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2007年03月30日

アクセス数が増えました

友里ネットとして独立してHPを立ち上げて10ヶ月になりました。以前のように毎日更新ができなくなったのは自己管理からの甘えなのでしょうが、内容のないブログを毎日書くよりはいいかなと自分で勝手に思っております。(それでも内容が伴わない、と突っ込まれそうですけど)
さて、今日は本当に内容のない自己宣伝です。自己顕示欲が強いブロガーは、ヒット数のカウンターをHP面に記していますが、私もこのアクセス数は結構気になってチェックしています。どうせ書くなら多くの人に読んでもらいたい、自己顕示欲が強くてブログを公開している人なら自然な動向だと思っております。
Qコラム時代も日毎のヒット数を送ってもらっていました。最初は2000ちょっと、最後のほうは4000前後のヒットがあったと記憶しております。
このHPに移ってからはどうかというと、PC音痴の私にはよくわからないのですが単純な「ヒット数」というものではない表示にちょっと戸惑っています。「セッション数」、「ページビュー」、「ヒット数」などいくつものカテゴリーがあるのです。しかもそれぞれの数字は桁が違うから迷ってしまいます。しかし、昨年の6月スタート時からみますと確実にそれぞれの数が増えていることがわかりました。ここにあらためて読者の皆さんに御礼申し上げます。
ではその数はどのくらいなのか。抽象的でわからないと怒られそうなので、自慢できるものなのかわかりませんが一日当たりの数を最後に書いてみます。
「セッション数」 当初は4000前後でしたが今週はじめて5000を超えました。
「ページビュー」 12000前後でしたが今週は15000近くになりました。
「ヒット数」 6〜7万前後でしたが今週は10万を超えました。
本日はつまらないネタ稼ぎブログで失礼しました。

2007年03月28日

東京ミッドタウンが大攻勢

いよいよ明後日、30日に旧防衛庁跡に「東京ミッドタウン」がオープンします。
以前のブログで露出が少ないと書きましたが、予想通り今月発売の「東京カレンダー」は特集で大きく取り上げてきております。
ザ・リッツ・カールトン東京はじめブランドショップに飲食店と掲載ページはかなりのものであります。
飲食店ではいの一番に「可不可」。前にも書きました暗闇坂宮下グループの新店。あのヒラマツグループの「ボタニカ」を制しての飲食店トップ掲載です。料理人の顔が見えず、宮下氏とインテリアデザイナーの片山氏、アートディレクターの佐藤氏の3人が前面に出ていて料理の写真が1枚もない不思議な和食。いったい何を客に提供しようとしているのか。おいしい和食を望んでいる客にはこの3人に必要性を感じないと思うんですけど。その他「ユニオン・スクエア」や「山の上」もありましたが、グラナダの蕎麦屋や「ダノイ」は一部の料理がちょこっと載っているだけ。えらい差であります。宮下氏はアクセス・パブリッシングに相当なコネでもあるんでしょうか。
あの異端児シェフと名乗る「ハル ヤマシタ」は私の探したかぎり索引のようなところに掲載されているだけしか見当たりません。アクセス・パブリッシングへの売込みが足りなかったのか?
私の不得意なジャンルであるスウィーツでは、ヨロイズカの出店がかなり大きく取り上げられていました。日本人で初めて3つ星店でシェフパティシエになった事がウリの人気者であります。恵比寿の店では客が長蛇の列を造っています。私も並んで買って食べた事がありますが、修業が足りないのか他の有名店との違い、傑出さを感じ取れませんでした。

昨日は朝のワイドショーでも大々的に「東京ミッドタウン」を取り上げていました。「六本木ヒルズ」との比較をしていましたが、シナリオどおりだとは思いますが、女性アナウンサーがミッドタウンに肩入れし、男性アナウンサーがヒルズの弁護にまわる番組構成、どうみても視聴者には「ヒルズ不利」にしか見えませんでした。
観光客はじめ人は移り気です。Qサイトでコラムをはじめた頃六本木ヒルズを取り上げた時にも書いた記憶があるのですが、新しい箱モノができたら客はそちらへ流れるものです。これだけの至近距離に、大きな再開発ビルが2つは必要とはならないでしょう。
ミーハーな客は当然ミッドタウンへ行きたがります。このミーハーを自認している友里がいうのですから間違いありません。また、ヒルズなど再開発ビルへわざわざ行く人は、観光客かミーハーな客がほとんど。
よって、六本木ヒルズはオープン以来お金を落とす客が少なかったのに更に客足が遠のいてしまう結果になるでしょう。ただ、ミッドタウンにはシネコンがないようなので、その利用客は逃がさないと思います。
しかし、いつまでもミッドタウンに客が入り続けるというものでもない。やがて飽きられるまで、もしくは再開発ビルが都心に出来るまでと考えます。
アークヒルズ、ガーデンプレイス、六本木ヒルズなどオープン当初は駐車場も満車でしたが今はほとんど待たずに駐車できます。人の気持ちというのは飽きっぽい、永遠なものではないということです。
まだ計画はしていませんが、ミッドタウンのいくつかのレストランへ行ってみたいと考えております。友里よ、この店へ行ってみろ、というものがありましたら、お店関係者でカメラ持って訪問を手ぐすね引いて待っている方以外のリクエストも受け付けたいと思います。

2007年03月26日

「店評価ブログ」更新しました

神奈川県には県外からわざわざ客が通うという鮨屋がいくつかあると言われています。いわゆる、「信者」が多いということです。
新子安の「八左エ門」、長谷の「以づ美」に今回の「鮨 渥美」の3店だそうです。以前は移転前の「次郎よこはま店」も含まれていたとか。
往復3時間をかけて訪問した友里の結論は、県外どころか近辺でなければわざわざ行く必用がないのではないか。
お立ち寄りいただければ幸いです。

2007年03月24日

送信不能アドレスへの返事(長文ブログです)

先日、この友里へ厳しいご指摘と質問のメールをいただきました。
ホットメールだったのですが、HNではなく実名にも思える送信者名でしたので真摯に返事を書いたのですが、案の定送信不能でメールが跳ね返ってきてしまいました。
厳しいご意見をされたなら普通、相手がどう対応するか見たいはずです。書きっぱなしでメール受け取り拒否では、面白くないのではないでしょうか。
私は批判している山本益博氏、犬養裕美子氏、来栖けい氏などの反論を見たいのですが、スルーされているので残念に思っているくらいです。
今回のメールでは、正に色々なお考え、意見、見方があることがわかりました。友里は味がわからないと言われるのには慣れていますが、店と「癒着」していると考えられたのは想定外でした。
そこで、今日はそのメールへの回答などを載せさせていただき、お暇ならば読者の方々にお考えいただきたいと思います。メールをいただいた方の個人情報を考えて、送った返事(跳ね返ってきましたが)とは若干修正させていただいておりますが、ほとんど同じ内容であります。
まずはいただいたメール全文です。

お初にお目にかかります。 友里さんのブログをみて、初めて、ああいうフードライターの方がお店と癒着があると知りました。 普通の読者はそんなこと、全く想像もしませんから、気づきもしません。一般人でも、料理が美味しかったら、感じのいい店だったら何度も足を運んでしまうことはありますし、お店の人に、美味しいからまた来たんです、とかいろいろと話し掛けてしまったりすることもあります。また、よく行けばお店の人に顔を覚えていただけたりする事だってあります。

質問は、
ライターの人は、そういうことをしてはいけない、ということなんでしょうか?お店の人と面識を持ってしまっては、何らかの感情が生まれてしまってはいけないということなんでしょうか。気に入ったお店があったらそれを世の中の人に公開するのが彼らの仕事であり、一般人もその情報を楽しみにしていると思うのですが・・。
そうなると、必ず友里さんのブログでは、店との癒着、とか書かれてしまいそうです。
また、彼らを擁護しているわけではありませんが、そのような内容のメールを送れば、この人はあっち側の味方なんだろう、と言われてしまいます。

友里さんが美味しいとブログに書いたお店に行って、美味しくないと感じた人がいれば、その人にとっては、友里さんが店と癒着している、と感じることもあります。

要するに、友里さんがやっていることも、他の方がやっていることも、結局は同じだということです。友里さんのスタンスから見えてくることは、自分の考えが一番正しい。自分の考え方に相反するものは徹底的に叩く。ということです。
証拠に、どんな抗議を受けても素直にその意見を取り入れることなく、反論しています。
コチラから見れば、抗議の論点から全くずれているところで反論していたり、問題点を摩り替えていたりと、その反論は苦しいだろう、と思うところも多々あります。ご自分でもきっと分かっていらっしゃると思いますのであえて具体例はあげません。
友里さんのように、この世界の矛盾点、お客をお客とも思わないような店があることをずばりと指摘する人はなかなかいませんので、とても参考になりますし、鋭い切り口で指摘されるのは素晴らしいことだとも思います。ただ、そのような稀有な存在の人が、偏った考え方ではもったいないとおもうのです。もう少し自分に正直に、心を広くもってみてはいかがですか。いつも読んでいると2チャンネルのスレッドをおもだしてしまいます。
自分の意にそぐわないものは徹底的に叩く。それは精神的に成長できていない人のやることです。
自らのホームページ、ブログでそれを露呈してしまっている友里さん、もったいないです。

また、ブログ上で反論しろ、というのも違いますよね。
それはあくまでもあなたのスタンスです。
あなたと同じスタンスの人もいれば違うスタンスの人もいる。これは全人類が同じでなければならないスタンスではありません。
あくまであなた基準であって、世の中の人の基準では決してないということ、そしてあなたの考えは、必ずしも世の中で常識として捉えられているものではないこと、
頭のいい友里さんですからそんなことお分かりになっているかとは思いますが、それをあえてご自分のブログでおっしゃるなんていう稚拙な行動をとられていることに驚きましたのであえて言わせていただきました。


このメールに対する私の返事を以下に載せます。

ご指摘有難うございます。
私への質問や問題提起、真摯に受け止めさせていただき、お答えや考えなどを述べさせていただきます。

友里さんのブログをみて、初めて、ああいうフードライターの方がお店と癒着があると知りました。

今ではかなりの方が癒着に気づいていると思います。
有名どころでは山本益博さんですね。お店のプロデュースもしているようです。角館からでてきた銀座の「ゲンテン」が最近では有名です。まったく流行っていませんが、しつこいくらい自分の記事で絶賛して宣伝しています。また、犬養裕美子さんも所属の会社(彼女も取締役)がお店のコンサルをやっています。つまりお店からお金を貰おうと考えているわけです。評価をする立場の人が、対象者の便宜をはかっているのですから、他の業界では考えられないことです。
また、森脇慶子さんや来栖けいさんも、店の料理人と個人的に親しくして特別待遇をしてもらっているのを自慢しています。
店宣伝をしていると自分で言っていればいいですが、「店評価」をしていると彼らが言っている以上、これはミシュランとはまったく違うスタンス、つまり癒着しながら評価しているので私は「評価ではないでしょ、ただの宣伝」と言っているわけです。

普通の読者はそんなこと、全く想像もしませんから、気づきもしません。一般人でも 、料理が美味しかったら、感じのいい店だったら何度も足を運んでしまうことはありますし、お店の人に、美味しいからまた来たんです、とかいろいろと話し掛けてしまったりすることもあります。また、よく行けばお店の人に顔を覚えていただけたりする事だってあります。

そうでしょうか。結構彼らの評価に疑問を持っている人は多いですよ。癒着に気づいている読者も多いです。もともと、食通を自任している人は、彼らをまったく信用していません。友里を信用しているとも言えませんけど。
私にもそういう「好きな」店があります。親しい店、常連の店は誰にでもあっていいのですが、それを店評価者が公の場で自慢するのは良くないと考えます。
また、その特別待遇をなんの説明もなく評価してしまっては、一般の読者の訪問時とまったく違う対応ですから、読者を混乱させるだけです。

質問は、ライターの人は、そういうことをしてはいけない、ということなんでしょうか?お店の人と面識を持ってしまっては、何らかの感情が生まれてしまってはいけないという ことなんでしょうか。気に入ったお店があったらそれを世の中の人に公開するのが彼らの仕事であり、一般人もその情報を楽しみにしていると思うのですが・・。
そうなると、必ず友里さんのブログでは、店との癒着、とか書かれてしまいそうです。

お店の紹介は、hanakoや東京カレンダーなどその手の紹介雑誌で充分だと思います。
自分の舌は絶対だと、マスヒロさんや犬養さん、来栖さん、古川さんが自慢しています。純粋な読者は、彼らが褒めていれば、いい店だと思ってしまうわけです。
しかし、実際は店のコンサルやプロデュースなど深く関わっている、実際は高級和食を知らず居酒屋レベルしか知らない、もしくは一見客や一般客が受けられない食材やサービスを受けている人たちであるわけです。自覚がないですが実は経験不足で視野が狭い、または店側の視線で見ている、など読者が行ったときとはまったく別の待遇を受けているのです。
裁判官が被告や原告と親しくするはずがありません。スポーツの審判も、節度を守っていると思います。公平性を保つためです。マイナーしか知らない人がメジャーを語って信憑性があるでしょうか。
なぜ、料理評論ライターだけ店と親しくていいのか、ましてコンサルなどでお金までもらっていいものなのか。
これは、彼らが「料理店評価コメント」を厳正な「評価」と思っていないからです。
店や生産業者と親しくしているところを読者に見せれば、「さすが・・・さんだ、顔が広い」と読者の信用を得やすいと考えたのでしょう。尊敬されると思っているわけです。
これが私には幼稚な発想だと思うんですが、その矛盾に私は切り込んだわけです。
彼らは未だに明確な弁解を誰もしていません、というか絶対出来ないでしょうけど。
私も名前バレしている店では特別待遇されます。
シェフは気合入れて料理を造りますし、ワインもリスト外のものなら、いいものを安く提供してくれている可能性があります。個人的にはありがたいですが、これは特別待遇なので、これをそのまま評価して書いてしまっては読者が混乱するわけです。同じ料理、サービスは一般読者に提供されません。
誰でもわかると思いますが、ミシュランの調査員が顔バレしていたら、現在の地位と信用を築いていないと思います。

また、彼らを擁護しているわけではありませんが、そのような内容のメールを送れば、この人はあっち側の味方なんだろう、と言われてしまいます。

そんなことはありません。まだまだ、私の本当の考え、意見が世に浸透していないと力不足を痛感した次第です。

友里さんが美味しいとブログに書いたお店に行って、美味しくないと感じた人がいれば、その人にとっては、友里さんが店と癒着している、と感じることもあります。
論理の飛躍しすぎです。私は彼らと違って店との親しさをまったく言っておりません。自慢していません。私のスタンス、つまり覆面に徹している、日頃の評価を信じていらっしゃる方はそうは思わないでしょう。 私が嘘を言っていれば別ですが、普通は、自分と違う食後感を抱いたなら、友里の舌はおかしい、または自分と好みが違う、と思われるはずです。私の読者のほとんどは、「癒着」だとは思わないでしょう。 ただ、ある和食屋を褒めたとき、彼の修業店からは「癒着しているだろう」と言われたと聞きました。滅多に褒めない友里なので、妬みあったと思います。
要するに、友里さんがやっていることも、他の方がやっていることも、結局は同じだということです。
なぜこう結論付けてしまうのか、不思議です。まずは結果ありきでしょうか。 理論がかなり飛躍していると思います。私がマスヒロさん、犬養さん、来栖さんと同じことをしていると信じるなら別ですけど。


友里さんのスタンスから見えてくることは、自分の考えが一番正しい。 自分の考え方に相反するものは徹底的に叩く。 ということです。 証拠に、どんな抗議を受けても素直にその意見を取り入れることなく、反論しています。

なぜ、抗議をうけても私が素直に受け取らないとお考えなのでしょうか。私に以前抗議されたのでしょうか。私のところへは滅多にクレームやネガティヴな意見はきません。多分、反論されるのを怖がっているのだと思います。
それより、料理人やライターたちのほうが素直に意見を取り入れていないとはお考えにならないのですか。
意見が違うから叩くのではなく、彼らが理論的に矛盾しているから問題提起しているんです。
タミフルの調査で中外製薬から援助してもらっていた審査員が問題になっていますね。同じことです。自ら宣伝マンと言えば私は文句を言いません。
しかし彼らは、「自分はこれだけ食べ歩いて舌は確かだ。何千軒も行っている。」など自慢して店のランク付けや評価をしています。
スケートの審査員が特定の選手にアドヴァイスしてお金もらっていたとしたら、それでも貴方はその審査を信じますか。
ライターたちが料理人と飲み食べ歩く、アドヴァイスするのも同じことです。この実態を知ったら、信じる人がいるのでしょうか。

コチラから見れば、抗議の論点から全くずれているところで反論していたり、問題点 を摩り替えていたりと、その反論は苦しいだろう、と思うところも多々あります。ご 自分でもきっと分かっていらっしゃると思いますのであえて具体例はあげません。 友里さんのように、この世界の矛盾点、お客をお客とも思わないような店があることをずばりと指摘する人はなかなかいませんので、とても参考になりますし、鋭い切り 口で指摘されるのは素晴らしいことだとも思います。ただ、そのような稀有な存在の人が、偏った考え方ではもったいないとおもうのです。もう少し自分に正直に、心を広くもってみてはいかがですか。いつも読んでいると2チャンネルのスレッドをおもだしてしまいます。
自分では偏っているとは思っておりません。ライターやある種の料理人が「偏った」考え方をもっていると考えます。 ただ、人には色々なスタンス、考え方があり、永遠に相容れないところもあるわけです。私はそれでも問題提起しつづけているので、そう思われると考えます。


自分の意にそぐわないものは徹底的に叩く。それは精神的に成長できていない人のやることです。
自らのホームページ、ブログでそれを露呈してしまっている友里さん、もったいないです。

長いものに巻かれる、おかしいと思っていても黙って見過ごす。
こういう悪い意味での日本人的な発想が私にはありません。
でも、それが精神的な成長とは関係ないと思います。同じ意見を繰り返し発信している人はみな成長していないというのでしょうか。
確かに私も幼いかもしれませんが、マスヒロさん、犬養さん、来栖さんはもっと稚拙だと思います。

また、ブログ上で反論しろ、というのも違いますよね。 それはあくまでもあなたのスタンスです。
曲解しないでください。ペンを捨て、反論せず、これ以上批判をさせないように牽制するために「内容証明」を送る愚挙を揶揄しただけです。 確かに自分のブログ上で反論する、反論しない、は自由です。私は必ず反論しろとは言っておりません。ただ、本も出版し、有名自動車メーカー勤務から現在は大学で教鞭もとっていて色々な会合に参加して有名人との人脈自慢をしている副業ライターが反論せず、内容証明では情けないではありませんか。出版やネットを通して自分の考えを伝えている人が、反論しないで即、内容証明。これがおかしいと言っているのです。言論の世界で生きているなら、内容証明だして牽制する前に、まずはペンで立ち向かうのが筋でしょう。それが出来ないなら、尻尾を巻くべきであります。裏取引に値する、当事者しかわからない「内容証明」は不透明であります。私がこの事実を公開することは想定外だったと思いますけど。
あなたと同じスタンスの人もいれば違うスタンスの人もいる。これは全人類が同じでなければならないスタンスではありません。 あくまであなた基準であって、世の中の人の基準では決してないということ、そしてあなたの考えは、必ずしも世の中で常識として捉えられているものではないこと、 頭のいい友里さんですからそんなことお分かりになっているかとは思いますが、それをあえてご自分のブログでおっしゃるなんていう稚拙な行動をとられていることに 驚きましたのであえて言わせていただきました。

貴方こそ、完全に決め付けがきついと思います。
確かにスタンスは前述したようにみな違います。しかし、それは貴方にも言えることです。貴方の書き方では、貴方のスタンス、考えが世の基準のように受け取れますが、もしかしたら、友里がスタンダードで貴方のスタンスがレアだという可能性もあるということを少しはお考えでしょうか。
色々な考え、意見が世にはあります。それをぶつけ合いしないでどうするのでしょうか。

今後もご意見、ご指摘をお待ちしております。

友里征耶

2007年03月19日

「フードアナリスト」という資格で一般人を釣っていいのか

またまた読者の方からお教えいただいたネタであります。
まずはこの「日本フードアナリスト協会」たるもののHPをご覧あれ。
http://www.foodanalyst.jp/index.php
かなりお金をかけて造りこんだHPであります。先日取り上げた「日本フードジャーナリスト会議」もネーミングと主宰者や講師のスタンスがまったく一致していないいい加減なものでしたが、この「協会」もなかなかのものであります。フードアナリストには4級、3級、2級、1級、特級とあるようで、既に昨年末で資格者は600名を超すとありました。

この協会はどこかの省庁の管轄下ではなく、アテナイオス(株)という立派な「民間営利企業」が運営している「協会」であります。
主な収入源は、
1、有料で行う飲食店の「格付け」
2、飲食店への経営支援
3、有資格者の養成事業
とのことですが、要は「資格マニア」や「資格に憧れる純粋な外食好き」をターゲットに、商標登録した「フードアナリスト」を乱造して受験費や講習費、入会金、年会費を集めるのが主目的であると考えます。
飲食店の「格付け」には「依頼格付」と「勝手格付」があるそうです。前者は、収入源の一つとなっている飲食店からの「依頼」による格付です。飲食店からお金を貰ってその店につけた「格付け」、公正なものだと思いますか。信用できると思いますか。信用するという人がいるなら顔をみてみたいものです。
勝手にした「格付」は良いではないかと弁解するかもしれませんが、「依頼」をしてきた、つまり収入源であるお客様に対して、「勝手にシビアな格付」ができるとは思えません。そんなことをしたら、客が逃げてしまいます。
つまり、この協会は最初から「シビアな評価」を放棄するシステムを導入しているのです。
倫理規定の中に

「フードアナリスト」は、店舗評価を行う場合には、独立性と客観性を保持するよう注意し、公正な判断を下さなければならない。
「フードアナリスト」は店舗評価の公平性を維持するため自らを含めて、三親等以内の親族が役員を務めるか経営に関与している店舗の評価は行わないものとする。

という条項がありますが、この協会に所属する試験委員、諮問委員、評議委員にはホテル・レストランサービスなど飲食業界にどっぷり浸かっている人やレストランをプロデュースしている人も多い。協会の幹部が飲食店サイドなんですから、「公正な格付け」なんて出来るはずがないのです。
倫理規定も緩すぎです。三親等以内の関係の親族の関係店の評価を禁止していますが、お金貰って店評価すること自体が「倫理」に違反しないのか。幹部が業界にどっぷり浸かっていてよく言うものです。
覆面取材もうたっていますが、資格受験者を少しでも多く募集したいあまり、合格者の写真や声をHP上で公開しているんですから覆面性なんてあったものではありません。英会話学校の募集みたいですね。お笑いです。

そして肝心の受験資格。検定試験だけではなく、通信教育(費用49000円)、カルチャーセンターや指定専門学校への通学(勿論有料)といった試験免除の方法もあるのです。驚いたのは「速習講座」。38000円で4級や3級の「フードアナリスト資格」がなんと1日で取れてしまうというからあきれるというか、あほらしいと言うか。
既に講座費用、検定料や入会金や年会費を支払って「フードアナリスト」に登録された方には申し訳ありませんが、こんな資格というかこんな協会、世に必要視されるとは思えません。ミシュランブックとはえらい違いであります。

アテナイオスの格付けサイト
http://www.athenaios.com/rating/
を見てみても、関東・千葉エリアでもたいした店は掲載されておらず、アナリストレポートも充実されていません。身内やお金払って宣伝してもらいたい店だけなのでしょうか。
この協会の主な収入源3つのうち、機能しているのは「資格好きで純粋な外食好き」からの資金だけだろうということが容易に想像できるというものです。
検定試験委員にすかいらーく創業一族の横川潤氏の名前をみつけました。
営利を追求する会社がやっていることなので、法を遵守すれば何をやってもいいのでしょうが、店にとっても、アナリストという資格に魅力を感じる「一般人」にとっても、お互いの利益になるものではないでしょう。協会というか、運営会社の一人勝ちではないでしょうか。

2007年03月18日

「店評価ブログ」を更新しました

読者の方から「週刊現代の特集を読んだ」とのメールを沢山いただきました。1万円くらいで接待にも使える東西の店をリストアップする手伝いと選んだ根拠を示しただけなのですが、カラー8ページのあんな大きな企画になるとは思いませんでした。この週は他にネタがなかったのかもしれません。なにかお店の「宣伝」に一役買ってしまったみたいで、普段のスタンスとは乖離してしまった印象を与えてしまったかもしれません。
各店同じように取材したのでしょうが、1ページで扱われた店、半ページの店、1/4ページの店の分かれ目はどんな理由だったのでしょうか。かなり「宣伝効果」に違いがでてしまったと思います。
「阪川」にあんな立派な個室があったのか。、「おざき」や「トルナヴェント」は料理一皿の写真ををアップで載せていますが、かなりのボリュームです。この写真に釣られて訪問した客ががっかりしないように同じような量を盛っていただきたいものです。
「音戸山山荘 畑善」は雰囲気が接待にむいているだけで、個人ではランチ以外はCP感良く感じないと思います。美味しい質の良い焼肉屋は他にもありますが「きらく亭」を選んだ理由は「予約可能」と焼肉屋の中では清潔感があると判断したことです。
「銀座 鮨一」はインターフォンの存在を高く評価しました。接待相手にウケるでしょう。「すし善」の影響を受けているようで、勝どきの「さ々木」と同じく、それほど江戸前仕事を感じません。「山わさび」という北海道のホースラディッシュを使っているのが変わっているでしょうか。
オーグードの2店目「メルヴェイユ」は乱心して3店目「ミノビ」を出してしまった現在、このグループの最後の砦でしょうか。「山さき」、やはり出身の「なべ家」より半値で同レベルの料理が味わえることを最近確認しました。
「楽亭」、先日神楽坂の「天孝」の1万7000円コース(これしかない)を食べて、あらためて刺身の良さと価格が高くなく、量や美味しさも再確認しました。東京随一でしょう。
「けでらせら」は8000円ではCPがかなり良く感じる料理です。「てら川」、最近あまりその名を聞かなくなりました。埋没気味でしょうか。今回は「花霞」が取材を断ったので急遽選びました。当初と同じCP感を与え続けていただきたい。「割烹 まとの」、1万3千円あまりのコースでは質、量ともかなりお得です。
「南進」は個人にはぜんぜんおススメできないフグ屋です。山本益博氏や関西在住のライターたちが絶賛しているのでどうしても大阪の店をということで掲載したようです。
「すし貫」は北新地という立地が大きなポイントでした。

さて、「店評価ブログ」に、過大人気店の「リストランティーノ バルカ」とそのCP高い「建仁寺 割烹まとの」を追加しました。お立ち寄りいただければ幸いです。
しかし「バルカ」、なぜ人気が出ているのか不思議です。ちっとも料理に魅力を感じませんでした。

2007年03月17日

「さとなお」さんからのメール

3/10のブログに対して、「さとなお」さんから収束をはかるメールをいただきました。まずはお読みください。

さとなおです。
いろいろ考えてみましたが、ボクが先方に直接電話して抗議するのは筋がおかしいし、問題解決にもならないと思います。
理由は

1)基本的に友里さんが追加取材をするべきである、ということ。  事実関係の裏を取らず勝手に書いておいて「潔白はお前が証明しろ」  というのはあまりに勝手すぎます。ですので、まずは友里さんが追加取材をし、それで結果が出なかっ たらボクが電話するのが筋だと思います。
2)ただし、友里さんが電話しても、喧嘩(?)している相手に先方が謝って訂正する可能性は非常に低い。「そんなこと言った覚えはな い」と先方が言う可能性もあり、言った言わないの泥仕合になる可能性もある。解決の可能性は低い気がする。
3)逆に、もしボクが電話してなんらかの言質を取って友里さんに報告したとしても、元々ボクが先方と裏でつながっていたとしたらどうにでも結果を作れるわけで、ボクが潔白である証明にはなりに くい。
4)そういう意味では、ボクと先方が二者だけで接触するのは問題解決にならない。言った言わないで喧嘩が飛び火してきても困る。
5)なので、友里さん、先方、ボクの三者による「三者会談」が解決には望ましい。ボクはいつでもそれに応じる用意がある。なぜなら、結果に100%自信があるから。
6)とはいえ「そうまでして白黒ハッキリつけるべき問題か」とも思う。そこまでして白黒つけても、当事者3人は気分が悪いだけ。非常に居心地悪い思いと、後味悪い結論をみるだけ。先方を追いつめる結果になるのも本意ではない。

以上の理由で、三者会談がもっとも望ましい気がしますが、そこまでするのも大人げないし面倒な気がします。そうまでして白黒ハッキリつけても「読者に対してボクの誤解が解ける」だけ。
本来ボクは完全に「とばっちり」なので、そうであっても白黒ハッキリさせたいのですが、それっぽっちの結果が得られるだけにしては、泥仕合めいています。
ですので、ボクが少し折れ、読者の方々に判断を委ねたいと思います。
「ボクは三者会談でも、どこでも何でも、応じる用意があります。 それは結果に100%自信があるからです」
このことをもって、読者の方々へのボクの主張とさせていただきたいと思います。あとはご判断いただけたら幸いです。
これで問題を収束させたいと思います。いかがでしょうか?


私はさとなおさんからの抗議のメールなどこの問題の経緯をブログに公開してきましたので、あとは読者の皆さんの判断に任せるしかないと思っておりました。新しい証拠や情報がでてこない限りこれ以上触れても無意味だと。しかし、さとなおさん的には収束していなかったのだと思います。ちょっと「格好良すぎる」収束案ですけど。
確かに、今更私が再確認しようが彼が確認しようが物証的に事実を明らかにすることは出来ないでしょう。三者会談は思いつきませんでしたが、確かにそれでは誰かを最終的に追い詰めてしまいます。
私も後は皆さんのご判断にお任せする次第であります。

最後にしつこいですが「筋論」について私の考えを述べます。
問題提起した方がクレーム受けて相手の潔白を証明するものなのか。ネットの掲示板に書いてありましたが、例えば「週刊現代」と日本相撲協会との「八百長疑惑問題」。相撲協会が「事実無根だ」と抗議するのはわかりますが、その潔白を「週刊現代」に証明させることはあり得ません。降りかかった火の粉は自分で払うしかない、潔白は自ら立証するものだと思っておりました。
その辺の考え方は、「さとなお」さんと異なりますが、収束案には賛同です。

また反省もあります。
確かに私が聞いたことは嘘がない100%「事実」と自信があるのですが、それはあくまで人が言ったこと。たとえ事実でも、人の言ったことなので、「真実」であるかどうかはわかりません。
今でも「事実」は書いても良いと考えておりますが、今後はより熟考を加えていきたいと思います。
とはいえ、この友里が羊になってしまっては特徴がなくなり埋没してしまいます。スタンスの変更はありえませんので、ご安心ください。

2007年03月16日

銀座の「井雪」訪問

友里は、一般客、一見客が訪問できない店を原則書くことはしていません。山本益博さんと違って、「一般客」、「一般読者」に軸足を置いていますので、行けない店や食べられない「特別料理」の事を自慢げに書いても意味がないと思うからです。
また、キャパが小さくマスコミに露出してしまうと店の雰囲気が変わる、今まで支えてくれた常連客に迷惑がかかる、との配慮から頑なにマスコミやネットへの露出を拒む店についても書いていません。ただし、「東京カレンダー」などの取材に応じて、写真を載せさせ店名を明かしながら、住所や電話番号を隠すという「集客の仕掛け」をする店はきっちり取り上げてきました。一般客、一見客を拒絶する意味の「店データ未公開」の店が、なぜ一般客が情報を得るために購入する「宣伝雑誌」の取材を受けるのか。まったく矛盾しております。そういった意味では、一日1組、2組といった小キャパの店もこのような「煽り雑誌」にでる必要はないと思っております。

さて、今日はそのマスコミ露出をしていない和食店「井雪」についてちょっと書いてみます。
店データを公開しておらず、紹介制のような形をとっています。ではなぜ取り上げるかというと、ネットへの露出は制限していませんし、「東京レストランガイド」には住所は銀座としか記されていませんがレビューは載っています。また、エキサイトの社長のブログでは実名挙げて絶賛、多くのブログでも取り上げられていて歌舞伎座の反対側の路地を入ったところと所在も簡単にわかります。また、主人の修業店だった「京味」を訪問していることを告げると予約が取れるということも聞いており、完全な「紹介制」の店ではないと判断したからであります。

知人に連れて行ってもらった私の感想は、「ちょっと違うんじゃないの」。
カウンター7席と個室という小さなキャパで満席です。客層は業界人や経費族である会社役員が主体でしょうか。「京味」より年齢層が高いような気もします。
修業店と同じことをしていては駄目なので変えているとのことですが、料理ではなく接客も変えているところが感心できません。連れて行かれた一般客として直ぐ感じたのは、主人や女将の露骨な「常連重視」の態度です。いや、2回目の訪問でもいいのです、今後も通いそうな資金に余裕のありそうなそぶりをする客に露骨に媚をうる態度に失望しました。
確かに常連客は大事です。一見客より大事なのはわかります。より良い対応をとることも当然でしょう。私でもそうすると思います。しかし、それをあまりに露骨にやってしまっていいのだろうか。さりげなくするべきです。「京味」の西ざんも常連客を大事にするでしょうが、あそこまで露骨にしていません。というか、初めて訪問する客にも、ほとんど分け隔てない対応をしているはずです。
「確かに京味より1万円ほど安いけど、その価格なりの食材と質と調理。京味とは接客もぜんぜん違うなー」と、連れて行ってくれた知人も同じ意見でありました。
年配の経費族や業界人を狙った「わかりやすくやや濃い目の味つけ」、常連にはコースではなくいくつかの単品の後、出汁巻きやカレーを出していたのには驚きました。
京味より安いとは言え客単価2万5千円前後の高額和食屋です。カウンターの隣でカレーを食べられたら雰囲気ぶち壊しであります。
今はイケイケでしょうが、早く路線を修正したほうが良いのではないでしょうか。年配経費族、業界人向けでは料理のレベルを維持するのは難しく、露骨な「金持ちすりすり営業」はそのうち頓挫します。
しかし、京味出身の若い料理人にはこの傾向が共通しているのが不思議です。
同じく紹介制の赤坂「もりかわ」も、主人と女将が「有名人特別待遇」をしているところを目撃したことがあります。
西さんには、料理だけではなく接客の基本についても弟子にきっちり教えていただきたかったと考えます。

2007年03月13日

ミシュラン東京版の記者会見と「さとなお」さんからのメール

読者の方から貴重な情報をいただきました。
近々に、「ミシュラン東京版」の記者会見が行われるそうです。発売は秋以降で、既に日本人と外人含む覆面審査員が調査にはいっているとのこと。
審査員の声がかかるのを待っていたこの友里や犬養さんなどヨイショライターの皆さんは、今時点でミシュラン側から接触がないなら諦めたほうがいいということでしょう。
大方の予想と異なって、「星」をつける可能性が大とも言われています。
ご存知のように、ミシュランはタイヤ販促のためにつくられたガイドブックが始まりです。よって、原則的には誰でも訪問できる店しか取り上げないと思いますので、この「東京版」でも、「一見お断り」、「会員制」、「紹介制」、「店データ非公開」などの店は掲載されないのではないでしょうか。
今になって慌ててデータを公開し、一般客に門戸を開く店がでてきたらそれだけで「ミシュラン効果」はあったというものです。
さして中身に差のない「3コース制」の店、コース価格を公開していない店、仕入れ値が毎日異なるからと請求額を明朗にしていない鮨屋などもどう扱われるのか、非常に興味があります。
今ではフランスやイタリアのレストランの厨房で日本人を見かけるのは珍しい事ではないですが、日本の和食の厨房で外人を見つけるのは至難の技。吉兆嵐山にはいるようですけど。
和食はフレンチやイタリアンのように世界に認知されているジャンルではないということで、ミシュラン審査員の中の外人が、果たして和食を審査できるのでしょうか。
日本人にしても、店と親しくなりたがるのは人の常。特に味のわかる方たち、外食が多い人たちはこの業界で知られている可能性が大ですから、果たして「覆面性」を維持できるのかも疑問。知られていない若手を選んだとしたらまったくの経験不足から「過食のオコチャマ」のように、トンデモ店、トンデモ料理に高得点をつけてしまう可能性があり、ミシュランの権威が落ちる可能性があります。
この日本で、公正な評価の「ミシュラン本」を出版できるのかどうか、発売が楽しみであります。

3/10のブログに対しまして、「さとなお」さんから直接メールをいただきました。「和楽惣」のご主人に名乗ったことはなく、まして、我々サイドへ連絡する前に相談に乗った事もない「まったくの事実無根」とのことで、訂正を求められました。
はっきりご主人から「『さとなお』さんに聞いたら『書かれてしまったのはしょうがないね』と言われた」、「『さとなお』さんは濃い味が好きだ」との言葉を電話で直接聞いたのですが、ご本人の「さとなお」さんが完全に否定しているので、どちらかの主張が間違いであるということです。私の聞き間違いはないと確信しています。何回か聞きなおしましたから。
よって、訂正という形ではありませんが、私のブログに対するメールなどは原則すべて公開させていただく事を明言していますので、「さとなお」さんの主張を以下に載せさせていただきます。行変換などの手は加えてあります。

さとなおです。 ある方からのメールで3/10の記事を知りました。

> また、ご主人との電話でのやりとりで、我々サイドに連絡をされる前
> に「さとなお」さんと相談されいることを知りました。
> 私の予想通り、「さとなお」さんは最近は覆面を捨てて、しっかり店
> で名乗っているということです。「和楽惣」には、この店に良く行く
> 知人と訪問されたようですが、自分が「さとなお」だと公開して店や
> ご主人に彼は何を期待するんでしょうか。そして伊藤章良さんとのブ
> ログで店を褒め上げているのですから、彼のスタンスに呆れてしまい
> ます。

友里さんのこの記述ですが、事実と全く相違します。
ボクは「和楽惣」のご主人とプライベートに話したことなどありません し、名乗ったことももちろんありません。というか、あの店は3回ほど行きましたが、メニュー選びについての相談はしたことはあっても(今日はどの魚がい いのか、など)、その他の話をしたことは全くありません。あちらから連絡があったことも、もちろんありません。ご主人はボクを認識すらしていないと思います。和楽惣に一緒に行ったのは、この店によく行く知人とではありません。逆に和楽惣が初めての人としか行ったことがありません。
もちろん、そちらサイドに連絡されるまえに相談されていることも全く ありません。というか、まったく寝耳に水です。ありえません。ご主人の顔すらあまり覚えていません。ましてや相談されるわけもありません。
以上は完全に事実です。どこでどう取材していただいても結構です。ありえませんから。あまりに事実に反するのでビックリしています。どこをどう解釈すればそういう風になるのでしょうか。このようなことを書かれるのは実に心外です。訂正・謝罪してください。
友里さんが、事実と違ったことは違ったとハッキリ訂正されるフェアな方だと信じています。
…………‥‥‥‥・・ ・  ・
 さとなお


両者の意見が真っ向食い違いました。
私への抗議メールも結構ですが、事実と異なるなら「和楽惣」へも抗議されることを進言します。事実と異なる風説の流布というものでしょうか。はっきり白黒ついて事実無根がわかりましたら、ブログで追記させていただきますが、「さとなお」さんへ直接確認せず結果、このような抗議のメールをいただいた脇の甘さを友里は反省しております。同じ轍を踏まず、友里へのメールの前に、「和楽惣」へ確認をされればより抗議のパワーは増したと考えます。

2007年03月12日

出版社アクセス・パブリッシングのモラルを問う

読者の方から3/10のブログに対するご意見を頂きました。
「確かに自分も『和楽惣』の前に積まれている発泡スチール箱などを見たことがある。夕方のオープン1時間前くらいで、店のドアが半開きになっていた記憶がある。ということはスタッフが出勤しているということで、それなのに他店が勝手に置いた『仕入れ品』をそのまま放置し続けるものなのか。すぐ文句を言って叩き返すのではないか。だいたい配送業者に他の店前へ置くようわざわざ指示する店があるものなのか。配送業者がそれを承諾するものなのか。友里として突っ込みが足りないではないか。」といった内容でした。
確かにご主人は、放置した店の具体名を挙げることを避けていました。本来ならば、我々サイドへ連絡する前に、放置した失礼な店に抗議して問い詰め、その店主から事情を説明させればはっきり証明されることだったと思います。
どちらにしても、今となっては、証拠品がないので当時の出汁に「出汁の素」が入っていたと立証することは出来ません。反対に入っていないということも、今更立証は難しいと思うのですけど。ただ、ご本人が「使用していない」と声高らかに宣言されているので、そのまま公表させていただいた次第です。

さて、今日はこの業界の信用を失墜させるのではないかといった問題提起であります。
先日、読者の方から情報をいただきました。アクセス・パブリッシングが発行している飲食店宣伝雑誌「東京カレンダー」で、自社(アクセス・パブリッシング)がプロデュースしている「串揚げ屋」をいの一番に3ページ使って紹介しているのは明らかにルール違反ではないか、という問いかけです。
すぐさま友里は購入しチェックしました。件の店は、西麻布2丁目にこの1月末にオープンした「A(アレイ)」という1階がスタンディング形式、2階がテーブルとカウンターの串揚げ屋であります。
誌面からは、この店が自社のプロデュースであるという「断り」は確認できず、あたかも取材で見つけてきた新しい業態の串揚げ屋として、最大限宣伝に徹しておりました。
手前味噌というのでしょうか、いくら「ヨイショ宣伝雑誌」といっても、自分と関連のある店を、その関係を明示しないで宣伝してしまっていいのだろうか。出版社という本来「公正さ」を求められるマスコミが、こんなモラル違反をしていいのだろうか。すぐさま友里は店訪問を決行しました。

100円から400円ほどの範囲の串揚げですが、ボリュームはなく質、揚げの技量とも何ら平凡。家庭で揚げる串揚げの延長線上のレベルでありました。
せっかく来たのだからスタッフに確認。「東京カレンダーがプロデュースしているんですって?」の問いかけに「そうです」とあっさり返答を貰ってしまいました。
しかし、その後の読者との情報交換で、プロデュース以上の関わりがあるのではないかといった疑問がでてきたのです。
この「A」という串揚げ屋のほか、「C」という地中海バル、「Q」や「P」といったバーを経営しているのが(株)デュアルウェーブという会社です。
http://www.food-stadium.com/headline/405/index.html
そして下記に、「フードリンクニュース」というサイトでの「Q」に関する記事のURLを貼り付けます。最後の「店データ」の「経営母体」のところに、しっかり「株式会社 アクセス・パブリッシング」と書かれているのが確認できます。
http://www.foodrink.co.jp/next-vogue/200509/050910.html

デュアルウェーブを全面に出して、アクセス・パブリッシングの関与を表ざたにしたくないようですが、上手の手から水がもれる、といったところでしょうか。
このことからも「A」、「C」、「Q」、「P」がアクセス・パブリッシングの関連会社であることが明確になりました。
「C」という地中海バルも、「東京カレンダー」の38頁で取り上げていますから、呆れるというか出版社の良心の欠片もないというか。

関連の飲食店を自前の雑誌で取り上げ宣伝してしまって、マスコミとしての矜持はどこへ行ったのか。アクセス・パブリッシングに出版社としてのモラルがあるのか。こんな事をやっていても出版界では許されるものなのか。
本日の友里征耶の「問題提起」であります。


2007年03月11日

3/12発売の週刊現代

1ヶ月前くらいから相談を受けていた企画物が明日発売の週刊現代に掲載されます。
題して「自腹でも、接待でも”使える”店 東西15」。
「友里征耶が納得した」とのキャッチが入るかどうかは今朝の新聞の広告には載っていなかったのでわかりません。グラビアと活版カラー、合わせて8ページの大きな特集になるそうです。
接待の際の店選びの条件提示と店選定のお手伝いをしただけでして、友里としての各店へのコメントや評価を載せているものではありませんが、ご興味がありましたら宣伝になりますがぜひ、ご購入、お読みいただきたいと思います。
15店のうち東京が9店で京都、大阪が6店となります。接待にもむいているということで、普段は評価しない「全面喫煙可」の店を選び、逆にキャパの小さい店は料理やCPが良くても外したところもあります。
ほとんどがなんとか自腹の場合でも「おススメ」か「話のタネに一回」と肯定的な店なのですが、中に2店、京都と大阪で友里的には自腹客におススメできない店が取り上げられております。
京都の料亭風の建屋だけ立派な和食屋は、夜は雰囲気だけ、CP的にはランチしかおススメできませんし、大阪のフグ屋はただ安いだけでまったく美味しくなく汚い店、山本益博氏や関西在住のライターが絶賛している有名店なので、接待客が喜ぶかも、といった観点で選んだものであります。
特にそのフグ屋は過去に厳しい評価をしましたので矛盾していると受け取られかねないのでここに弁解させていただきます。
友里が企画に参加したからではないと思いますが、この企画の取材・掲載拒否の店が結構あったということを聞いて驚きました。「そったく つか本」や「すゑとみ」はキャパの問題で予想できたのですが、鳥鍋の「鳥彌三」が断ってくるとは思いませんでした。夏には床をやっているはずで、まさに「接待客」を狙った営業形態の店だと思っていたからです。
立場上、コンビニで立ち読みしてくださいとはいえないので、ご購入を検討いただければ幸いです。

2007年03月10日

「店評価ブログ」を更新しました

西麻布近辺の2店、フグの「臼杵 山田屋」と和食の「和楽惣」を追加しました。
このブログは、原則的にその週に日刊ゲンダイに掲載されたものを載せております。今回、その掲載に対して、「和楽惣」のご主人から記事内容が事実と異なるとの連絡をいただきました。日刊ゲンダイとこのブログにその内容を載せる約束をしましたので、ここに公開させていただきます。よって対比の意味でも「店評価ブログ」のものは日刊ゲンダイに掲載されたものをそのまま公開しております。

店前に放置されていたヒガシマル醤油「割烹関西白だしつゆ」や魚類が入っていると思われる発泡スチール箱について問題視した内容について、
「確かに店前にあったがあれは弊店のものではない。同じビルに飲食店があり、その店が勝手に置かせているので迷惑していた。また、弊店では「出汁の素」など使っていない。カツオを使わないがきちんと出汁をひいている。確かに『さとなお』さんの好きな『濃い味付け』ではあるが、それが好きなお客さんもいるんだ。味は人それぞれ好みが違う。すべての客に満足してもらうことは出来ない。事実と異なるのできちんと訂正してもらいたい」
要約しますとこのような内容でありました。
しかし、ひどい他店があるもんです。自分の仕入れ品をわざわざ「和楽惣」の入り口に山積みさせていたとは。このビル、確認したのですが他店の入り口はまったく別のところにありました。
あまりに甘く味が濃かったので、放置されていた「出汁の素」の先入観からも「出汁の素」を使用していると思われるとしましたが、主人がはっきり「無使用」を宣言されているのでここに報告させていただきます。
また、ご主人との電話でのやりとりで、我々サイドに連絡をされる前に「さとなお」さんと相談されいることを知りました。
私の予想通り、「さとなお」さんは最近は覆面を捨てて、しっかり店で名乗っているということです。「和楽惣」には、この店に良く行く知人と訪問されたようですが、自分が「さとなお」だと公開して店やご主人に彼は何を期待するんでしょうか。そして伊藤章良さんとのブログで店を褒め上げているのですから、彼のスタンスに呆れてしまいます。
プロである料理人から「濃い味付け大好き」だとお墨付きを貰った「さとなお」さん。この濃い味好きの嗜好であるということを読者は考慮にいれて彼の「店評価」を読まなければ、必ず店選びは失敗します。
店で名乗る、濃い味大好き、これでは「リトル マスヒロ」と言われても仕方ありません。

もう一店のフグ屋「山田屋」。2万円コースで充分なのですが、近辺の「浜藤」や「小やなぎ」とは月とスッポンの食後感。2万円前後の天然フグ屋としては上出来だと思います。
そういえば、「小やなぎ」、「さとなお」さんも大絶賛だったはずですが、質や大きさの問題なのか、刺身自体に旨みがなかった。濃い味好きでわかるのでしょうか。あの変な「から揚げ」の味と煮詰めた雑炊が好みなんでしょうけど。

※ 3/11の夜に、「さとなお」さんから上記の「和楽惣」のご主人と私の「さとなお」さんいついてのやり取りには事実無根があるとのメールをいただきました。
ご主人とはまったくプライベートに話した事はなく、事前に相談も受けていないまったくの事実無根だとのことです。
両者の発言がまったく食い違うのですが、「さとなお」さんのメールなどを3/13にのブログで公開させていただきます。

2007年03月07日

ハル ヤマシタ 東京(東京ミッドタウン)の情報

一昨日のブログで取り上げました東京ミッドタウンの「ハル ヤマシタ 東京」。関西在住の食に詳しい方たちからは、「まったく聞いた事がなかった」といったメールだけいただいております。
よくまあ、そのようなシェフを東京へ引っ張り出してきたと三不の開発力に脱帽です。でも、関西のかなりの食通の方たちが知らないほど知名度がないということは、東京や関東の人にはまったく知られていないということです。条件的にはかなり分が悪いと思うのですが、完全入れ替えの2部制をとる強気の営業方針。「東京ミッドタウン」というブランドは、六本木ヒルズや交詢ビルよりはるかに集客に有利だとの皮算用をしていると推測できます。
ますます興味が沸いてきましたので、ネットで調べてみました。

ハル ヤマシタ、本名は山下春幸氏。ファーストネームを略して自称される方は、海外生活経験者でよく見られる傾向です。外人は「はるゆき」とは発音しにくいので略するようで、「ハル」と呼ばれていたのでしょうか。
このハル氏、関西は神戸の「ナダバン グループ」の経営母体、(有)ウォーター マークの代表取締役です。かなり凝ったHPがありました。
http://www.nadaban.com/
レストランだけではなく、パーティ、ケータリング、料理教室、ウェブショップから居酒屋「なだ番」まで経営しているようで、その守備範囲の広さに驚きました。上昇志向の強い経営者、シェフとも推測できます。
ついでに「アスクユー」の「兵庫県レストランガイド」をチェックしてみました。掲載されていなだろうとの予想は大ハズレ。レビューはこの原稿を書いている段階で31件あり、総合評価は4.15と5点満点ですからかなりのハイレベル。「東京レストランガイド」の点数と基準が違うでしょうが、これは高得点であります。ただし、直近の評価を見てみると、レビュー数が10件前後の人が5点満点、200件くらいの中堅レビュアーになりますと3点をつけている人も珍しくなく、一般投稿者参加型のわかりやすい傾向が見られます。シンパが高得点つけている可能性です。
知名度ない店の出店に興味を持って調べてのこのブログアップ。結果的にはハル ヤマシタ氏の宣伝に一役買ってしまったかもしれません。
神戸もこの東京店もコース制で5000円台と手ごろな値段。ジャンルは無国籍料理だそうですが、この2部制、手ごろな価格の無国籍料理が六本木を訪れる客に受け入れられるかどうか。
オープンが楽しみであります。

2007年03月05日

まったく盛り上がっていない、東京ミッドタウン

先日、読者の方から「東京ミッドタウン」のレストランの予約をしたかとの問い合わせをいただきました。私はすっかり3月末がオープンということを忘れておりました。勿論、予約を入れるどころかどんな店が入るのかも知りませんでした。「ダノイ」と「ヒラマツ」の出店を除いて。
皆さん、もうオープン1ヶ月を切ったというのに、この盛り上がりの無さは不思議だと思いませんか。
六本木ヒルズや表参道ヒルズの時は、オープン前の雑誌の露出は大変なものでした。店宣伝雑誌で有名な「東京カレンダー」では、表参道ヒルズの特集までやっていましたが、最新の東カレを見ても東京ミッドタウンの案内が見当たりません。
アクセスパブリッシングは、森ビルと違って三井不動産系には距離を置いているのでしょうか。しかし、交詢ビルの時はかなりのページを割いていたと記憶しております。推測するに、今月発売のもので、大々的に宣伝してくるのではないでしょうか。

そこで一足先に、ざっと出店されるレストラン&バーを見て、友里的な視点でいくつか取り上げて見たいと思います。
ざっと数えたところ28店舗が出店するようです。その中で突っ込みを入れたくなる店として

江戸切庵
ついに蕎麦店まで手を伸ばしてきたか「グラナダ」。元はピッツァのチェーン店運営ですが、メーカー勤務だった大学教授の古川修さんも究めることができると自慢しているくらいですから、蕎麦の奥は浅いという証左でしょう。多店舗展開の会社が進出するくらいですから。

可不可
変な店名ですが、「宮下」グループの和食です。有名な?アートディレクターやインテリアデザイナーも迎えて「新しい和の形」を提案するそうですが、肝心の料理人に力を入れないのでは、本末転倒であります。

ダノイ
西麻布の本店も、「アッキアーノ」、「トルナヴェント」、「エスペリア」など新興に押されて埋没気味のはず。こんな家賃の高いところへ出店する資金と人材の余裕があるのでしょうか。

てんぷら山の上 六本木
「楽亭」、「近藤」、「深町」など実力店、過大評価店を輩出してきた江戸前天麩羅の老舗。六本木へ稼ぎに出てきたようです。家賃が高いからCPはどうなるでしょうか。

ハル ヤマシタ 東京
料理界で異端児シェフの名をもつ神戸出身の山下春幸氏の東京初進出店とのこと。しかし、異端児と言われても、このシェフの名、まったく聞いた事がありません。ネットで検索して彼のブログを見つけました。
http://blog.livedoor.jp/nadabanoffice/
ジャンルが良くわからない、「山下料理」のようですが、大胆にももう予約を受け付けております。更に驚いたのは、強気の2回転営業。14皿のコース1本で、前半は17:00〜20:30、後半は21:00〜24:00までの完全入れ替え制。多皿なので2時間はかかるそうですから、入店は18時が限界でしょうか。
しかし、京都の和食では18時くらいから客が入っていますが、東京で18時入店を強制して客に受け入れられるかどうか。「さわ田」も入れ替え制をそのまま持ち込んで銀座で当初は苦労したはず。六本木でこの営業スタイルは難しいと考えます。
関西在住の方で、このシェフの評判などをご存知でしたらお教えください。まったく知らなかった、という情報でもかまいません。

ボタニカ
ひらまつグループのお店。コンラン卿が提案するモダンヨーロピアン料理とのことですが、これまた私はまったくわかりません。

ボデガ サンタリア
あの麻布十番の「バル レストラン ミヤカワ」の新業態だそうです。三井不動産の関係者に出店を口説かれたと推測しますが、「交詢ビル」で苦戦している小規模な店を反面教師にしていないのか。場所が本店と近いだけに難しいと考えます。だいたいあの規模で、厨房スタッフやホールスタッフをどう手当てするのか、不思議です。

出店リストをざっと見て、事業主側(ビル)がどうしても招致したかったというような目玉の店、有名な店、出店だけで話題になる店、がないのがこの東京ミッドタウンの特徴でしょうか。
あの多店舗展開の「サルバトーレ」も見当たりません。最近知ったのですが、この店の運営会社であるワイズテーブルの大株主が森ビル。HPでは一番先に書かれているので筆頭株主でしょうか。愛宕、六本木、表参道のヒルズに出店している訳がわかりました。大株主の手前、ライバルである東京ミッドタウンへの出店は控えたのかもしれません
注目されていないとはいえそこは新しい観光スポットです。観光客やミーハー客は浮気性ですから、六本木ヒルズの店はこれから厳しくなると考えます。

2007年03月03日

「店評価ブログ」、更新しました

このブログで「店訪問」として書き込むときは、批評や評価を全面に出さず、「訪問記」のような形で感想を述べるようにしております。
あまりマスコミに露出していない、または一見客があまり行かない店などを取り上げる場合の配慮であります。昨日の「川喜」も、たまに週刊誌や雑誌に載りますがそれほど一般読者に知られている店ではないので、そのようなタッチで書かせていただきました。いつもの「斬れ」が見られないとのご意見をいただきましたので、ここに弁解させていただきます。
さて、「店評価ブログ」に、中目黒の狭いビストロ「ミカミ」と西麻布の焼鳥の繁盛店「鳥よし」を追加しました。ビストロ好きの友里ですが、狭さなどデメリットをカバーするほどのCP良い料理に巡り合わなかったミカミ。混んでいて開店直ぐか閉店間際でないとなかなか入れない鳥よし。
お暇なときにそちらのブログにも立ち寄ってください。

2007年03月02日

越前三国港 川喜

先日、三国港近くの「川喜」(本当は『喜』ではなく『七』が3つ)へ行ってきました。
金沢の友人のところへ仕事の相談に行った際、うまい蟹を食べに行こうということになり、知人や和食のご主人から一度は言ってみろ、と言われたこの店を思いついたのです。確か昨年、山本益博氏も週刊誌で絶賛していた越前蟹の有名店。
せっかく行くので、芦原温泉に泊まることも想定して昼に蟹を食べようということになり、店の予約は私がすることになりました。
電話でのやり取りから、コースしかないこの店の料金は、蟹の競り値で一定していていないことがわかりました。平均的な金額を聞いたところ、二人で蟹1杯で5万円前後、2杯にしたらなんと8万円くらいになるとのこと。予想以上に高いではありませんか。以前、丹後半島の「とと屋」で間人蟹を食べたときは、宿泊がついて一人4万円超でした。そして蟹は一人1杯半はありました。即答で二人で1杯に決定したのは言うまでもありません。
芦原温泉駅からタクシーで15分、3千円を超えました。足代もばかになりません。
民家風の建屋ですべて個室対応。主人と女将の二人しかいなようで、人件費はかかっていないようです。
メカブなどの前菜、鰈の肝のお通し、甘エビの造り、鰈の煮物、ハタハタの焼き物のあと、出てきた蟹はかなりの大きさです。1杯にしてホントに良かったと思いました。
出汁を逃がさないようにしゃぶりつく食べ方をこの店特有で「しがむ」というそうです。確かにいい味しているというか、かなり濃いお味。
これが越前蟹の本当の味だと言われればそれまでですが、間人や京都で食べた松葉蟹よりかなりシツコク感じたのです。何杯か茹でたあとの出汁でこの蟹を茹でたように感じてしまうくらいです。
雑炊までなんとかたどり着きましたが、これは大変な量であります。一人1杯頼んでいたらかなり食べ残すことになったでしょう。
私はこの日以降、今シーズンずわい蟹を食べたいとは思わなくなりました。それほど良くも悪くも印象的な味わい。話のタネにはいいですが、この店だけのために訪問するには料理も足代もあまりに高額です。タクシーの人も、福井で1番と言っていましたから間違いないのでしょうが、私的には再訪はありません。
というか、その後蟹を食べたくなくなってしまいましたから、代償は大きかった今回の店訪問でありました。
同じ高額食材ならば、「フグ」の方がしょっちゅう食べられると考えます。