかの週刊誌で「ジャーナリスト」として活動されているとの表記でした。提訴相手の日刊現代は、日刊ゲンダイという夕刊紙を発行する会社でありますが、「週刊現代」などを発行する「講談社」のグループですから、これまたサプライズ。今回の訴訟は、「ジャーナリスト」がマスコミを訴えるというかなり「レア」なケースだと思います。批判してきた気に入らないマスコミを訴えていたら、他のマスコミも今後危なくて相手にしなくなると思うんですけど。マスコミなどからの批判に対し、ペンで喧嘩せずいちいち裁判所に訴えていては、ライター、ジャーナリストとして今後認知されなくなる可能性があります。

今回の訴訟で、友里としてどうしても理解できない点が一つあります。なぜ批判に対して古川氏は、「ジャーナリスト」と自称しているにもかかわらず、余裕を持って受け流すか、もしくは徹底的に反論するといったことを避け、一回の内容証明郵便のやり取りだけで提訴という、有名大学教授でありながらハリネズミのような過剰反応をしてきたのかという疑問であります。
デビューから4年経ちましたか、当時からネットの掲示板だけではなくブログから週刊誌にいたるまでかなりの批判を受けてきた友里征耶。犬養裕美子さんも昔は友里を批判していましたし、J.C.オカザワに至っては、「節穴」、「狭い守備範囲」、「極悪非道」、「愚か」、「破壊された味らい細胞」、それに最近は「髪が薄い」とまさに言いたい放題、罵詈雑言の集中攻撃。
彼らには自分のコラムやブログで反論したことがありますが、私は訴えて謝罪を求めよう、相手の主張を封印しようなどとはまったく考えませんでした。友里が「大物」でないからかもしれませんが、私には自分なりに大きな「自信」があるからであります。
自慢とか過信ととられると嫌なので口には出さなかったですが、友里は節穴でも味音痴でもない。最上ではないにしても平均レベルよりは上に位置している舌と判断力、経験を持っていると自負しております。そして自分のスタンスや活動方針は後ろ指さされることなく間違っていない、店や生産業者ではなく「一般読者」の味方である、と確信しているからであります。
読者や一般の人の中で普段の私の言動を知っていただいている人、そして知人や友人など友里の実態を知っていただいている人なら、そんな罵詈雑言に惑わされることはないと考えているからです。判断は読者、一般人、友人、知人に任せればいいのです。有名税というほど知名度はないですが、いちいち気にすることではない。そんなことでは何ら損害を受けないだけの確固たるものを確立していると思っているのです。
たとえば、木村拓哉は不細工だ、速水もこみち(9:25訂正)は顔がデカくて格好悪い、とある人が批判したとして、彼らは名誉棄損だと怒ると思いますか。ばかばかしいからまったく無視するでしょう。彼ら本人だけではなく、周りの人みんながそんなこと認めないほど「事実」に沿った発言ではないからです。キムタクはイケメンのはしりであり、もこみちは誰が見ても顔が小さすぎるからです。

古川氏は、「勘違い」、「ヨイショライター」、「癒着」、「井の中の蛙」といった表現にかなりお怒りのようなのですが、日頃の古川氏の言動から考えて、そんな「例え」は事実と違って誰も認めないならば、批判した友里征耶の評判が落ちて、もともとない「名誉」が更に失墜するだけ。世間は友里を批判し古川氏に同情すれど、彼の名誉が棄損される事態には決してならないということです。
先日ゴルフのプロトーナメントに史上最年少で優勝した石川選手。会見で「天狗にならないように気をつけたい」と言っていました。人間はどうしても取り巻きなどからの持ち上げやヨイショで我を失って「天狗」や「裸の王様」になりがちです。そういう「過信」を防止してくれるのが、第三者からの批判であります。行きすぎと感じるくらいの、「諫言耳をさす言葉」が唯一の防止策。石川選手、若いですが、人間の心理をよく理解していて、なかなかしっかりした考えの持ち主であると考えます。

こんなこと言うとまた怒りを買うかもしれませんが、誰が考えても事実と異なった批判であったならば、それこそ誹謗中傷になりますが、逆に誰も本気で相手しないので、絶対に「名誉は毀損されない」ということです。
当たっている、もしくは遠からず、だから気になるんでしょうか。
本当のこと言われると怒る、って昔からよく言われていることです。

この裁判で一方的に負けてしまっては、世はヨイショライターしか存在しなくなります。人や物、食材に完璧はありません。ジャーナリストを自称する人が、何ら問題点を挙げず、検証精神なしでただ絶賛推奨していいものなのか。
毎回毎回、そんなに絶賛に値する料理に巡り合えるものなのか。食通を自認している人が、まずはじめに古川氏に疑問を抱く点であります。
リトルリーグばかり見ていた人が、たまたま甲子園へ行って、登場する高校が最高の野球チームだと言い切ってしまっているようなものです。世には、大学野球、そして日本プロ野球にメジャーリーグまであるんです。
これでは、彼らの言うことを真に受けて店へ行ってがっかりした人、食材を取り寄せてがっかりした人など、時間や出費の損害を受ける一般読者がますます続出する可能性があります。
自分の損害を訴える前に、一般読者の損得を考えるのが、良心あるライターであり、本当の「ジャーナリスト」であると考えます。自分の際限ない絶賛を真に受けて店訪問し、時間やお金を損したと思う読者のことを真摯に考えているのでしょうか。
知人からはまったく得にならないことにのめり込んでバカだとの批判も受けますが、これは友里のスタンスとして譲れない一線であります。
皆様には、今後の訴訟過程を見守っていただき、私の姿勢に少しでも賛同いただけますなら、訴訟対策含めてのご意見、ご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

2007年05月26日

「店評価ブログ」を更新しました

ついに、本業が芝浦工業大学システム工学部教授である副業ライター・古川修氏が日刊ゲンダイと友里征耶を相手取っておこした損害賠償請求裁判の訴状が手元に届きました。期日も決まって、いよいよ本格的な係争に突入することになります。
そこで、このブログでは裁判の経過などを随時公開していきたいと思います。どこかのライターのような密室取引や密室交渉は友里の肌に合わないからであります。
原告(古川修教授)から提出された書面はスペースの関係ですべて掲載できませんが骨子をアップ、被告(友里征耶)の書面も裁判所に提出後すみやかに骨子をアップしたいと思っております。
まずは月曜にでも、驚くべき請求額などを開示したいと考えます。その後、古川教授側の主張などもアップし、裁判所とは違った読者の皆さんのご意見やご判断をいただきたいと思います。
しかし知り合いの第三者に言わせると、何と幼稚で無意味な係争をしているのか、と。子供の喧嘩で、大人に仲裁というか制裁を依頼したようなものであります。時間と税金(裁判所)と弁護士費用の無駄使い。依頼を受けた弁護士も、効率のよい案件ではないですから、受けたがらないいわゆる筋の悪い係争物件であると言えるでしょう。

さて、「店評価ブログ」に、遊び人風でお金を落としてくれそうに見える客には初回の訪問でもしっぽを振り、一般ピープルな客やお金を落としそうに見えない客はほとんど無視の拝金主義の高額和食店「井雪」と、グラナダを出てガラス食器販売会社と組んだのがわるかったのか、評判がよくない鵜野シェフのイタリアン「ボスケッタ」をアップしました。
お暇な時にお立ち寄りください。

2007年05月25日

最近訪問した店 短評編 4

最近フレンチへ行くことが少なくなりました。相変わらず典型的なビストロ料理を好む嗜好は変わらないのですが、歳なのか続けて行きたいとは思わなくなったのです。行ってみたくなるような魅力的な新規オープンのフレンチが少なくなっているのもその理由かもしれません。
さて、最近初訪問したお店の短評シリーズです。

東京バルバリ
「やまけん」さんとズブズブの仲なのか、彼が絶賛するお店です。西崎ファームのバルバリ鴨を出すという前知識くらいしかなく訪問したのですが、典型的な「居酒屋」の店構えで驚きました。流通業者と自称し食べ歩いて店紹介している人が読者におススメできるほどの店とは外観ではとても思えません。
前菜は650円から1000円程度、メインはアグー豚、子羊、短角牛などが3000円前後の値付けで、店構えとはミスマッチの高額居酒屋ではないでしょうか。
しかし、店名までになっているバルバリー鴨は焼鳥でしか食べられません。やまけんさんのブログに載っているような料理はほとんど用意されてない。いわゆる「特別料理」を食べて写真とって店宣伝しているんですね。インディアンカレーといい、彼はあまりに特定の店に接近し過ぎであります。

今朝
新橋のすき焼き屋です。かなり昔の話ですが、F1レーサーだった中嶋氏が現役の時、帰国したら自宅に帰る前に必ず寄って食べる店だと聞いて、当時何回か行ったことがあったのですが、本当に久々の訪問でした。当日でも簡単に予約が入ります。グラスワインのクーポンもって11000円ほどのコースを食べたのですが、うーん、こんなものだったのか。すき焼きは家でも簡単にできますが、プロとの差がかなりでる調理だと思っていたのですが、肉の脂が多かったからかもしれませんが私的にはななりしつこく食べきるのに苦労しました。歳とともに、すき焼きよりしゃぶしゃぶ志向になるようです。

山路
西麻布の鮨屋。伝説の職人、藤本繁造氏の2番弟子だったというのがこの店のウリであるようです。
タネ質は最近の若手高額鮨店よりかなり下であります。予算が1万数千円なので仕方ない面もありますが、自分的にはどこが伝説の職人の流れを汲んでいるのかわかりませんでした。
驚いたことに海老を常備していないんですね、この店。天然が入手できる7月頃から数か月しか置かないそうです。しかし、このクルマエビ、天然と養殖の差がほとんどないと言われているタネのはずで、仕入れに拘っている高額店でもみな1年中常備しているはずです。天然エビに拘るくらいなら他のタネの質を上げてもらいたかった。
でも主人と女将は威圧感なく、ゆっくり食べられました。
藤本氏1番弟子に続いて2番弟子にも確認しましたが、あの「あら輝」の人気の大きなバックボーンになっている新津氏、荒木さんの週末師匠だったそうですが、やはり藤本さんが包丁を置いてから入店してきたそうです。本当に藤本さんの弟子と言えるのは1番弟子の鈴木さんだけだとか。5年以上藤本氏のところで頑張った人は鈴木さんだけだと聞きました。

2007年05月23日

最近の週刊現代にビックリ

去年から時々コメントや評価を求められるなどお世話になってます「週刊現代」。昨年編集スタイルが一新したようで、記事がますます過激になってきました。この友里でさえ、こんな事書いていいのだろうかと思うくらいであります。今週発売のものでは、大相撲八百長ネタとTV局不正問題ネタが目を引きましたが、後追いする週刊誌はないでしょうし、TV局も遠慮してほとんど取り上げておりません。今日はちょっと、これらの件を友里征耶的な切り口で書いてみます。

大相撲八百長ネタ
以前は「週刊ポスト」の十八番だった追求テーマであります。かなりしつこくやっていましたが、いつの間にかコブシをおろしてしまった。
しかし、この大相撲、全国民の中で、本当に「八百長なんてあるはずない」と思っている人、いるんでしょうか。そんな純粋な人っているんでしょうか。TV局は一度、街頭アンケートとってみればいいのです。
これは高野連が「特待生がこんなにいるなんて知らなかった」と演じたのと同じレベルの問題だと私は考えます。
現在相撲協会と講談社は多額の法的係争状態になっているそうですが、相撲協会としては仮に事実であっても認めるわけにはいきませんから、訴訟するのは致し方ないことでしょう。講談社と「相撲」でケリをつけるわけにもいかないし、不慣れなペンをもって論争するのには能力不足。文字通り「土俵が違う」関係なので、司法に決着を願い出たのでしょう。
「名誉毀損」、事実を書いたとしても名誉を毀損されたと思ったら、誰でも訴える事ができるのですが、同じ「土俵」にいるライター同士でやるものなんでしょうか。
実は友里、近いうちに副業ライターである大学教授の古川修氏から提訴状が届くと弁護士から言われております。ライターとしての取り組み方、ポリシー、姿勢を批判しただけで、食通なら誰でも古川さんに対して思うことを書いただけなのですが、この「事実」が琴線に触れたようです。同じライターなら、皆様の税金(裁判所にお世話になるという事で)に頼らないで、ペンで対抗し決着をはかる度量を古川さんには見せて欲しかった。
この古川修氏との訴訟問題に関しては、随時、シリーズ化して経緯などを開示していきたいと考えております。

TV局不正問題ネタ
告発者は不正している人を伏字で出しているのに、講談社は実名で書いちゃうんですから過激です。名指しされた役員は按配悪いでしょうね。下請けへの不正発注にキックバック、そして社内接待、これまた、TV局で「こんな不正は一切ない」と思っている「純粋な視聴者」が存在するのか。日本人はホント、本音を言わない人種であります。
私はこんな大きな不正ではありませんが、ちっちゃな不正を目撃した事があります。現在は予約が取れないステーキ屋「かわむら」になっていますが、カウンターフレンチのはしりだった「トゥ ソル」。友里が遅めの夕食をとりに入ったと思ってください。入り口近くの浮いたカップル、時間的には同伴ではないのはすぐわかりますが、同じように不自然。女性は品良い方ではなく、男性は普通のサラリーマンには見えないオッサンでした。食べ終わったのでしょう、女性がトイレにたった隙に素早くお勘定してしっかり「TV局名」宛の領収書をもらっておりました。そして小さな声でシェフに聞いた質問に笑ってしまったのです。
はっきり全文は聞き取れませんでしたが、「この辺にホテルある?」といった内容です。会社経費で夜のお相手をしてくれる女性を釣った現場を偶然目撃したのですが、こういうのこの業界では日常茶飯事なんでしょうか。
こんなことを書いてしまって、ますますTV出演への道は遠のいたというものです。

2007年05月21日

「世良田」は一見客お断りだった!

ここ数日の間にいただいたメールの中で、 「世良田」に行こうと電話を入れたら、「一見客お断り」で予約を受けてもらえなかった、という内容のものが数件ありました。
友里は原則、会員制や一見お断りの店をとりあげないようにしております。一般読者のスタンスだと豪語している人間が、一般客が行けない店へ行っての「行った自慢」をするのは意味がないからです。ただ、集客を狙って、あたかも会員制、一見お断りを装っている店、たとえば「喰いきり 江ぐち」のような「会員制偽装」の店は取り上げてきました。ところがこの「世良田」は本当に一見お断りだったようです。
麻布十番でオス牛の高額ステーキを出している「大田原牛超」の帰り、同伴者に「隣だから」と連れて行ってもらった「世良田」。勿論店内は満席で、脂ギトギトのステーキで胃がやられていましたから食べませんでした。そんな気安さがあったからか、昨年出した共著「グルメバトル」の取材のための予約電話、店はその口調で常連と思ったのでしょう。「初めてですか」といった質問はありませんでした。
電話口にでる人によって、「一見お断り」の言い方に違いがあるそうです。「申し訳ありませんが常連の方とお越しください」と言われた方、「うちは初めての方は断っています、常連の方しかいれていないんです」と言い放たれた方。後者ではかなりカチンとくるはずです。
私のブログをみて訪問を決意、結果不愉快な思いをされた方もいらっしゃると思います。ここにお詫び申し上げる次第です。
しかし、こう言ってしまってはまた怒られるかもしれませんが、所詮「焼鳥屋」。そこまでの入場制限をする必要があるのでしょうか。
オープン当初から「一見お断り」のはずがありません。最初は常連客など存在しないからです。恐らく、評判が評判を呼び、予約が殺到しだして今まで支えてきた常連客が入りにくくなった結果の処置であると考えます。「バードランド」や「伊勢廣本店」、「ぎたろう軍鶏 たかはし」と違って、本当に美味しい焼鳥を提供している店だと思うのですが、それを多くの人に知らせることができず誠に残念。
この店が一見客を拒否し続ける限り、人気だけで全然旨くない「バードランド」や「たかはし」の実態が世間に広がりません。今後もレベルの低い焼鳥で一般客を惑わし、儲け続けてしまいます。これらの店は、「世良田」に足を向けて寝られないでしょう。
一日の予約数で常連枠と一見枠を作ったらどうか。週に一日か二日、一見デーを作ってはどうか。色々と対策はあると考えます。
昨年私は結構焼鳥を食べ続けた期間がありましたが、この手の料理、そうは食べ続けられるものではありません。結構胸が焼け、胃がもたれる料理であります。
今は常連の予約で本当に満員かもしれません。しかし、それがいつまで続くものなのか。将来どうなるかはわかりません。鳥インフルエンザなど予想外のアクシデントで鶏肉の価格が慢性的に高騰してしまう可能性もあります。そうなれば、今の価格で満足している常連では対応できないかもしれません。
常連重視は必要でしょうが、新規客の開拓は飲食店に限らず、すべての営業にリスク回避策としても必要であると考えます。

2007年05月20日

「店評価ブログ」を更新しました

巷でも失敗ではないかとの話がポツポツでてきたようです、「銀座Velvia」。飲食店フロアだけでなくビル全体への客入りがわるいのでしょう、付近の道路では宣伝のためか、ビラ配りしている人が何人かいました。アヒルはまずまず好調、週末のバンケットで帳尻を合わせられるコンランレストランは別にして、他の店は悲惨そのものではないか。スペイン料理の「カーサ カマロン」はカウンターの小さな店ですが、昼に客入っているところを見たことがありません。
だいたい、7階へ上がった瞬間のあの強烈な「スパイシー臭」。火鍋専門店の「天香回味 銀座店」から出ているようですが、他の店には大変な迷惑。飲食店フロアとしては致命傷でしょう。
三井不動産としては「交詢ビル」に次いで銀座で2連敗か。根本的にこの部門の意識改革をしなければ、今後、こうのような飲食店の悲劇は繰り返されることでしょう。

「店評価ブログ」に、国立新美術館内のファミレス・フレンチ「ポール ボキューズ ミュゼ」、女流作家や放送作家といった味のわからない文化人、業界人が絶賛する入谷の「ステーキ 定谷」を追加しました。
あんなファミレスみたいなところにそこらのフレンチ並の支払いで行く価値があるのか「ミュゼ」、最近のヒラマツグループはあまりに迷走しすぎです。そんなに「稼ぎ」急いでどうするつもりか。クオリティを保てるはずがありません。
鮨屋での食べ方も知らない林真理子氏が絶賛する「定谷」で、グランメゾン並の支払いをして家庭料理の延長線上の料理を食したら、「文化人、業界人のススめる店にうまいものない」の定説を再確認できます。

2007年05月18日

最近訪問した店 短評編 3

怪しい団体、「日本フードアナリスト協会」ネタが続いてしまいましたので、今日は最近訪問した店の短評をいくつか書かせていただきます。

鮨 はしぐち
前から行ってみたかった、「東京レストランガイド」では第四位に位置する人気店。置かれた握りが沈み込むという、「さとなお」さんいわく「踊る鮨」。わずか6名のカウンター、寡黙な主人と女将の小さな店でした。
期待した握りでしたが、私には沈み込むように見えませんでした。ツマミ、握りと悪くはなかったですが、そんなに衝撃的、傑出、印象的、といった鮨屋には感じません。タネ数が多くないのも気になりました。
それにすても主人の掌の大きなことにはビックリ。東京一、日本一大きいかもしれません。

ICONIC
オープン直後から苦戦が続く「銀座Velvia」の9階ワンフロアの大箱レストラン。「ahill」を除いてほとんどの店が苦戦している中、この店も平日のランチ時はそれほど混んでおりません。
「コンランレストラン日本初上陸」と銘打っていますが、ミッドタウンに既に出来ていますので、違うんではないか。
この店は、平日の昼夜ではなく、土日が勝負なんだそうです。つまり狙いは「レストランウェディング」。
ヒラマツグループ得意の分野ですね。チャペルもありますし、二次会に使える大きなウェーティングバースペースも完備されています。
料理のことを書き忘れました。ローストビーフバーガーは、ボリュームたっぷりでしたが、味付けがアメリカンというか、とにかくわかりやすい濃いお味。お腹は一杯になりました。

イル カランドリーノ
新丸ビルに出た、イタリア3つ星の分店ですか。11時オープンと同時に客が殺到して直ぐ満席、自由が丘グリルと共に行列が出来ている店であります。
4500円までの3コースがありますが、昼の予約は一番高いコースでなければ出来ないそうです。強気の営業で何時まで続くのか。
3種の前菜はたいしたものではなく、スペシャリテのカルボナーラ、メインの地鶏も何ら傑出さを感じませんでした。ちょっと期待はずれ。
でも、店内は男女比率が著しく偏っていまして、私以外は全員女性だたtかもしれません。最初に入れなくて2回転目まで並んで入るような料理ではないと思います。

2007年05月17日

今度は顧問を削除か 日本フードアナリスト協会

すっかり「日本フードアナリスト協会」ウォッチャーとなってしまった友里。しつこいですが今日もそのネタであります。
昨日、「ある所属団体」に問合せしていると書きましたが、その所属団体からご丁寧なお返事をいただきました。日本フードアナリストの協会の顧問に「公認会計士」がいらっしゃったので、その所属監査法人へメールしたところ、その方は昨年既にその監査法人を離れていてまったく関係ないとのお返事でありました。
それでは経歴偽装ではないかと先ほど「日本フードアナリスト協会」のHPをチェックしたところ、見事にその公認会計士が削除されていたので驚きました。
またまた逃げ足だけは早い「日本フードアナリスト協会」代表理事・横井裕之さん。負けました。
そんなことより、格付け依頼など事業の確立を急いだほうがいいのではないでしょうか。
今度は、検定試験委員の横川潤氏が助教授として所属している「文教大学」へ質問メールをしたらどうかとのアドヴァイスを読者の方からいただきました。
でもこう予告したら、今日中に横川さんも削除されてしまうかもしれませんね。

2007年05月16日

フードアナリストからの勇気あるメール

先日、「日本フードアナリスト協会」認定の首都圏在住のフードアナリストからメールをいただきました。
フードアナリスト希望の方は「純粋無垢」と揶揄とうけとられる表現、ちょっと言い過ぎたかと思っていたのですが、気分も害されず「日本フードアナリスト協会」の実態をわかりやすく説明していただきました。ニュースソースの特定を避けるため、私が手を入れ簡単にまとめました。ご本人の了解を取りましたので、ここにその内容を書かせていただきます。

フードアナリストとは名ばかりで何の活動もしていない。というより、活動する仕事、事業がまったく確立されていない。 カルチャーセンターなどへ講師を派遣するための「講師認定講座」もその講師自体がたいした資格や経験もない人を選んで開催している。 アナリストは各自、月に2つはお店を格付けして協会に報告書を送らなければならない決まりだが、ほとんどのアナリストがやっていない(このメールをいただいた人も)ので、評価は店データしか掲載できないだけのこと。 お金を貰わない協会独自の評価というのは、何か繋がりがある中華街の店などで「フードアナリスト」と名乗って店評価をしただけのようだ。
格付けの依頼がほとんどないのに「フードアナリスト」を乱造して(現在1800名だとか)この先大丈夫なのでしょうか。協会の収入は、アナリストやその希望者からの受講料、受験料、認定料、年会費などだけの可能性があります。実態がないというか、確立されていない、確立できない可能性があるビジネスモデルを餌に、その事業協力者を「有償」で募集していいのでしょうか。しかもその数が半端ではありません。破綻しないのか。 TVなどマスコミが、このような実態のない一団体の宣伝に利用されたままでいいのか。 現在、この協会に顧問として名がでている方(飲食業界ではなく、広い知識や公平性を要求される職業)の所属団体に質問メールを出しております。なにか反応がありましたら報告させていただきます。

このブログを読まれている飲食店関係者の方も多くいらっしゃると思います。
店側として、果たして「日本フードアナリスト協会」に「依頼格付」を有償で頼むようなことをするのか。メリットがあると考えるか。その他、この協会へのお考えなどをメールでいただければ幸いです。

2007年05月14日

横ちゃんのブログが復活!

しかしこれほど詭弁を弄する人も珍しいのではないでしょうか、日本フードアナリスト協会理事長・横井裕之氏。読者の方から再びブログを立ち上げてきたとの情報メールをいただきました。
簡単に振り上げた拳を下ろしてしまった人が、どのように弁解して再びブログを立ち上げてきたのか、早速読ませていただいたのですが、この幼稚とも思える弁明に笑いを抑えるのが大変でした。
http://plaza.rakuten.co.jp/athenaios/
相変わらず、仙台で講習会(4級)をやった、FM富士で取り上げられる、赤坂プリンスホテルでプレス発表したと宣伝して、講習料、受験料、登録料に年会費を払ってくれる「カモ」、もとい、フードアナリスト希望者の募集に腐心しているようです。
5月7日付け「消えたヤフーブログについて。」とのタイトルのブログでは都合の良い弁明だけが書かれております。
炎上したコメント欄を削除しようとしてブログ全体を消去してしまったとのことですが、果たして本当なのか。それが本当なら直ぐ復活させる手段があったのではないでしょうか。神のみぞ知る領域の話ですけど。
東海TVへの抗議も、出演した女性フードアナリストへのやくみつる氏の個人的な失礼な発言に対しての対応で、部長と副部長が謝罪に来たのでもうこれでおしまい、と勝手に矛を収めてしまっています。本当に謝罪に名古屋から東京へわざわざ2人が来たのかもこれまた神のみぞ知ること。まして、問題発言はやくみつる氏ですから、彼の謝罪を取らなければ意味がありません。全然フードアナリストを「お守り」していないではないか。東海TVとの話は終わっていると勝手に幕引き宣言していますが、やくみつる氏とはうやむやのままであります。
名古屋のブロガーへカマシで出した内容証明が発端で、逆に電子内容証明を送達され、慌てて「受け取り拒否」したことの弁明は私の読んだ範囲でありません。
弁明の余地がないのでしょう。
よくまあこんなに自分の都合よいところだけ主張できるとその厚顔無恥さに感心してしまいます。
実は私、知人に依頼しまして、日本フードアナリスト協会のフリーダイヤルへ電話して、ことの経緯の釈明を聞いてもらい、その場でやりとりを聞いておりました。
電話に出た女性(正確には3人ほどの方が対応しました)に、
1、 東海TVへの抗議や提訴が頓挫しているのではないか。
2、なんでブログを消去したのか。
3、名古屋のブロガーからの電子内容証明をなぜ受け取らなかった
と質問。
1、 TV局からはディレクターが謝りに訪問に来たのでそれで充分。
2、ブログはコメント欄を消そうとして誤って消しただけの事。
3、TVやブログでは、個人に対しての中傷があったから抗議しただけのこと。
  ネットなどで批判されることは、色々な意見が世にあるので気にしない。
  だから、ブロガーなどへもこれ以上抗議するつもりはない。
との説明でありました。

本当ですか。名古屋のブロガー・ランディさんへのブログを読みましたが、女性フードアナリストなど個人への中傷ではなく、協会自体のポリシーに問題提議した内容であります。横井氏からの内容証明も個人への中傷への抗議というものとは到底思えません。中傷への抗議で、なぜ、商標登録の無断使用などを言ってくるのか。矛盾しています。
要は、せっかく純粋無垢な外食好きを丸め込んで1800名近くまでフードアナリストを乱造したのに余計な邪魔をしやがってとばかり、一発「内容証明」で提訴するなどとカマしてブログを消去させてやろう、そしてその「カマシ」を内向けのブログで書いて、純粋無垢なフードアナリストの動揺を抑えよう、喝采を得ようと、弁護士に相談することなく暴走して内容証明を打ってしまっただけのことと推測します。
ところが、相手が逃げずに正面から対応してきたのでチキンレースになることを避け、勝手に終了宣言をせざるを得なかった。まして、J.C.オカザワ曰く「噛み付きブラッシー」こと友里まで勝手に参加しての乱戦、純粋無垢な客を抱える身としては、はやく矛を収めなければますますボロがでるとの判断もはたらいたのだと思います。
しかし、東京に大半の認定フードアナリストがいらっしゃると横井さんは書いております。この友里のブログを読んでいる方が一人もいらっしゃらないのか。
横井氏は、

私達は単なる「あっちの店よりこっちの店が上だ」「下だ」「あっちのほーがエライぞー」「最近、シェフが変わって味が落ちた」「オレの舌は肥えているぞー」
みたいな軽薄なグルメを量産しようとはしていないんです。

とエラそーに言っていますが、4万円ほどだせば1日か2日講習を受けるだけで誰でも4級、3級の資格がとれるこの「フードアナリスト」。将来は1万人養成したいとか、コンビニの店長すべてに資格をとってもらいたい、とか言っているそうですが、これって立派な「軽薄なグルメの量産」そのものではないかと思うのは友里だけではないはずです。

横井氏のブログ中で「先生」と崇められて登場する山本益博氏や、こんなにしょっちゅう「傑出した料理」に出会えるものなのか、なんと幸せな人だと(私は目出度いだけだと思うのですが)巷間言われていると聞く副業ライターの大学の教授先生、古川修氏に、一度この日本フードアナリスト協会についての意見を聞いてみたいものです。
やっぱりいつもの通り、「理事長とフードアナリストが渾然一体だ」とか、「雑味のない傑出した協会だ」と絶賛するのでしょうか。

2007年05月13日

コンビニにキャンドル監修の製品登場

先日AmPmに入店して面白いものを発見してしまいました。一時は山本益博氏の過剰な宣伝でマスコミはじめ注目を浴びた銀座「キャンドル」。ただ柔らかいだけのチキンバスケットやたいしたことない洋食を食べに私も訪問したことがあります。結果はご存知の通り、マスヒロさん好みの下町味な洋食なだけ。彼が生み出す数ある過大評価の店の1つであると再確認したのです。
その銀座キャンドル監修、食通絶賛、銀座美食と銘打った製品は「ミックスシェフサラダ(275円)」と「ラタトゥイユ(220円)」。しかし、食通絶賛ではなく、化学調味料の大量添加もわからず「有昌」の「しいたけそば」を褒めちぎった味のわからない山本益博氏の絶賛なだけ。真の食通が絶賛するレベルの店ではまったくありません。
早速購入して食べたのですが、サラダはマヨネーズや醤油を混ぜた液状ドレッシングが品ない味でしつこい。ラタトゥイユはマカロニがかなり入っていて上げ底というかこれで220円は高すぎ。勿論どちらも化学調味料がたっぷり、しかもPH調整剤など添加物もてんこ盛りのようです。

私はこのようなコンビニに安易に名前貸ししてロイヤリティーを稼ぐ料理人や店に問いたい。ベットラの落合さんも熱心ですが、コンビニの弁当などは防腐剤が必須です。また価格の問題もありますから、化学調味料の添加も避けられないはず。
わざわざ添加物を増やさなければならない、つまり時代のニーズに逆行してまでなぜそんな料理に加担するのか。ただお金を儲けたいからだけだと思いますが、それと引き換えにわざわざ防腐剤や化学調味料の大量使用を認めてしまっていいものなのか。自店でも気にせず使用しているのならば理解できるのですけど。
ジャンクフードを敬遠する人も増えてきています。「日本フードジャーナリスト会議」などで問題視するべき議題だと思うのですが、主宰者はじめ所属のヨイショライターたちは味がわからない人が多いですから、期待するのが無理っていうものでしょうか。

2007年05月12日

「店評価ブログ」更新しました

伊藤章良さんと「さとなお」さんの交換日記で面白いものを発見しました。スタンス的には「ヨイショ」が基本の二人でありますが、「ラ・ボスケッタ」の最後のところで伊藤さんが「グラナダ」の秘密を暴露しております。
http://taidan.seesaa.net/article/39671708.html
グラナダは元電通マンの下山氏が脱サラして1億だか何億だかの借金をかかえて「イゾラ」というピッツェリアをオープンしたという話が神話になっております。瞬く間にイタリアン、スパニッシュ、上海料理、鉄板焼き、蕎麦屋、居酒屋にいたるかなりの店数を有する多店舗展開会社になりましたが、裸一貫で立ち上げたように巷では伝わっているはずです。
しかし伊藤さんは、楽天の三木谷さんの義弟、つまり三木谷夫人の実弟がグラナダを営んでいるとバラしているのです。でもこれは内緒のはずなんです。世間にグラナダは楽天のバックアップがあると思われてしまうからでしょうか。流行っていない店をかなり抱えているのに、新規オープンの勢いが落ちない理由がわかった気がします。
ここで思い出しました。私も業界の方から数年前にその情報を得て、下山氏と親しいと自称する俄グルメの放送作家に話したことがあります。単純な人なんでしょうその放送作家、ご丁寧にも下山氏本人に直接聞いたらしく、「そんな噂、嘘ですよー」とかいわれて信じて私を批判してきたのです。ヨイショライターと同じで、検証という観念なく本人の言葉を信じる能天気な人ですが、それが今では「ジャーナリスト」関連の集まりを主宰しているのですから悪い冗談です。

さて、「店評価ブログ」に、大味で大きいだけの鰻を出す「神田きくかわ」と、職人やスタッフの技量がかなり落ちる天麩羅屋「てんぷら山の上 六本木」をアップしました。
小さいより大きいほうがいいですが、それは味が伴っての事。この鰻を食べて私は普段から何も傑出していないと評している「野田岩」や「尾花」を見直したくらいです。
また「楽亭」など名店を輩出した「山の上ホテル」ですが、それはたまたま独立した職人が良かっただけの事。本店自体はたいしたことないのがこれではっきりしました。


2007年05月11日

新丸ビル、見学してきました

ブレア首相の退陣会見、聞きました。ブッシュの飼い犬と揶揄されていましたが、随分潔いというか謙虚な人で見直しました。
「自分は間違っていたかもしれない」、権力を握った人がなかなか言えない言葉です。「判断は皆さんにお任せする」、いいですね。どこかの国の小泉前首相、安倍現首相にこの心の欠片一つでもあればいいのですけど。靖国に行ったか行かないか、奉納したかしないか、はっきり言わない、なんて、一国の首相どころか男子たるものが発言するべきものでない意気地なさです。

さて先日、インディアンカレーを食べた後「新丸ビル」の飲食店フロア(5〜7階)を歩き回りました。入店はしませんでしたので、外から歩き回っただけの友里的感想文であります。
このビルに招聘された店の大きな特徴は、下町などの専門店が多いということでしょうか。浅草から、鰻の「前川」、焼鳥の「萬鳥」、洋食の「大宮」など美味しいかどうかは別にして名が結構知れた店がでています。
また、知名度があるかは別にして、天麩羅の「船橋屋」、沖縄の「うりずん」、神田の酒亭「新八」、札幌の寿司「たる善」、恵比寿の和食「笹岡」、おでんの「こなから」、串揚げ「はん亭」、フレンチの「ル レモア」(ヤナギダテの系列)がありました。
まずこれは難しいだろうと思ったのが「笹岡」。それほどの知名度ない恵比寿の小さな和食屋です。予想通り、昼客はほとんど入っていませんでした。地元でこじんまりとやっているから評判になった店です。この手の出店で失敗したのは、交詢ビルのトンカツ屋はじめいくつもあるのですがその現実を学んでいないのでしょうね。
ピークを過ぎたか沖縄料理。あの化学調味料まみれの料理を伊勢丹のフェアで出していたのを思い出しました「うりずん」。最近のトレンドと逆行した料理だと思うんですけど大丈夫でしょうか。
店前のメニューをのぞいただけで「いらっしゃいませ」と声をかけられた「ル レモア」。
女性しか入れないバー「来夢来人」なんてやっていけるのでしょうか。
そうです、オープン直後なんですが、昼で満席でない店が結構あることに驚きました。ミッドタウンの方が順調なようです。
その中で順調に見えたのがこの3店。
「イル カランドリーノ」。イタリアの3つ星「カランドレ」の系列のようで、結構高い値付けのランチなのに行列が出来ていました。このビルで行列が出来ている店は少ないんです。
「自由が丘グリル」。存在を知りませんでしたが、安めな値付けが良かったんでしょうか、やはり行列です。
そして「オー グード ジュール ヌーヴェル エール」。13時過ぎでドアを締め切って「満席」宣言していました。しかし、これで何店目でしょうか。私は日本橋の2店目で限界だと思います。しかも、この店、結構高いんですね。オープン当初の本店のディナーの価格はしてました。そろそろ化けの皮がはがれるんじゃないかと予想しています。

ミッドタウンの店も制覇していない友里ですが、「美味しい、良い店だからぜひ行って来い」、「ほんと駄目な店だった」など友里に飛び込ませたい店がありましたらメールいただければ幸いです。できるだけ早く
行って報告したいと思います。
手ぐすね引いて待ち構えるその店関係者は勘弁してくださいね。

2007年05月09日

普通のカレーを褒めすぎだ、やまけんさん

食材や飲食店をこれだけ褒めまくっていてもお金をもらっていないと主張する「やまけん」さん。本人が言っているので確かにそうなんでしょうけど、それでは何で生計を立てているのでしょうか。「農産物流通業者」と自称していますが、特定の食材や店を取り上げて褒めまくっての宣伝行為、間接的に彼の本業の助けになっていると考えるのは友里一人でしょうか。その業界に属する人間が、特定の業者や店を宣伝して「直接金貰っていない」と言っても、公平性を感じる人が居るのだろうか。料理人や業者との個人的に親しい事を公開していますが、そんなスタンスでまともな評価ができるというのか。
今日は彼の一押しのカレー屋、「インディアンカレー 丸の内店」についてちょっと書いてみます。

関西から進出してきたとのことですが、結構支店を出しています。この店のウェブをプロデュースしたとやまけんさんは言っていまが、お店から「お金」を貰っていないということは、この仕事も無償で引き受けたということでしょか。時間にかなり余裕がないと出来ない慈善行為であります。
さて、行列に並んでやっと食べたインディアンカレー。ネットの評判の通り、「最初は甘くてすぐ辛くなる」ものでした。
でもはっきり言わせてもらうと、まったく複雑性のない単純カレー。この不自然な甘みは、玉葱などの野菜や果物だけから出したものとは考えられません。糖を直接添加していないにしても、ジュースやエキスのようなものを使っているのではないか。辛さも各種スパイスの使用ではなく、チリペッパー(唐辛子)だけか、せいぜいチリパウダーだけではないかと思うほど単純な辛さ。辣油的な辛さと言ってもいいでしょうか。しかもかなりトロミもあるんですね。古典的な日本風カレーだと思います。
以前、街場でカレー屋を経営していた同伴者も同じような感想でした。(わざわざ確認の為連れて行っての再訪でした)
厨房のスペースがかなり小さいことから、この店では炊飯と麺茹でだけで精一杯ではないでしょうか。あの一日の客数を考えると、とてもこの店でカレールーを造っているとは思えないのです。つまり、セントラルキッチン式で、どこかでまとめ造りをして東京へ運んでくる。関西と同じ味だったとネットの書き込みもありましたが、これはセントラルキッチンでしたら当然の事です。
手間隙かけているとは思えない隠し味を感じない、単純に甘くて辛いだけのインディアンカレー。やまけんさんの宣伝効果か、立地の良さと手ごろな価格が幸いなのか盛況のようですが、価格どおりのお味のカレー。街場の店とレベルに大差はありません。
やまけんさと同じく、飲食店からお金を貰っていない友里が言うのですから間違いないです。

2007年05月07日

最初の威勢の良さはどこへ行った、横井裕之さん

いやー、これほど逃げ足の早い人だとは思いませんでした、日本フードアナリスト協会・代表理事の横井裕之さん。
友里がブログ(http://www.tomosato.net/blog/2007/04/post_146.html)で取り上げた当日に、すぐさま彼のブログをすべて削除してしまったのには驚いたというか笑ってしまいました。
しかし世にはしっかり保存していらっしゃる方がいるものです。まずはその逃げ足はやかった横井氏のブログの問題部分の控えをお読みください。
http://yaplog.jp/e46m3/archive/314
東海テレビや一般人であるブロガーに対して訴訟を検討していると、身内の認定フードアナリスト向けに虚勢をはっていましたが、本当に訴訟する気があるのか。
実は「名誉毀損」、「侮辱罪」、「著作権侵害」で訴訟をおこすと内容証明を送りつけたそのブロガーへの対応も腰砕けになったようです。
どこの記述が「名誉毀損」、「侮辱罪」、「著作権侵害」に当たるのか、具体的に示してくれとのメールにまったく横井裕之さんは無回答。しびれを切らして、最後は電子内容証明で4月23日に送付したのにもかかわらず「受け取り拒否」されてしまったそうです。何とも情けない人ですな、横井さん。こんな弱気な対応をしたら、更に追い討ちをかけられるといったことがおわかりになっていないようです。リスク管理もかなり甘いのではないか。詳しくは以下のブログをお読みください。
http://umaiumai.blog59.fc2.com/blog-category-15.html
横井裕之氏をググってみると、日興証券勤務の後「独立系金融アドバイザー」として活動、オールアバウトのガイドもやっていることが直ぐわかります。しかしその経歴から、果たして「食」に深い興味があったのかどうか。単なる「お金を生み出す事業」としてこのシステムを考えたのではないかといった疑問が沸いてきてしまいます。
飲食店のオーナーが首になるといった前代未聞の珍事を心ならずも披露してしまった嶋啓祐氏。彼もオールアバウトのフレンチガイドです。
要は私のブログでも書きましたが、他に本当のオーナーがいただけの自称オーナー、いわゆる「オーナー偽装」なんですが、来栖けい氏といい、このオールアバウトには胡散臭い人が何人か潜り込んでいるようです。選定基準が甘いというか、契約料が安いのでまともなガイドを募集しにくく、応募ガイド側の売名行為に利用されているのかもしれません。
振り上げた拳をこのまま身内のフードアナリストの前でも降ろして尻尾を巻いて逃げるのか、横井さん。それとも、東海テレビ、やくみつる氏といったマスコミを相手に堂々と初心を貫徹して訴訟をおこすのか。
この経緯をみれば、日本フードアナリスト協会がどんなところなのか、賢明な方はおわかりになると考えます。私なら近づきません。
似たような名前で、似非グルメの放送作家が主宰している「日本フードジャーナリスト会議」があります。
http://blog.livedoor.jp/foodjournalist/archives/2007-04.html
飲食店関係者やヨイショライターに参加を集って何が「ジャーナリスト」なのか。これも悪い冗談というか胡散臭い団体であります。横井さんと同じく、主宰者は果たして最近まで「食」に興味があったのかどうか。俄グルメではないか。この団体も主宰者自身の仕事利用のために造り上げたものであると私は考えます。


2007年05月05日

「店評価ブログ」を更新しました

連休に「銀座Velvia館」を見てきました。予想以上に客が入っていないのにびっくり。ショップフロアは人まばら、レストランフロアもほとんど人が歩いていません。店内も「アヒル」など一部が盛況なだけで、「カマロン」の支店など客が一人も入っていません。連休中の昼過ぎですよ。しかもオープンして2週間も経っていないのに。オープン数日後の平日も同じような状況でしたから、これは恒久的な現象だと考えます。
三井不動産はまたやってしまったようです。交詢ビルの教訓を生かしておりません。銀座で中途半端な規模の商業ビルを建てても、中心部でない限りそうは客が入らないということです。同じ三不でも活況なミッドタウンとはえらい違いです。同じ三不でも再開発ビルと商業ビルを担当する部門が違うという話も聞きました。グラナダの蕎麦屋はミッドタウンと両方出していますが、ぜんぜん客入りが違うそうです。つまり、料理自体の問題ではなく、ビルのコンセプトという根本的な問題だということがわかると思います。
誘われて出店してしまった飲食店経営者、またも不入りの商業ビルを作ってしまった三井不動産、彼らは交詢ビルの悲惨さをまったく生かしていなかった、反省していなかったということです。

「店評価ブログ」に、一人客の予約を嘘ついて断る、コース制なのにビールを頼むと無断で「お通し」を出して請求する、カード手数料を「サービス料」と称して5%客に転嫁する、など性格の悪い天麩羅屋「畑中」をアップしました。どうぞお立ち寄りください。

2007年05月04日

誰でも知っていることをなぜ隠す?

私は飲食店、食材生産者と料理評論家やライターたち、出版社の癒着について問題提起してきました。自分の店を取り上げて貰うために「お車代」だけではなく、広告料の形でかなり高額な現金が動くといった話も聞きました。自称料理評論家が店出店のプロデュースをする、レストラン・ジャーナリストが取締役をしている会社が飲食店のコンサルタントをする、副業ライターが鳴門の漁師や鴨養殖業者、酒造メーカーと個人的に親しくなり、一般人としては受けられない便宜をはかってもらったからか、定期的に繰り返しその食材や生産物を何の検証もなく「絶賛」して煽る、など普通に考えたら公平な評価は出来ないと誰でもわかることが日常的に見逃されております。まったくいい加減な業界なのですが、最近話題の高校球児の「特待生」、「高野連」もいい加減な団体であると考えます。今日は誰でも批判する今旬な「高野連」に対し、友里的な視点で批判してみたいと思います。

まずこの「高野連」、財団法人なんですね。どんな人が役員やっているかというと、トップは東大でて東洋紡の専務までやった企業人。このトップ含めて高野連の役員みんなが「特待生」なんてほとんどいないと本気で思っていたのだろうか。376校も申告してきて戸惑いを表明していますが、こんなこと普通の一般人でもみな知っていたことです。越境どころか都道府県を越えて野球留学している生徒がレギュラーの過半を占めているのが実態です。こんなトボケたことを言うということは、「ソープランドで○番をやっているとは知りませんでした」という人より浮世離れしています。実態の把握力がないというか、調査力がないというか、まったくの無能というか、こんな人で大企業の役員が務まったのか。こんな世間知らずでも東洋紡では役員になれるのか。答えはノー。だた臭いものには蓋、とわざと見ないようにしていただけのこと。そうでなければ、東洋紡は大恥をかくことになります。
規約では役員は報酬を受けていいことになっていますから、高野連はいわゆる何らかのルートでの「天下り利権」なのでしょう。シーラカンスというか、カビどころかサビついてしまった「憲章」を念仏のごとく唱えていれば、老後のお小遣いが稼げるいい再就職先なんだと思います。金属バットに張るシールなどの利権、新聞紙の拡販が目的の甲子園大会、など立派なお題目を唱えている割に利権が目立ってしまいます。
私学は「特待生制度」を認めるようお願いしているそうですが、もっと劇的な行動をとったらどうか。何も、高野連に所属しなければ高校生は野球をできないというわけではないでしょう。新聞拡販や視聴率アップといったマスコミの利権を温存する「甲子園大会」に出られないだけの事。高野連とは別の団体を作って、夏は涼しい北海道で余裕のスケジュールでトーナメントをすればいいのではないでしょうか。今まで何人の有望な選手が過密スケジュールによる酷使で潰れていったか。甲子園に固執せず、いくつもの球場を使えばいいだけのことです。最近の若者は「甲子園の土」にほとんど興味がなくなっているはずですから、あんな古くて暑い球場に拘る必要なはないでしょう。年寄りで世間知らずな大企業引退役員をトップに抱くのではなく、まともな常識と判断力をもち利権とはかけ離れた人を、できれば無償でトップに招聘した団体が、NHKやテレビ朝日の放映を断って静かに北海道で大会を主催する。そうすれば、世間の注目が落ちて裏金含めて掟破りな行為も激減すると思います。高校時代に野球をやっていなかった僻みかもしれませんが、高校野球も高校生のやるスポーツのただの「ワン オブ ゼム」に過ぎません。不自然に大人が煽りすぎています。大人が大好きな利権に絡むには、この野球が手っ取り早かったので現在のような「高校野球」の神聖化になってしまったのでしょうが、まずは高野連、財団法人なんですから役員個人個人の年間報酬額を開示してみてはいかがでしょうか。
日本の球界が潰れてしまうから裏金を貰った人の実名を公表しないと西武のなんとか委員会が結論出しましたが、プロを含めたこんな球界、一回つぶして再構築したらどうか。国家権力のバックがなくなり個人の素養ではリーダーシップが発揮できないコミッショナー(代理?)のいる団体もつぶして別の団体で、マスコミの球団所有を禁じて出直したらよいと私は考えます。
こんな事書いたら更に「原稿依頼」が減ってしまうでしょうね。

2007年05月02日

最近訪問した店 短評編 2

ミーハーな私は封切り日に「スパイダーマン 3」を見てしまいました。荒唐無稽な怪物が次々でてきて(元々スパイダーマンはそんな物語ですが)引けてしまうところもあり、主人公の苦悩も前評判ほど描かれておらず(期待するのが間違いか)、ま、こんなものかで終わってしまいました。唯一の収穫は、六本木ヒルズをちょっと歩き回れたことくらいでしょうか。かなり客が減っているようです。夕方でしたがショップや飲食店も外から見た限りかなり空いています。そしてこれは失敗ではないかとおもったのが「ラトリエ ロブション」の前のスペース。工事中で何か建物でも造っているのでしょうか。圧迫感がでてこれじゃ、ラトリエも更に大変になると感じました。
さて、昨日に続いて簡単な店訪問記です。

オレキス
この店名をそのままググッてはいけません。ギリシャ語で「欲」の意味だそうで、精力剤だか興奮剤の宣伝サイトが一杯ヒットします。
ジョージアンクラブの元スタッフたちが開いた白金高輪近くのフレンチ。店に若干関与する人の中に偶然私の知人がいることが判明したので事前にそのことを開示し、より公正に評価するよう勤める所存ですが、どう受け取るかは読者の判断にお任せします。
「30代、40代の男性が格好つけられるフレンチ」がうたい文句。確かに内装は悪くはなく、女性がより美しく見えるという照明もいい雰囲気出しています。しかし我々オッサン族にはちと厳しい環境なんです。店内がかなり暗くて老眼の人にはメニューやワイリストがよく見えません。老眼鏡をかけなおしたら全然格好つけられないではないか。
料理はプリフィクス(6500円、9000円)が主体。オープン直後だからか食材や料理の種類が少ないのは仕方ないけど、厨房が混乱しているようでかなり皿出しが遅い。当面は4時間コースで考えていたほうがいいでしょう。メインのポーションが小さい気がするのですが、味的には私の好きな方向のものであります。
ワインは値付けは安いんですが、1級畑とか特級畑(ブルゴーニュの場合)が主体で村名ワインなどがなく絶対価格は高くなってしまうでしょう。ブル好きにはいいかもしれませんが、気楽に頼めるワインももっと揃えていただきたい。格好つけたがる男性が皆ワインに詳しいとは限らないからです。

けせらせら
週刊現代の接待特集で推薦したお店。その責任上、私には珍しく接待で使いました。
8000円のコースは価格を考えれば内容はいい。プラス2000円すれば、山形牛の焼き物をついてきます。経費だから気が緩んだのか、接待相手と調子に乗って次々おススメのグラスワインを飲んだのがいけなかった。何杯飲んだか、かなりの杯数と銘柄数のため、支払額は料理価格の3倍ほどに膨れ上がってしまいました。
これだから「経費」はダメなんですね。ワインリストにはリーズナブルなワインも多く載っているので、自腹の人はリストから頼む事をお勧めします。

コリアン ヴェジタブル チェファ 銀座
雑誌のニューオープン特集にでていた野菜をメインにした韓国料理屋。野菜好きな私はかなり期待したのですが、現場に行ってがっかり。エレベーターのない老朽ビルの4階で、階下は「トラジ」。そうなんです、トラジが新しく模索した新形態の店なんです。
新幹線が見えてしまう借景にプアな内装。満席だと飛び込み客を断っていましたが、20時過ぎまで半分も埋まっていませんでしたから、ただのやせ我慢か。女性同士の客がターゲットのようですが、5千円を超える客単価ですから、厳しいのではないでしょうか。
期待が大きかった反動なのか、私の再訪はないでしょう。

2007年05月01日

最近訪問した店 短評編

皆さん、楽しいGWをお過ごしでしょうか。旅行などへお出かけの方も多いと思います。私はいつものことですが、GW期間中は自宅待機というかどこへも出かける予定がありません。店訪問の予定もほとんどありません。家族で映画や演劇鑑賞で過ごすつもりであります。
さて、詳しい評価は「店評価ブログ」に後日書くつもりですが、最近訪問した店のなかからいくつか、アクセス数の少ないGW中でもブログを読んでいただける読者のために書いてみたいと思います。

ラ ボスケッタ
グラナダの「キオラ」をやめた鵜野氏が開いたといわれる白金のイタリアン。ガラス食器の会社とのコラボという話ですが、私の推測ではただの「雇われシェフ」ではないかといった食後感でした。ハーブをうまく使用した繊細でいてしかしインパクトもある料理だと思っていたのですが、今度の新店はただの少量多皿料理になってしまいました。インパクトだけを狙ったフレンチみたいな料理。ガラス食器の多用もちょっと無理があります。客も週末だというのに5割ほどの入り。ワインリストもりプアですので、かなり修正しないと集客は厳しいでしょう。

ぎたろう軍鶏炭火焼鳥 たかはし
過食のオコチャマなどヨイショ系が絶賛しているフレンチシェフから転身した高橋氏の店。どれほど美味しい焼鳥かと楽しみにしていたのですが、結果はまったくの駄目だしでした。
まず本当に質良い軍鶏なのか。ほとんどの焼鳥が肉の旨みを感じさせてくれません。また焼き方も下手。ベチャベチャのような感じです。火力が足りないのが直ぐわかります。炭火台を覗いたら、炭は白くなっているだけでほとんど発火していません。これでは「蒸し焼き」ではないか。
評判の親子丼も、既に火を入れている鶏肉をつかってさっと造ってくるのですが、まったく美味しくありません。「次郎」や「水谷(次郎 よこはま店)」、「さわ田」、「兼定」など有名鮨店を訪問することなく「入船」を日本一と評価してしまったオコチャマのこれまた勇み足であります。「世良田」の焼鳥と比べ物にならないというか、新橋の「鳥小屋」より駄目ではないか。夜は2回転営業のようですが、週末の1回転目は我々以外は1組しかいませんでした。

ポールボキューズ ミュゼ
これも予想通り駄目でした。まずこの大箱、夜は予約を取るようですが、コートや荷物を預かるスペースがない。どうするつもりなんでしょうか。
30分並んで入ったランチ。並んで入っている客はどんな事前知識を持って入っているのでしょうか。会話から判断しますと、雑誌で知ったようですが、「ポール ボキューズ」がどんな人どころか名前もよく覚えていない人ばかり。ましてやヒラマツの名を知っている人も少なかった。だいたいマスコミではボキューズ初上陸のように言っていますが、これは「ブラッスリー」がはじめて上陸しただけのこと。ミッドタウンに入ったジョエル氏が厨房にいた銀座の「ポールボキューズ」は20年以上前でしたか、アークヒルズで客入らず閉店したフレンチも「ポール ボキューズ 東京」だったはずです。
特別料理として4500円の「トリュフ 卵の皿焼き フォアグラ添え ソースペリグール」を食べましたが、目玉焼き2枚にフォアグラ角切りとスライストリュフ、そしてツメの緩いペリグーソースを掛けただけのもの。これで4500円はこの雰囲気では高すぎるというものです。1800円のランチをやめて2500円だけに絞った営業も、強気で嫌ですね。